実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのかー。美星の名推理が光る!
コーヒー陶と和食器の店「小蔵屋」の敷地に、山車蔵を移転する話が持ち上がった。祭りの音が響く真夏の紅雲町で、草は町全体に関わるある重大な事実に気づくー日常の奥に覗く闇にドキリとする、シリーズ第5弾。
20数年間、雨の日も風の日も行列の絶えない「伝説のカフェ」がある。小さな小さなその店の、成功の秘訣はどこにあるのだろう。本当の成功をもたらすのは、規模でも、テクニックでも、スキルでもない。あなたの成功としあわせは、ただ、あなたのハートにかかっている。本書を読んで、初めて仕事をした日の、あのワクワクする気持ちを思い出してほしいー。
いつも親切なスタバの店員さんは、どんなことを考えて目の前のお客様に接しているのか?日本カフェ市場を制覇する“グローバル・カフェ”の最強ブランドの秘密、一人勝ちの秘密がわかる本。
家計簿はつけない、割引券はもらわない、朝のニュースは見ない、行列に並ばない。借金返済から学んだお金に愛される法則。
京都の街にひっそりと佇む珈琲店“タレーラン”に、頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空が夏季休暇を利用してやってきた。外見も性格も正反対の美星と美空は、常連客のアオヤマとともに、タレーランに持ち込まれる“日常の謎”を解決していく。人に会いに来たと言っていた美空だったが、様子がおかしい、と美星が言い出して…。姉妹の幼い頃の秘密が、大事件を引き起こす。
豊かな旨味とすっきりとした後味で、多くの人を魅了する「中川ワニ珈琲」。個人焙煎人のパイオニアでもある中川ワニが、長年にわたってつちかったノウハウを凝縮して、手焙煎を詳細に解説します。手軽で画期的なハンド・ロースト&ドリップの手引き書。
都内某所にひっそりと佇む洋館。元は名画座だった古式ゆかしき喫茶店に集うのは、珈琲と映画、そしてなにより“謎”を愛する常連たちだ。密室状態の部屋で、まるで猛獣に襲われたような痕跡を残して死んでいた男の謎(「狼が殺した」)ほか、不可思議な事件の真相を、彼らが映画への深い造詣をもとに解き明かしてゆくー。数々の名画へのオマージュに満ちた連作ミステリー。文庫書下ろし&オリジナル。
化学・物理・数学・科学・生物・人体・心理・宇宙・科学史、知識ゼロからの理系アタマ超入門。
因数分解思考ってなあに?悩みを細かく分解して、どこをどうすれば解決するのかを具体的にする考え方のことだよ!兄・和也に痛いところを指摘された美咲が、パンダのレイレイと出会い自分で悩みを解決できるようになるまでの奇妙なお話ー。
進々堂。京都大学の裏に佇む老舗珈琲店に、世界一周の旅を終えた若き御手洗潔は、日々顔を出していた。彼の話を聞くため、予備校生のサトルは足繁く店に通うー。西域と京都を結ぶ幻の桜。戦禍の空に消えた殺意。チンザノ・コークハイに秘められた記憶。名探偵となる前夜、京大生時代の御手洗が語る悲哀と郷愁に満ちた四篇の物語。
どこで書くか、方言を使うか、世の中の場所は全部ローカルではないか…関西の名物編集者と作家が、怒濤の勢いで語り、綴る!大阪から、日本のローカルのあり方が見えてくる。書き下ろしエッセイ×一気読み必至の対談を収録!
「北」の消費者と「南」の生産者が、多国籍企業の牛耳るルートを通さずに、直接公正な条件で取引するフェア・トレード。「不平等」と「環境破壊」という現代世界最大の問題を解決する夢を担うこの運動の全体像を、現地からのリポートをまじえ、具体的かつわかりやすく紹介する。
カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュのマスターによる、店のこと、人、もの、音楽との出会いの話。
ウィーンの魅力のひとつはカフェハウス。ウィーンのコーヒー伝説、文学カフェ、歴史の舞台となったカフェ、銘菓が食べられるカフェから、カフェの利用法、愉しみかた、市内の名店ガイドまでを、豊富な美しい写真とともにつづる。