みんなで調べたり考えたりすれば、答えが見つかるんじゃない?トイレの悩みをかかえる…すべての人を助ける物語。
がやがや、ざわざわー本から絶え間なく聞こえる声のおかげで、すっかり本嫌いの高校生・恍一。そんな彼はある日、母の遣いで亡くなった父の実家を訪れる。そこで初めて出会ったのは、なんと同い年だという義弟の龍一!!そして、近寄りたくもない膨大な書庫を管理する、美貌の青年・仰倉だった。驚きの連続の恍一は、さらに「これはあなたのものです」と一冊の本を渡されて…!?本の干渉をまったく受けない、無愛想で男前な義弟・龍一と本に巣喰い、ヒトを虜にする能力を持つ、悪魔・仰倉。本に選ばれ、二人の男に邂逅した瞬間、新たな運命が動き出すー究極のラブ・デスティニー!!
「ぼくらの危機」登場!あの「ぼくらの真実」が加筆で待望の新書に進化。半島危機、トランプ現象…世界は喘ぎ、ぼくらは潜在力を爆発させる。
交通事故から目覚めたアンディは、自分がゾンビになっていることに気づく。妻、娘と離れ、そのまま両親と同居することになったアンディは、他のゾンビたちと出会い、仲間になり、ゾンビになった自分を受け入れはじめる。なんとか人間たちとも共存しようとするが…。全編ゾンビ主観で綴られる、“脳のあるリビング・デッド”たちの「人生」と戦い、そして恋。現在世界同時多発中の「人間性を持つゾンビ」小説の究極型、待望の邦訳。
ぼくのきしゃが、ちゅうおうえきにはいりまあす、シュッシュッポッポー!おきゃくさんは、カモさん、ひつじさん、おさるさん、くまさんです。さいごのおきゃくさんがおり、きしゃがほっとしていると…おや、まだだれかのっています。
うみはふかくてぼくってちっちゃい。やまはけわしくてぼくってちっちゃい。ちっちゃなペンギンの子がおおきなおおきなせかいでまいごになります。やがてぼくってたいせつなんだときがつくものがたりです。
ぼくのおじいちゃんは、目が見えないんだ。でも、おじいちゃんなりのやり方でものを見ている。ぼくも目をとじて、おじいちゃんのやり方でやってみる。すると、もの音や、におい、ぼくのゆびさきが、たくさんのことをおしえてくれるよ。小学一年生以上。
ぼくのなまえはようた。ぼくのかぞくは、おとうさん、おかあさん、おにいちゃんにいもうとの5人。かぞくのなかでえくぼがあるのは、ちょっとうれしいぼくだけのこと。いつもかにさされるのは、ちょっとこまったぼくだけのこと。なかよし7人ぐみで、さかだちあるきができるのは、すごくとくいなぼくだけのこと。世界中に「ぼく」という人間はただひとり。これってすごい。さがしてみるとおもしろい。きょうもみつけるぼくだけのこと。小学校低学年から。
こんなにおもしろい青春を送ったやつがいただろうか。「役者になりたい!」-自衛隊での苛酷な訓練生活、限界をためすため自らに課したマラソンやサバイバル、売れない修行時代ー泣いたり、笑ったり、怒ったり、その夢だけを追いかけて、一直線に突っ走る。読むと元気がわいてくる、俳優・今井雅之の破天荒な青春記。
安永の妹と、純子の弟がいる中学校に、「修学旅行をやめないと自殺する」という脅迫電話がかかってきた。犯人探しのためにクラスの意見を聞くと、「面倒くさいから修学旅行に行きたくない」という生徒が3分の1ほどもいるという。驚いたぼくらは、なんとかしたいと思うが…。
夏休み、イタリアのフィレンツェに料理修行に行った日比野は、ルチアという美少女と友だちになった。腕に紋章の痣がある彼女は、魔女になる資格をもつという。闇の組織『黒い雌鶏』から狙われるルチアを、日比野は守りきることができるのかー
身のまわりの空気、花、石、製品、体に至るまで、世界はすべて化学物質からできています。私たちは、この化学物質の「法則と定理」を利用しながら生きています。つまり、「化学」を知ることは私たちの日常をよりよくすることにつながるのです!
絵画とは何か。描くとはどのような行為なのか。アトリエで、記憶の中から、人や物との出会いの瞬間ー創造への道は開かれる。日常の中で問い続けた独自の思索を集成する、横尾忠則的現代美術への旅。