本書では免疫学の歴史をたどりながら免疫というシステムの魅力、不思議さを解説しました。
毎日、健康で過ごせるのは、免疫細胞が病気の原因となる菌やウイルスを撃退しているから。世の中のあらゆる外敵を見分けて幾重にも張り巡らした防衛戦で撃退する免疫システムを知れば知るほど身体の不思議な働きに驚きます。最新の免疫学の成果をもとに、免疫システムの精緻な仕組みを図解します。
徳川安泰の基礎を固めた家光の陰には、機知に富んだひとりの老中がいた。松平伊豆守信綱、通称「知恵伊豆」は、徳川家に持ち込まれた無理難題を次々に解決する。島原の乱の鎮圧を始め、由井正雪謀叛を未然に防ぎ、川越藩主として野火止用水を完成させるなど、機知と行動力をいかんなく発揮した男の「逆転の発想」。
HIV感染告知、両親の離婚、国との闘い、死がすぐそこにあった20年…。最後に見つけたものは勇気と希望。
日本の大型貨物船がマラッカ海峡で海賊に襲撃され、船長や機関士たちが投げ出された。海賊の一員・今井もまた投げ出され、1隻の救命ボートで彼らの漂流が始まった……。極限状態でのサバイバルを阿部寛主演で描く。
感染症対策は単に医療の現場に任せればよいとの「他人任せ」な認識が、現在の深刻な状況を招いた。本書は、発展途上国を中心に、HIV/AIDSに苦しむ国々の状況と対策を紹介し、多くの読者にその問題点を指し示している。
知識が必ずしも予防行動につながらない現実の中で若年世代を中心に急増・蔓延するSTD。性感染症は防げる?防げない!?これからの性教育への問題提起。
義足の理容師、車椅子のポイントゲッター、12歳のHIV感染、故郷の土を踏む日を夢見て、15人で分けたひとつのハンバーガーー他、国際支援の現場で出会った13の物語。
社会の中の科学技術ー科学者と社会の仲立ちをしてくれる科学コミュニケーターや高度科学技術社会に生きる私たちが真剣に受け止めなければならないメッセージとは。