感染症はどんなとき大流行するか?病院内でも繁殖してしまう細菌とは?人工衛星からの画像で感染症は予測できるのか?このほかいろいろな疑問に答える博物図鑑。古代エジプト人の病気から21世紀の病理学研究まで、目を見張るような微生物の3次元模型や、電子顕微鏡のすばらしい映像で、微細でドラマティックな細菌の世界を信じがたいほど精緻に解明します。
分子模型には、分子のおおまかな形を示すためと、分子の中の原子のつながりを示すためなどと、目的に応じたつくり方があります。この本は折り紙でつくる分子模型の本です。
バイオエシックス(生命倫理学)は、今日の医療をめぐる問題に積極的に取り組んでいる。本書は、医学・看護学などの医療系の大学等での教科書として、丹念に論じながらもけっして学術論文を志向することなく、教科書としての丁寧さ、平明さによってまとめられている。
本書は、厚生科学研究「エイズ拠点病院の機能評価に関する研究」の一環として行われた13人の模擬患者による調査報告書から、全国の多くの病院に共通すると思われる報告を抜粋し、さらに読みやすいよう編集整理したものである。
日本で初めて「医事法」講座を開設した中谷教授プロデュースの平成7年の「医事法特別講座」を、笑いと涙、感動まで、紙上に再現。
ネイチャー・ジャパンのウェブ・サイトの人気ページ「バイオニュース」の中から、とっておきのおもしろい最先端科学コラムを精選。
本書では、核と遺伝子技術の危険性と問題点をあらためて分析し、この法的統制のあり方がどのようなものであるべきかについて論じる。
血友病患者にエイズ禍を招いた未曾有の薬害事件。その責任を問う裁判の判決が言い渡され、安部英医師に無罪が宣告された。この「無罪」判決を受け、本書は専門家の責任を徹底考察する。
本書はアメリカの3大ネットワークの一つである、ABC放送からのテレビニュース番組を録画し、それを文字化した上で、テキスト用に編集したものである。
人類は今、失敗の許されないチャレンジに向かって歩き始めている。環境問題の主要なテーマについて現状を解説し、具体的な解決策を提示。
本書の主題は、人口のダイナミクスに関する決定論的で連続時間の数理モデルを解説することである。前半ではおもに一般人口集団の再生産モデルを扱い、後半では伝染病流行モデルをとり上げる。