告知、恋愛、家族、出産…「死の病」ではなくなったのに、増え続ける日本人HIV感染者の性愛と家族の現実。極限の恋愛が織りなす性と死と希望の物語。著者初の国内ルポルタージュ。
「HIVはエイズの原因ではない。米国政府と製薬企業が陰謀をはかっている」。HIV/エイズ否認主義者の奇妙な主張が、アフリカ諸国のエイズ禍を引きおこした。疑似科学と陰謀説の実態を明らかにし、否認主義に陥る心理を分析する。
政治的にも社会的にも自然環境的にも過酷な国で、女性に生まれることは、決して幸福とは言い難いのに、それでもたくましく、体を張って生きて、恋し、子供を産み、戦っている女たち。元女性北京特派員が凝視・直視・驚嘆・取材した「中国女」の全て。
15世紀末、コロンブスのアメリカ大陸発見と同時に、梅毒は怒涛となって地球上を駆け巡った。20世紀末のいま、新しい性病エイズの巨大な津波は、再びアメリカから全世界を侵しつつある。エイズ・クライシスにいかに対処すべきか?
今や地球規模で猛威をふるいつつあるエイズ。これを防ぐ有効な手だては、私たち一人ひとりがエイズについての〈総合的な正しい知識〉を持つことである。“感染爆発前夜”といわれる今日、三人の専門家が多角的に解き明かすエイズの実像と対応策。