ライブ、ダンス、演劇、ミュージカル…舞台芸術を誰もが楽しむことができるように、文化施設や舞台をつくる人々に何ができるのだろう。人々とアートの間の「障害」をなくし、つなぐ、新しい「サービス」の実際がわかる初めてのハンドブック。多様な人々が生きる社会のデザインに向けて。
音楽プロデューサーの塩原達也はバツイチ独身の五十歳。良き友人となった前妻と、セックスを愉しむ愛人がいたが、「母親の行方を探している」という二十九歳の奈緒と出会い、急速に惹かれる。関係を迫る塩原に対し、彼女の望む性愛の形は変わったものだったが、徐々に甘美な毒にとらわれ、禁断の世界へとー。
裕福な家に嫁いだ千代と、女中頭の初衣。「家」から、そして「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く。
日本が生んだかけがえのない武道である「空手道」。基本、型、組手の練習を繰り返し、修練を積むことで技術を習得し、心身を高めることができる。本書では、伝統ある空手道の正しい技を、豊富な写真と動画で詳しくわかりやすく解説。なにより大切な「基本」をしっかり身につけ、空手道の神髄を体感してほしい。
交渉は日常だ。あるいは、日常は交渉だと言うべきかもしれない。そのような日常に、私たちは翻弄されている。著者は、交渉スキルのことを「ネゴ・スキル」(ネゴシエーション・スキル)と呼ぶ。ネゴ・スキルを知れば、自分を守ることができる。そして、攻めることも。そのとき、あなたは進化し変身する。本書に盛り込まれた17のネゴ・スキルを使いこなせば、どんな相手、どんな状況にも怖れることはない。
医術の才に恵まれた兄の律秀と物の怪の姿が見える弟の呂秀は、庶民の病を診て薬を方じ、祈祷で禍を退けながら暮らしている。村に流れる物騒な噂を聞き調べる中で、呂秀は「新しい主」を求める一匹の鬼と出会いー。室町時代の自然豊かな播磨国を舞台に、陰陽師の兄弟が様々な怪異に迫る。珠玉の連作短編集。
バスていくん、どこにいくの?おなじところに立っていることにあきあきしてしまったバスていくん。よそへ行ってみることにしました。
「芸術はとにかく実行なのです」西欧文学に通暁し幅広いテーマの名作を書き続けた著者が実践的な小説作法の要諦を論じ尽くした名著。
現代における芸術の役割と意味。美術作家、創造者となるには何が必要か!若い学生たちに人気の美術批評家が「現在」美術をどう生きるか?を問いかける。