輸入血液製剤でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染、エイズを発症した石田吉明さん。彼のたたかいを中心に、エイズをめぐる日本の差別状況を問う注目の書。
生きものは「謎」のかたまりです。利き手と脳にはどうして深い関わりがあるのか。かかりにくい病気とかかりやすい病気があるのはなぜか。本書は、生命体・人体の不思議な現象や、さまざまな特徴的な行動の本質に、コミュニケーションの謎、脳の謎、免疫の謎などの「なぞ解き」をとおして迫ります。
本書は、いわゆる「血のスキャンダル」の現場から捉えた訴訟記録である。何千人という血友病患者や輸血を受けた人々が、何故、有害とわかっている血液製剤からエイズに感染したのか?本書の目的は、この問題を明らかにする点にある。
アメリカ・フィラデルフィアでエイズ医療にかかわった著者が、患者自身の本心、患者の家族、医師、看護婦などの本音・実態を明らかにする。
ロック・ハドソンの死、マジック・ジョンソンの引退。アフリカの人口減少。新たな差別。それをどう考え、どう行動するか。付録「エイズ・性科学関連英和小辞典」
エイズ発症の少年を里子に迎え、共に生き、共に闘う「ブリケッラ共同農園」の人達の感動の記録。
大切なことは単に生きることではなく、よく生きること-エイズに出会い新しい人生を歩き始めた27人の肖像 気鋭の写真家による世界で初めての意欲的試み。
「私と一緒にエイズで死んでください」法廷に悲痛な叫びがこだまする。1800人もの罪なき人々がなぜエイズに感染しなければならなかったのか。国と製薬会社の責任を問う「東京HIV訴訟」を追い医の倫理に鋭く迫る。
本書は、実際にエイズに感染した人と彼らの身近な人たちなど、この病気に取り組んできた多くの人々を見つめた、感動的な励ましに満ちたフォト・エッセイ集です。
エイズとはいかなる病気なのか。どうしたら予防できるのか。誤解と偏見と恐怖のなかで激増が予想される現代の死病に、われわれはどう取り組んでゆくのかー。最新の情報にもとづき、エイズに関するあらゆる疑問に分りやすく答える。