最高の音で楽しむために!
初の全国ツアーも大好評のうちに終了したうたいびと はねが放つ待望のセカンド・アルバム。シングル「なれずに」「果実」「陽射し」をはじめ、より骨太になった彼らを実感できる1枚だ。
60年代〜90年代に至るまでの各世代のあらゆる音楽要素を実にキュートにチョイスしたスパイラルのセカンド。メロディも言葉(メッセージと言って何の問題もないと思う)の選び方もサウンドの輪郭もより力強く鮮烈。いい意味での緻蜜さ、計算高さに脱帽。
西岡恭蔵と岡島善文が86年に発表した作品で、軽快なR&Rの(1)で軽く意表を突いて、和製トロピカル・ソングの名曲(2)へとなだれ込む。こうなると完全に二人のペース。あれもこれもいろんな世界が登場しているのに、筋がビシッと通っているからすごい。
自作詩朗読アルバムの第2弾。今作も、知久寿焼(たま)、真島昌利(ハイロウズ)、サヨコ(ZELDA)など、ジャンルを越えたミュージシャンたちが再結集。
タイトルにある要素が入ってるのはもちろんのこと、またそれに留まらずヒップホップ的なテイストやデジ・ポップ的なテイストもあり、音楽性の守備範囲は広い。タイアップ・ナンバーも3曲あり、今時の音といっていいだろうか。
ボンバヘッ! しばらくプロデュース活動に専念していたm.c.A・Tが、DA PUMP、押尾学のLIV、浜崎あゆみや甲斐よしひろら、最強のフレンズとともに凱旋帰還だ。代表曲(2)(4)のリメイクも含め、ヒップホップからソウル、ハードコアまで、何でもありのエンタメっぷりに脱帽。