「ジェンダーを考えることは、自分の生き方を考えること」。“スピリチュアル”なジェンダー論を提唱する著者の、入門テキスト第2弾。前著『はじめて学ぶジェンダー論』では扱えなかった、「性的解放」「性教育」「セックスワーク」「性の商品化」「ダイエット」「中絶」「性暴力(DV、レイプ、セクハラ)」などの諸問題を、自分の足元からリアルな視点で考える。女性解放論(ウーマンリブ)、フェミニズム、女性学、ゲイ・スタディーズ、セクシュアリティ研究など、これまでの思想的営みの成果を引き継ぎ、著者独自の“スピリチュアル・シングル主義”を展開。ジェンダーを乗り越えるために、“多様性”を肯定し、非暴力的なあり方を探る。
ILO(国際労働機関)の「対日本勧告」を手掛かりに、日本の男女賃金差別と性奴隷問題の国際的位相を明らかにするジェンダー問題を考えるうえで必読の書。
エルヴィス・プレスリーの入隊エピソードをヒントに作られたブロードウェイ・ミュージカルを映画化。ロックンロール・スターの出征が決まり、彼がファンの女の子へキスするという企画が立てられるが、大騒動に発展する。
性教育、ジェンダー・フリー教育、家庭科教育を、共通にジェンダー/セクシュアリティの教育を受け持つ教育としてとらえ、バッシングの本質を明らかにし、それを乗り越えるジェンダー/セクシュアリティの教育の方向性を提案する。
女性の生と性への縛りに抗し、果敢にたたかってきた近代のフェミニストたち。明治・大正から戦後までのジェンダーと家族・国家の歴史に分け入り、異性愛や血縁に拠らない新たな家族のつながり、社会との関係性を探る。女性天皇・男女共同参画をめぐるジェンダーバッシングにも正面からこたえる。
女性の人権保障、地位向上、男女平等の推進に果たした条約の大きな役割を分析。ジェンダー平等社会を形成し、条約を定着させるために。
2002年11月のパリは“ニュー・モーニング”でのステージを収録したライヴDVD。W.フェルダーやJ.サンプルはいないが、ウェイン・ヘンダーソン(tb)のブルース色の濃いファンキーなプレイを堪能できる。