今世紀末には、感染者が世界で3000万人にも達するという“現代の黒死病”エイズ(AIDS)。われわれのすぐ目の前に迫ってきたエイズは、果たして恐怖の病なのか。発見の歴史、メカニズムをもとに、「どうしたら感染しないか」「もし感染したときはどうするか」までを詳しくアドバイス。
今や地球規模で猛威をふるいつつあるエイズ。これを防ぐ有効な手だては、私たち一人ひとりがエイズについての〈総合的な正しい知識〉を持つことである。“感染爆発前夜”といわれる今日、三人の専門家が多角的に解き明かすエイズの実像と対応策。
猫にもエイズが発見された!一九八七年に発表されたニュースが世界を驚かせた。人間からうつったのか、人にもうつるのか…様々な憶測が飛び交うこととなったが、その後の研究で、猫のエイズウイルスこそ、人には感染しないものの、すべての動物エイズウイルスの原型に近いものであることがわかった。さらに猫のウイルス研究を通じて、生物とウイルスの奇妙な共存関係やかけひきが解明され、人と動物の関係、人の住環境、環境破壊などについて深く考える機会となった。本書では、猫とそのウイルスを長年研究してきた著者が、猫好きの立場から、最新の研究成果、予防、治療方法等をていねいに解説し、この病気と正しく向き合うためのすべを教えてくれる。
劇症エイズとは、発見できないサイレントエイズ、母子感染はなぜ起こる、セックス感染の実態は、ナゾに包まれるメカニズム、完全治療薬はいつ?etc.エイズに関する最新情報を満載。
輸入血液製剤でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染、エイズを発症した石田吉明さん。彼のたたかいを中心に、エイズをめぐる日本の差別状況を問う注目の書。
エイズが一般生活を破壊し始めたとき時代は『エイズ時代』に突入する。エイズ被害が社会、経済、文化に及び始めたアメリカから日本への最新の警告。
世界中の多くの研究者によって、ガンやエイズの解明が急がれ、少しずつそのメカニズムが明らかになりつつあります。しかし現在、いまだ確かな治療法・治療薬は見つかっていません。ここに、その撲滅を願って、ガンとエイズ攻撃作戦を考えてみました。人類を病魔の鎖から解き放つ一つのヒントになればと思います。
政治的にも社会的にも自然環境的にも過酷な国で、女性に生まれることは、決して幸福とは言い難いのに、それでもたくましく、体を張って生きて、恋し、子供を産み、戦っている女たち。元女性北京特派員が凝視・直視・驚嘆・取材した「中国女」の全て。
エイズの研究と治療はいま大転換の時期にある。「不治の病」だったエイズに完全治癒の燭光が見えはじめた。何が転機となったのか。その研究成果と治療の最前線を紹介する。
告知、恋愛、家族、出産…「死の病」ではなくなったのに、増え続ける日本人HIV感染者の性愛と家族の現実。極限の恋愛が織りなす性と死と希望の物語。著者初の国内ルポルタージュ。