わかりやすく、実際的なエイズの知識。エイズ教育の重要性は広く認識されています。しかし、そのためには、セックスやコンドームをはじめとする、人によりとらえ方の異なる、説明しにくい問題にふれなくてはなりません。著者は、保健所でのエイズ相談や思春期相談、またHIV感染者の主治医としての経験から、若者に何をどう伝えればよいかについて具体的に示しています。
Q&Aでエイズのすべてがわかる。正しく予防、最新情報満載。
エイズやガンはどのようにからだの防衛システムを狂わせたり欺いたりして、私たちに攻撃をしかけているのでしょうか。また、そのような攻撃に対し、私たちはどんな策を講じればよいのでしょうか。本書は、この二つの難病と免疫の働きとの関係を中心に、からだの防衛システムのしくみと、何らかの原因でそのシステムが異常に働いたり失われたりしたときに起こる病気(膠原病やアレルギーなど)とその対策について、わかりやすく述べたものです。
今、目をそむけ“見えないふり”をするのではなく、まっすぐに「エイズ」に向かっていかなければならない。“女性”である、ということは「エイズ」とどうかかわっていくことになるのか。本書は、女性だからこそ、考えなければならない様々な問題を取り上げたエイズ白書である。
この書は特に、エイズの“前線”で働く精神保健の専門家とエイズカウンセラーを対象に書かれた最初の本である。この書は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、エイズ・ヘルス・プロジェクト(AHP)のスタッフの経験をもとに、HIV感染の危険をもつ人々が直面する心理・社会的挑戦を包括的にとらえ説明している。
エイズはどのようにして引き起こされるのか、そして治療は?免疫学、ウイルス学の最先端の研究成果から、検査・治療に至る臨床現場までを徹底解説。
AIDS情報最前線!ウイルスが侵入するとヘルパーTリンパ球が破壊され、無防備人間になる。感染者にはインターフェロンの投与が有効!潜伏期間は数か月から数年まで!4年前に警鐘を鳴らした水嶋博士が対応策のないAIDSの予防法に疑問を投げて鋭く指摘する防衛作戦!
米国の小児エイズ患者の80パーセントは母子感染によるという。また、妊婦そのものによって母体のエイズ発症率は3倍高まるといわれている。何の罪のない子供までが、自分達が苦しむばかりでなく、次の世代への感染源になることは、何とも痛ましいばかりでなく、人類の将来にとって大問題である。本ガイドラインは、日本における新たなHIV感染経路を絶つために必要と思われる知識と臨床の場における実際を関係者一同の全力を結集して医療関係者向けにまとめたものである。
1978年からアメリカの六大都市で、B型肝炎ワクチンの実験が開始され、これに志願したマンハッタンの健康な白人ゲイたちは、10年を待たずしてエイズでこの世を去った。実験を指揮したコロンビア大学の疫学教授は、ポーランドから亡命してきた不思議な経歴をもつ人物だった。エイズウイルスはアフリカミドリザルが起源なのか、それとも人工物なのか。研究者たちの生臭い実態と、「定説」が作られていく過程をつぶさに検証した話題の書。
今や地球規模で猛威をふるいつつあるエイズ。これを防ぐ有効な手だては、私たち一人ひとりがエイズについての〈総合的な正しい知識〉を持つことである。“感染爆発前夜”といわれる今日、三人の専門家が多角的に解き明かすエイズの実像と対応策。
劇症エイズとは、発見できないサイレントエイズ、母子感染はなぜ起こる、セックス感染の実態は、ナゾに包まれるメカニズム、完全治療薬はいつ?etc.エイズに関する最新情報を満載。
エイズが一般生活を破壊し始めたとき時代は『エイズ時代』に突入する。エイズ被害が社会、経済、文化に及び始めたアメリカから日本への最新の警告。