本書は、アインシュタイン、ケネディなど有名人のジョークも収録し、日本語だけ読んでもニタニタ笑えて癒され、そしてもちろん英語の読解力も養えます。この本は、使用頻度が高く、意味に広がりのある単語や熟語を使い、むずかしすぎる語句はできるだけ省き、読みやすいように工夫しました。
身体に異変を感じた葉月は、セカンドオピニオンを求めて藤枝クリニックを訪れた。魅力的な風貌によらず辛辣な藤枝に、強い反発を感じる葉月。勧めに従って入院したN大病院には、かつて葉月の家庭教師だった青木がいたが、彼からも昔の優しさは感じられない。青木、頼りない印象の主治医・木原、そして何かとうるさく干渉してくる藤枝。しかし、手術を終えても心が晴れない葉月を診てくれたのは…。
日本の幽霊は柳の下に「出」ますが、フランスでは、le revenantと言い、あの世から「戻って」きます。この違いは何でしょう?ことばの裏側に隠れた世界を想像しながら外国語を学べば、楽しさは倍増。小径を散歩しながらの話題は、語源、意味、用法をめぐって連想の赴くままに広がる語学エッセイ。
一次産品の価格はなぜ生産者に不利なのか。「キリマンジャロ」コーヒーの生産から日本の消費までの事例分析、南北問題論からフードシステム論に至る多様な理論の検討によって、貧困緩和やフェア・トレード等を視野に解明。
20数年間、雨の日も風の日も行列の絶えない「伝説のカフェ」がある。小さな小さなその店の、成功の秘訣はどこにあるのだろう。本当の成功をもたらすのは、規模でも、テクニックでも、スキルでもない。あなたの成功としあわせは、ただ、あなたのハートにかかっている。本書を読んで、初めて仕事をした日の、あのワクワクする気持ちを思い出してほしいー。
置き場所に合わせて選べる季節の寄せ植え44種。作り方から、育て方、管理までを丁寧に説明。育てやすい169品種の草花を季節・草丈別に紹介。
海外旅行で英会話以上に意外に戸惑うのが、看板や表示の読み方です。実は看板の短い文章には英語のあらゆる要素が詰まっています。看板は街角に立つ「英語の先生」なのです。苦手意識の強い方も、そこそこ自信のある方も、看板から改めて英語を学んでみませんか。ニューヨークを散歩するつもりで気楽に読んでみてください。豊富な写真で旅行気分を味わいながら、いつの間にか英語力が増しているはずです。
演劇ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を主宰する長塚圭史が、自ら綴り、好評を博すキネマ旬ムック「男優倶楽部」の対談連載が、待望の単行本化。連載時には収まらなかった話、撮り下ろし写真も盛りだくさん。
人は長年にわたって、さまざまな植物を生活の中で利用してきた。そうした中で、特定の植物を食べたり煎じて飲んだとき、いつもと異なる気分の変化を体験したことがあったはずである。このような植物は、生きるために食べるという目的から離れて次第に神聖化され、シャーマンや族長が執り行なう儀式の重要な道具として使用されることになり、文明の発達および生産性の向上とともに、日常生活の質の改善、社会体制の維持、あるいは単に気分転換を目的に利用されてきた。そして、世界レベルで最終的に残り、嗜好品として日常生活で使用されてきたものがコーヒーや茶などであり、それらの主成分であるカフェインとその類似化合物(コーヒー、茶、チョコレート)、ニコチン(タバコ)およびエタノール(酒)であった。本書では、最近の科学的知見に基づいて、これらの精神薬理作用について紹介し、その功罪を考える。
引っ越ししたことを星野りつ子に知られてしまった!誰も傷つけたくなくて、二人の関係を守りたくて、いろんなことを秘密にしてきた。そんなやり方が、破綻してきてるんじゃないか?落ち込む僕に、叔母が追い討ちをかけた。「かれんと付き合ってるって本当?」僕の頭は白っ白になり…。村山由佳の人気シリーズ、第8弾。
本書は、著者の長年のコンサルティング活動から導かれた都道府県ごとの気質や市場の特徴を、最新のヒット商品・人気ビジネスのデータをもとに、まとめたものである。
ファストフードに対してスローフードが提唱される現在、現代の食料システムの全体像(投入財、生産、加工、流通、消費)を明らかにする。多国籍アグリビジネスによる食料支配の拡大・深化を指摘するとともに、私たち自身の(食)生活スタイルや生き方をあらためて見直す材料を提供している。
1659年、商業の中心として繁栄するアムステルダム。相場師のミゲルは砂糖の取引で大損し、弟の家に居候する羽目に陥っていた。ある日、彼は裕福な未亡人から新しい商品、コーヒーを紹介される。流行の兆しのあるコーヒーは多くの効用があり、彼はそれで大儲けする計画を立てる。だが、次々と妨害が。熾烈な駆け引き、そして取引所での息詰まる決戦。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作『紙の迷宮』に続く歴史ミステリの傑作。
北海道大学数学科では一九九四年から道内の高校生を対象に公開講座を開いてきました。毎年たくさんの高校生が参加しています。講演記録の中から選んでまとめたのが本書です。