通算12枚目となるアルバム。ジャズを基調にしていた初期と比較すると、遥か彼方の地平に行き着いた田島。数年前からニューオーリンズや沖縄民謡の要素も積極的に取り入れていた彼だが、ここではすべてが彼流に咀嚼された唯我独尊のサウンドとなっている。
ギタリストのカリスマのリーダー・バンド作。鬼気迫るような泣きのプレイで圧倒する彼だが、今回は不変的ロックの力作といった感じで、そのあたりに良くも悪くも年相応的ムードが漂う。ただ、熟年層にも対応し得る手堅い内容であることは確か。
イタリアン・シンフォニック・メタルのシークレット・スフィアが97年にリリースした1枚目の再発だが、デビュー前に話題となったデモ・アルバム5曲を追加収録している。デビュー作とは思えない壮大な仕上がりだったが、デモ版がまたパワーがあって聴き応え十分!
スラッシュ界では老舗のレーベルとしても名高いロードランナーの日本支部からのリリースとなった本作。いわゆるグラインド・コアやデス・スラッシュという言葉だけでは括りきれない幅広さを内包した彼ら。歌メロにオリエンタルな色を感じる面もポイントだ。
ヨーロッパ出身のキーボードとギターに、アメリカHMシーンの歴戦の強者が加わって出来上がった、正統派HMの大型新人バンド。仕掛人はあのマイク・ヴァーニー。縦横無尽のキーボードを始めとするメンバーの高い技量とネオ・クラシック的な様式美が絶品。
ボーイズ・ラブ・ノベル『まほデミー(ハート)週番日誌』のドラマ・アルバム3巻目。前巻より子安武人演じる人気キャラクター「カイル」も加わり、読者&リスナーの注目度も上昇中。
別名義を含むスタジオ・アルバム13枚とDVD3枚を収めた25周年記念BOX。物議を醸した80年のデビュー作からオリジナル・メンバーによる21年ぶりの新曲までが、音と映像で確認できる。