映画、マンガ、アニメ、ゲーム、テレビドラマ、ウェブサイトー活字で書かれた小説でなくても、現代文化では様々なメディアを通じて物語が発信され、受容されている。多様な表現ジャンルの価値がフラットになるいま、小説が受容者を獲得し拡張する可能性やサバイブする戦略を、多角的な視点から明らかにする。
性同一性障害からトランスジェンダーへ、よく知られる呼び名が変わっても、この国は性同一性障害の基準でできている。語られなかった事実、報道されなかった出来事、そこにいたはずのたくさんの人々…。見えないようにされていたもの、見てこなかったものについて、真摯に、丁寧に、しぼりだすように紡ぎだされたトランスジェンダー史。今ある者たちへの「恩仇録」であり、そして、あとから生まれてくる者たちのための書である。
気候危機をもたらした社会システムをチェンジし、コロナ禍からのリカバリーとジャスティスの実現をも果たすー米バイデン政権発足で加速する世界的潮流とは何か。その背景、内容、課題を第一人者が徹底解説すると共に、日本で「二〇五〇年カーボンニュートラル」を実現するための具体的な道すじや経済効果などを明らかにする。
ラディカルに!ゆるゆる・ふっくら・ねづよく。ジェンダー視点でたどると、教科書とはちょっと違う、女たちの歴史がみえてくる。
なかなか進まない男性の家事・育児参加。男性稼ぎ手社会を壊すことは男性の生きづらさも解消する。ジェンダー平等に向けた本気の働き方・暮らし方改革を!
日本の民間説話や絵画に現れる妖怪や怪異現象は、病気や身体への侵襲など、さまざまな形で私たちを襲ってくる「敵」として描かれたものが数多くある。歴史的に「弱いもの」とみなされがちだった女性のからだ、痛みや苦しみをうける人々の姿を巡る、民俗学とジェンダーから読み解く画期的身体論。
「あなたのジェンダー・アイデンティティはなに?」この質問に答えられなくても、大丈夫。なぜなら、性別は揺れ動くものだから。思春期のあなたに必要なのは、考えて、試して、悩むこと。自分の性を知ることは、自分を知ること。性について考えることは、まわりの人を大切にすること。一緒にジェンダー・アイデンティティについて考えてみようよ。
若返り、ジェンダー、愛情…欲望を支配するホルモンの謎を追い求めた研究者たちの苦悩と栄光。
「ジェンダー平等」が原理的に困難なスポーツにおいて、その限界がゆえにあぶり出される矛盾や齟齬がセクシュアリティやジェンダーの問題としてどのようにあらわれ、特に性的マイノリティをめぐってどのように変化しているのか。今後のスポーツ界のより本質的な多様さと共存に向けた可能性を考える。日本の現状について、自らの体験を通じて語った下山田志帆氏、杉山文野氏、村上愛梨氏のインタビュー掲載!
デジタル化と多様化が進むメディア。SNSを介したフェイクニュースやヘイトスピーチの広がり。それでもスマホを手放せない私たち。メディアと社会の今をとらえるとき、「ジェンダー」は最適なレンズとなる。メディア論の基礎をジェンダーの視点から学ぶ、新しい入門書。
anan2338号とanan2338号スペシャルエディション(増刊号)は
表紙のみが異なり、内容はすべて同一です。
SPECIAL COVER
真風涼帆
櫻井 翔×菊池風磨
My Bro! 〜尊敬と親愛〜
心地よい人間関係のための、
コミュニケーション強化塾
つながる
チカラ
東畑開人/安部敏樹/ハヤカワ五味
人との距離感がグッと縮まる、
“愛嬌力”を身につけよう!
つながるチカラ1 親友同士 iri & 鈴木真海子
チームでの心地よいコミュニケーションのために。
心理テストで導く、あなたのベストな役割。
あの絶妙な距離感の秘密は何?
今田耕司が考える、人間関係の育て方。
書店員・花田菜々子さんに聞きました。
人とつながる本体験ってなんですか?
あの一体感はどうして生まれたのか?
森保一日本代表監督に聞く、
成長するチーム作りに大事なもの。
職場や友人、SNS…人間関係に疲れた人へ。
備えておきたい現代コミュニケーション自衛術
That’s TAKARAZUKA 2023
宙組Special
真風涼帆/芹香斗亜/桜木みなと
斎藤工さんが大切にする
“解像度”の高いコミュニケーションって?
つながるチカラ2 上司部下 けーさんとたろー
人種もジェンダーも超えて繋がり合う
ミュージカルcRENTdが描く、仲間のカタチ。
花村想太(Da-iCE)/平間壮一/古屋敬多(Lead)/甲斐翔真
Femcare File
小池百合子東京都知事に伺う、これからの妊娠&出産。
CLOSE UP
高橋恭平(なにわ男子)
不意打ちのいとしさ。
短期集中連載
King & Prince カレンダーへの道 vol.10
King & Prince
Right Here, Right Now.
短期集中連載
映画『わたしの幸せな結婚』の世界 vol.01
目黒 蓮(Snow Man)
生真面目な愛。
思い込みを捨てて、もっと自由に生きよう!
ゴッサムシティを震撼させた“ホリデイ連続殺人事件”から約1年。犯罪王カーマイン・ファルコーネの死を契機に、ゴッサムの裏社会の実権は、ファルコーネ一家に代表されるギャングファミリーの手から離れつつあった。1年前、彼ら組織犯罪を根絶すべく立ち上がったバットマンとジム・ゴードンにとっては歓迎すべき事態ではあったが、共に誓いを立てた地方検事ハービー・デントのトゥーフェイスへの変貌は、なおも二人の心に暗い影を落とす。時代が大きく動こうとする中、新たな連続殺人事件が発生する。警官ばかりを狙う犯人“ハングマン”の目的とその正体とは…。大ヒットミステリー大作「バットマン:ロング・ハロウィーン」、待望の続編。
この違和感、私だけ?!40代、双子の父。フェミニズムに向き合う文筆家が、自己矛盾も罪の記憶も正直に、生活を綴る。
なぜ少子化対策は失敗するのか?「ヒトの軽視」「ジェンダー差別」「新自由主義」が生む真っ暗な未来。
暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを信じる、総合的入門書。
医療の進歩で男性でも母乳が出せるようになった世界。哲夫は、ついに授乳を経験するが?(「父乳の夢」)機械を装着することで筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら?(「真顔と筋肉ロボット」)性差への理解を深めたら月経が訪れるようになった男性の変化とは?(「キラキラPMS(または、波乗り太郎)」)など、驚くべき想像力で性差が減った未来をユーモラスに描く、全4編収録。
17世紀のデカルト主義者プーランは、「知性に性の区別なし」と書いて、女性が男性と同様に社会・文化の世界で活躍する道を開いた。にもかかわらず、その後の科学革命の歴史には、女性科学者の名はほとんど登場しない。なぜか?科学の発展を陰で支えながらも、歴史の表舞台に登場できなかった女性たちー自然哲学者マーガレット・キャベンディシュ、数学者エミリ・デュ・シャトレ、昆虫学者マリア・メリアン、天文学者キャロライン・ハーシェル…。著者は、彼女らの優れた業積を次々と紹介し、彼女たちが科学の表舞台から消されていった社会的背景や、当時の性差についての価値観を明らかにする。
摂食障害の経験をもつ女性の感情や気持に耳をかたむけ、その言葉を通して、女性と性をとりまく問題群を明るみに出す。