本書は、現在のグローバル経済によって“一次産品”の生産が危機に陥っており、途上国の生産者が極度の貧困に追い込まれている実態を、7年間にわたる現地調査・取材をもとに初めて徹底暴露し、ヨーロッパで大論争を巻き起こしている衝撃の書です。コーヒー・ココアなどの品目ごとに、世界銀行・IMFが推進する経済自由化・構造調整の影響、あくどい多国籍企業の手口、国際投機ファンドによる相場変動の助長、原産国の政府・関係機関の腐敗・汚職など、グローバル経済の裏側で“一次産品”をめぐって何が起こっているか、そして苦悩する生産者の姿が生々しく描かれています。
すべての現実から顔をそむけ、自分を責め続けて膝を抱えているのは、ある意味いちばん楽なことだ。でも、人は、生きている限り永遠に立ち止まっているわけにはいかないー。勝利が逃げるようにオーストラリアに来て、半年がたった。秀人の仕事の手伝いにも生活にも慣れてきたが、かれんから送られてくる手紙を読むことは、まだできないでいた。そんな勝利のもとに、かれんの弟、丈からの手紙が届く。
自分がかれんの兄であることを明かし、勝利への複雑な感情を吐露する『風見鶏』をマスター。勝利への苛立ちと想いをぶちまける星野りつ子と、優しかった家庭教師を心配する妹・若菜を気づかいながら、後輩を思いやる原田先輩。かれんと勝利を取りまく人々の想いが行き場をなくし、絡まりあい渦巻く…。そして、彼が戻ってくる。勝利とかれんの運命が大きく動く!!
コーヒー豆と和食器の「小蔵屋」店主・お草さんがふと思いたった、心躍る計画。やがて過去の事件の記憶を揺さぶってーヒットシリーズ第6弾。
殺された知人、生前の約束と怪しげな現金、最凶の男。お草は事件の全貌も分からぬまま少年と…逃避行を続けるふたりはどこへ?シリーズ第10弾。
5歳年上のいとこ、かれんと恋におちた大学生・勝利。そうとは知らず、勝利に思いをよせる星野りつ子。追いつめられた勝利は、ついに星野に「秘密の恋」をうち明ける。単身赴任していた勝利の父親も帰京し再婚、勝利の妹も誕生して、かれんとその弟の丈そして勝利の3人だけの生活が変わろうとしているー。番外編、丈の恋物語も収録する好評シリーズ第5弾。
珈琲店“タレーラン”のバリスタ兼店長である切間美星と、恋人として正式にお付き合いを始めたアオヤマ。そんな折、二人は京都で開催されるコーヒーの飲み比べイベントに出店することとなった。かつて関西バリスタ大会で競った“イシ・コーヒー”なども参加しており、懐かしい顔ぶれとも再会するなか、初日から何者かによる妨害事件が発生。翌日には“タレーラン”にも魔手が…。
ビジネスの夢、ロマンを決して夢物語に終わらせない。考え方、やり方次第で人間はここまで成功できる。選別の時代を生きるビジネスマンに元気と勇気を贈る渾身の一冊。
成功するための本質とは何か?その解答は、本書に登場する12人の起業家の生き様にある。
有名なジャズ・ナンバーを50曲ダイジェスト収録したコンピレーション。“ヴァーヴ”や“インパルス”などの名門レーベルの、オリジナル音源からのセレクションとなっている。自分の趣味に合う曲を見つけるためのカタログ的な1枚。
経済理論を駆使して、毎日の買い物、投資家心理、国家財政まで、実態経済を動かすしくみを根底から解き明かす!大学生、ビジネスパーソン、公務員、政治家まで、経済活動にたずさわるすべての人の必読書。
「おいしい」だけでなく、人にも環境にも「やさしい」コーヒーとは?いまや世界最大のコーヒー生産国、ブラジルに渡った日本人移民が直面したコーヒー生産の実態とは?コーヒービジネスの仕組みから日本のコーヒー事情まで、コーヒーを心から楽しみ「賢く快適に暮らす」ために必要な100の知恵を伝授します。
極東ドイツ農産物振興会、コーヒーメーカーのメリタを経て、下着メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長へとキャリア・アップを実現した、吉越式・CEO仕事術。売る物を選ばない「プロの仕事術」の身につけ方を徹底指南。
深いようで浅い、浅いようで深い14歳。若手コント作家による大爆笑必至の痛快エッセイ。
「アカシアの雨がやむとき」「コーヒー・ルンバ」など、ヒット曲を収録したベスト・アルバム。セクシーな歌声とジャズをはじめとした音楽要素をたくみに取り入れた昭和歌謡を楽しむことができる。
「売れにくい色」を製造中止にしない理由は?商品の色に「赤」と「青」が多いのはなぜ?ここ数年で紫のクルマが増えた理由は?色の秘密を解き明かす。
アレンジ珈琲、珈琲と相性の良いケーキ・サンドイッチなど、堀口珈琲研究所のノウハウをすべて公開。