レディスコミックからジェンダー表現ガイドラインまで、女と男の性差から生じる世紀をまたぐ相互干渉の課題を縦横無尽に論じる!意識とメディアをめぐるカルチュラルスタディーズ。
“5分間ヒーリング”は丸1日のスケジュールを対象にしたユニークなガイド。心身を最高の状態に保つお手伝いをします。ライフスタイルはそのままに、シンプルながら効果的なエクササイズ法とナチュラルなセラピーが生活を改善し、身体の不調を癒します。
ジェンダーの視点から、様々な題材を通して、近現代の権力および支配・ヘゲモニー現象を「ジェンダー・ポリティクス」として分析。同時にその変容の契機、方向性を模索。
本書は、フェミニズム労働論の立場にたって、戦後日本の労働のジェンダー分析を行ったものである。第2部以下の各論では、日本の労働におけるジェンダー的特質を規定している要因は何か、を明らかにすることに焦点をおいている。
大名の奥方、農漁村の女奉公人、朝鮮の女たち、愛国婦人会…歴史のなかに女たちの生き方をさぐる。
本書に教材を持ち寄った面々は、すべて教員あるいは教員志願者である。聞き、話し、読み、書く能力を養う「国語」という教科を軸に、学ぶことと教えることの難しさに日々、四苦八苦している。いうまでもなく不断に教材探しをしているのだが、そこへ、「ジェンダー・フリーを目指す」という課題をもう一つ背負い込んだ。生まれたときから誰もが例外なく背負っている、「女」あるいは「男」の印に、まずは意識的になること。そして「あなた」や「わたし」を取り戻すために、「国語」の時間に何ができるか考えることー本書は、そのための小さな一歩である。
社会政策学会第100回大会報告。21世紀を見据えた社会政策学の新しい方法論を提示。
輝きはじめた女性農業者たち。日本の女性農業者は、いま大きな自己変革を遂げつつある。これまでの農業労働・人間関係を超えて環境保全・地域問題を担う主体へと。その道程を独自のジェンダーの視点から論述し、女性学に新たな領域を拓く労作。
女性の能力活用がエクセレント・カンパニーをつくる!日本の企業におけるケースを豊富に取り込んだ、競争優位確立に役立つジェンダー企業経営論。
「ゆとり教育」や個性尊重教育など文部行政への批判、戦後教育法制の問題点の剔抉、行き過ぎた人権教育や同和教育などによる偏向教育の告発など、多岐にわたる、著者の第二評論集。
本書は、哲学、倫理学、美学、宗教民俗学、歴史学の各分野で活躍する著者たちによる刺激的なジェンダー批評の実践である。
本書は、21世紀の国際社会にとって最重要課題の1つとされる社会開発を考えるためのテキストである。本書では、国際社会の動きをふまえて、社会開発が総論的またはセクターごとに理論的・実証的に考察される。各章で扱うテーマと叙述は独立しているため、初めから通して読んでも、興味ある章から読んでも理解できるようになっている。
ジェンダーの視点で利用者・当事者をエンパワーメントする。ソーシャルワークの最も新しい考え方を分かりやすく具体的に記述した、画期的な入門書。
技術大国日本が危ないといわれて久しい。だが、独自の技術開発で世界の先端を行く人がいる。伝統を現代に生かして余人の及ばない世界を創り出している人がいるー社会の表層に流されることなく、自らの技に誇りを持って生きる人たちの「元気」を描いたルポ。
「女と男の関係」で結ぶ日本史と西洋史。
ヨーロッパの戦いを勝利に導く原動力となった米第8航空軍爆撃機部隊。日々過酷な任務に出撃する彼らを援護し、ともにヨーロッパの上空で戦った。P-47のパイロットたちもまた、勝利の立て役者だった。パイロットから「Jug」の名で親しまれた頼もしき重戦闘機、リパブリックP-47サンダーボルトとエースたちの物語。
「男女共同参画」という時代の要請によって、今日、学校教育、そして家庭科には何が求められているのか。家庭科が抱える教育課題に取り組むことによって、いったい、どのような成果を上げることができるのか。さらにそのことによって、学校教育自体が内包するジェンダー問題にも変化が訪れるのだろうか。本書は、以上のような問いに対する答えを出すべく、著者が発表してきた論考に加除筆・修正を施し、さらに新たに書き下ろしも加えてまとめたものである。