全長約13cm、全長16カ所可動で展開するレジェンドライダーフィギュアシリーズ。
【対象年齢】 3歳以上【パッケージサイズ (幅×高さ×奥行)】 11×19.5×4
魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特別な才能を持つがゆえに周囲に疎まれるもの同士として友情を育んだ二人は、やがて地球と人類の行く末を左右する運命にあった。しかし未来を予知した暗殺者に狙われた二人は引き裂かれ、別々の道を歩むことに。そして成長した二人は、人類滅亡の危機を前にして、魔術師と科学者という対立する二つの秘密組織の一員として再会を果たす…。ネビュラ賞・ローカス賞・クロフォード賞受賞の傑作SFファンタジイ。
社会は絶えず変化しているにもかかわらず、日本のジェンダー格差は、世界的にみていまだ大きい。本書はその原因である「男女」についての思いこみ、すなわち「ジェンダー・ステレオタイプ」について、社会心理学の様々な領域からアプローチする。それはどのようにつくられ、人々の心の中でどのように働くのか。ジェンダー・ステレオタイプの変容に向けて、私たちに何ができるのかを考える。
わたしたちはなぜ「後ろめたい楽しみ」に惹かれてしまうのか。リアリティ番組はテレビの最大勢力のジャンルの一つとなっている。そこでは婚活から無人島でのサバイバル、片付けなどありとあらゆる日常の営みが題材となりつつある。人種、ジェンダー、階級、セクシュアリティなどの視点からリアリティ番組を精緻に読み解き、そこに隠された社会の力学を明らかにする気鋭による画期の書。
21世紀に入り、世界中の軍隊で、女性兵士は数を増し、その役割を拡大させつづけている。しかし、この現象を単純な男女平等の進展と解するべきではないこと、フェミニズムにとって女性兵士は難問として存在するのであり、さまざまな立場がありうることは言うまでもない。本書では、この20余年のあいだに起こったさまざまな変化をふまえつつ、女性兵士が果たすことを求められてきた役割とその効果に着目し、検証していく。本書を貫く主張の一つは、戦争・軍隊を批判的に解剖するにあたって、「ジェンダーから問う」という視角が不可欠である、ということである。男らしさや女らしさといった観念の操作は、軍事化を推し進め、戦争を首尾よく遂行する際の要である。一方で、軍隊も戦争も、女性たちに依拠することを必ず必要としており、彼女たちの経験から現象を見つめることは、その男性中心性を明らかにするうえで欠かすことのできない作業である。本書は、「ジェンダーから問う」ことが、戦争・軍隊を批判的に考察するうえでいかに重要なのか、この視点を有することで見えてくる風景を描くことにより示していく。
「仕事も家庭もあきらめないで、すべてを手に入れましょう」「欠点を受け容れ、粘り強く立ち直りましょう」「福祉に頼るのはだらしなさの証拠です」「あんなふうになりたくないでしょう?」-映画、雑誌、テレビにSNSと、至るところから絶え間なく響く呼びかけに駆り立てられ、あるいは抑えつけられる女性たちの生。苛烈な「自己責任」の時代を生きる女性たちに課された幾重もの抑圧をさまざまな文化事象の分析を通じて鋭く抉り出す。一九九〇年代以後のフェミニズム理論を牽引してきた著者の到達点にして、待望の初邦訳書。
1950年代以降の工業化社会の加速的な進展により、地球は地質学的な新時代である人新世に突入した。私たちの文明を支えるプラネタリーバウンダリーの境界内で、人類の繁栄は可能だろうか?50年前に『成長の限界』は地球の生態学的破壊と社会の崩壊の可能性ないしは蓋然性を警告した。本書では世界経済と地球システムとの関係を新たなシステムダイナミクスモデルに基づき分析し、最も大きな便益をもたらす筋道を究明する。本書は貧困、不平等、女性のエンパワメント、食料、エネルギーに関する5つの方向転換の必要性を訴え、ウェルビーイング経済、普遍的基礎配当、社会的緊張の緩和といったシステム的アプローチを提示する。これらの方向転換は人新世において新しい社会契約の基礎を形成する可能性さえあるだろう。本書が人類のために有益な指針となり、このたった一つの有限な惑星における文明の「21世紀的サバイバルガイド」となることを願っている。
「おかしさ」に気づき、声をあげるための基礎知識。「家」意識のルーツをたぐり、日本国憲法を道しるべに、これからのジェンダー平等社会の「あたりまえ」を探る。
日本に西洋音楽がもたらされ普及していくなかで、ほかの楽器に比べて一般の家庭に積極的に受け入れられていったピアノ。その習い手は、多くの場合には妻、そして娘であった。なぜほかの楽器ではなく、ピアノなのか。なぜその習い手は女性なのか。ピアノが普及していく黎明期の日本社会を丹念に追い、その背景に迫る渾身の書。
ジェンダー視点でみる新しい世界史。社会のなかでジェンダーはどのように作用してきたか。日本、アジア、イスラーム圏も比較。西洋文明の「近代」を相対化する!
ジェンダー視点でみる新しい世界史。歴史を形成してきた「ひと」とは何か。歴史にあらわれる男性性とLGBT「近代市民」モデルを問い直す!