「総力戦」が強調された戦時期における女性労務動員の展開は、グローバル経済下で競争力の維持を目指す現代日本の労働政策と相通ずる点があるのではないだろうか。赤松常子は敗戦直後に「日本女性の戦ひはこれからである」と残した。現代を生き抜くために今知っておきたい戦時期日本の働く女たちの姿がここにある。「第49回赤松賞」を受賞した著者が、戦時期の女性労務動員についての歴史的・実証的研究から、現代にも通じる女性労働者の稼得労働と妊娠、出産、育児に関する課題を照射する。
ピアノにジョン・ディ・マルティーノを迎えた人気シリーズ、ジェントル・バラッズ、待望の第6弾をアナログ化!
ピアノにジョン・ディ・マルティーノを迎えた人気シリーズ、ジェントル・バラッズ、待望の第6弾!
“ ソー・イン・ラブ“ 、“ セイ・イット“ 、“ ハッシャバイ“ 等ワン・ホーン・テナー・サックスによる感動のジャズ・バラードの極致!
人種資本主義(レイシャル・キャピタリズム)とは何か。かくも魅惑的な資本主義は、人種差別の上に構築されていたージェンダーとエコロジーの視座を取り入れながらブラック・マルクシズムを深化させ、現代の世界システムを分析する上で不可欠の概念「レイシャル・キャピタリズム」の輪郭を浮かび上がらせる、待望の書。
手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究。人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事の動員、戦後の手芸ブーム、伝統工芸における女性職人、刑務所での工芸品作りなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支えている、フェミナイズ(女性化)する言説を探る。
<VENUS MASTERPIECE LP COLLECTIONS - 7>
ヴィーナスレコード の傑作アルバム ・二ユー・カッテングによる180g重量盤、待望の再プレス。
さらに進化(深化)しているエリックのジェントル・バラッド・シリーズ第4弾!
エリックの深いエモーションのテナー・サックスがディープなブルー・フィーリングを湛えて、聴く者を魅了する感動作。
フリッツ・ヴンダーリヒ/ザ・レジェンド(2CD)
永遠の青年ヴンダーリヒのあまい歌声をお届けする2枚組
すでにProfilにある同名のタイトル『ヴンダーリヒ /ザ・レジェンド』(PH07024)を、曲数を大幅に増強して2枚組にして再構成しています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
アリア、オペラ&オペレッタからの場面、歌曲集
CD1
・マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
・プッチーニ:『蝶々夫人』より
・プッチーニ:『ボエーム』より
・モーツァルト:『ツァイーデ』より
CD2
・マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
・ヨハン・シュトラウス2世:『こうもり』より
・ミレッカー:『乞食学生』より
・カールマン:『サーカスの女王』より
・フレート・ライモント/ギュンター・シュヴェン:『青い仮面』より
・ニコ・ドスタル:『号外』〜カップルが踊るように
・ロベルト・シュトルツ:『シニョリーナ』〜美しきイタリアよ、さようなら
・シュトルツ:『チチパの王子』〜かつて春に幸福が私に笑いかけた
・レハール:『フリーデリケ』〜少女よ、わが少女よ
・レハール:『ロシアの皇太子』〜ヴォルガの歌
・レハール:『ジュディッタ』〜友よ、人生は生きるに値する
(ボーナストラック)
・レハール:『美しきかなこの世界』〜美しきかなこの世界
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
さまざまな演奏家
録音時期:1954-1956年
録音場所:シュトゥットガルト、ベルリン
録音方式:モノラル
Powered by HMV
現代文学と日本文学を素材に、現代社会に潜む肉体と欲望をめぐる問題をジェンダーの視点で鋭く切る。アンジェラ・カーター、マーガレット・アトウッド、倉橋由美子、笙野頼子など、現代女性作家研究に必携の書。
新しい「知」のあり方を求めて、フェミニズム理論の挑戦。
性別分業、女性の経済的依存、権力の格差…家族には男女間の不平等が折り重なっている。古代ギリシャ・ローマから現代に至るまで、公的領域における正義を追求した主流の政治理論・社会理論は、私的領域とみなされた家族のあり方をその射程に入れることはなかった。著者スーザン・モラー・オーキン(一九四六ー二〇〇四)は、本書でこれらの理論を根底から問い、正義に適った家族を実現する道を切り拓いた。フェミニズムがつねに立ち返るべき現代の古典。
世界各地で健康格差の是正に尽力した専門家たちがアフターコロナの国際保健を解説!
●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は国家間・国内の健康格差を地球規模で広げたことをふまえ、世界各地で健康・福祉の改善に尽力してきた現場主義の専門家たちが、これまでの活動を振り返り、今後のグローバルヘルスのあり方を考察した一冊。
●タイトルの「現場力」は「competency」の意訳であり、単なる知識や技術を超えた実践力を身につけていく必要性と期待を込めた内容となっている。
【目次】
感染症で苦しむ人々の声に応えて
結核対策ー世界戦略構築への現場からの発信
マラリアー伝統的知識からの解放
タイ北部におけるHIV感染者ケア強化事業ーサンパトンモデルの形成
NTDの苦しみ:死なないけれどー現場の視点から
コロナ渦中、ラオスにて村人の“現場力”から学ぶ
母と子の声に応えて
グローバルヘルスにおけるジェンダー平等と女性のエンパワーメント
母子健康手帳を世界へー一人ひとりに最初の一冊を
HIV母子感染ー生き延びた青年たちがともに切り開く人生
自分のいる場とグローバルの場の重なり
障がい児の療育ー誰もが大切にされる社会を目指して
難民・移民の声に応えて
戦禍のなかで誕生する新しい命ーパレスチナからのメッセージ
コロナ禍でベトナム人技能実習生が自分自身の健康を守るためには
傾聴の次に来るものー先人から学び、先人を超える
コロナ危機・ウクライナ危機下のパレスチナ難民ー今グローバルヘルスに問われているもの
アジア・アフリカからの声に応えて
アフリカにおけるポジティブ・デビエンス
アジアで探る、の看護とは何か?
ミャンマーの人々の団結と行動ーコロナとクーデターの二重苦のなかで
ガーナー「生きる力」を育む母子手帳
最も危険な戦場から命をかけて真実を伝え続けるジャーナリスト
■2016年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート『カルテル・ランド』、『ラッカは静かに虐殺されている』など、骨太なドキュメンタリーを手がけてきたマシュー・ハイネマン監督、初の劇映画!
■メリーを演じるのは『ゴーン・ガール』でアカデミー主演女優賞にノミネート、本作でゴールデングローブ最優秀主演女優賞にもノミネートされた、ロザムンド・パイク!『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナンが共演!
■製作:シャーリーズ・セロン、撮影:ロバート・リチャードソン『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、さらに主題歌は、アニー・レノックス8年ぶりの新曲「Requiem for A Private War」!
<収録内容>
【Disc】:Blu-rayDisc Video1枚
・画面サイズ:16:9 1080p Hi-Def スコープサイズ
・音声:DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド/DTS-HD Master Audio 2.0chステレオ
・字幕:日本語字幕/日本語吹替用字幕
▽映像特典
・インタビュー集
・予告編
※収録内容は変更となる場合がございます。