「帝国」は軍事によるだけでなく、「真理」によっても作られる。ドグマ人類学による「帝国」。
本書は史上初めて撃墜戦果250機を記緑したエース、ヴァルター・ノヴォトニーが所属した第54戦闘航空団をはじめとする、東部戦線のFw190戦闘機部隊エースたちの戦歴と、もうひとつの主役、戦闘爆撃機部隊の戦いを紹介。クルスク会戦とその後の激戦、そして「夏期大攻勢」と、ソ連軍の猛攻に追いつめられながらも、第三帝国最期の日まで戦ったFw190とパイロットたちを追う。
人気と実力を兼ね備えた競馬界随一の愛されホース、競馬場では見られないメイケイエールの素顔が満載!
「分け前なき者」の分け前をめぐる政治思想と、「感覚的なものの分割」をめぐる美学思想は、いかに形成され、いかに分けられないものとなったか。世界で最も注目される思想家が、みずからの思想を平易なことばで語るロング・インタビュー。
妻の肉体を次々と客人に提供するという衝撃的な小説三部作『歓待の掟』(1953-60年)で欲動の共同体を望見したクロソウスキーが、フランスにおける有力なニーチェの翻訳者・研究家の一人として68年5月直後のフランス思想界に投じた、驚嘆すべきニーチェ論。人格の同一性の下にざわめく言語以前の無数の欲動、すなわち強度の解放という本書の提示した光によって、ニーチェの悲劇的生と思想はまったくあらたな相貌を明らかにする。大小の断片を積み重ね、自在な引用をつむいでゆく、それ自体破天荒で啓示的な反ー論述は、21世紀の今も誇らしく異端的な地位を失っていない。優れた翻訳による、みずみずしく真に独創的なニーチェ論の蘇り。
うつ病から統合失調症まで、心のストレスを克服するために!音楽、絵画、演劇、人形劇、化粧…さまざまな表現方法で、精神を解放してゆく芸術療法。本書は、哲学・医学・心理学の系譜における「狂気の歴史」を踏まえたうえで、アートセラピーの実際を詳解。実用的でわかりやすい入門書の決定版。