自動車メーカーが飛行機をつくるー。この無謀な試みに、航空機王国アメリカで果敢に挑み、遂にHONDAは小型ビジネスジェット機開発に成功した!創業者・本田宗一郎の精神を受け継ぎ、双翼の上にエンジンを立てる画期的なデザインと、優れた燃費性能を武器に、その分野で販売トップに躍り出た新鋭機の飛翔までの道程を、経営者と技術者への聞き書きを軸に辿るモノづくりストーリー。
「原爆はアメリカ市民の命を救った」という語り、放射能でパワーアップする映画やコミックの表象、流行歌に潜む独自の核イメージ…なぜアメリカでは、原爆が悪ではないのか?
「女らしさ」/「男らしさ」、「女であること」/「男であること」の意味は普遍的でも不変的でもない。ジェンダー・イシューに対して歴史学はどのようにアプローチしてきたのか、西洋ジェンダー史の視点から考察する。ジェンダー秩序からの解放が求められている今だからこそ、手に取ってほしい一冊。
ポリティカル・コレクトネス、差別、格差、ジェンダー、動物の権利…いま私たちが直面している様々な問題について考えるとき、カギを握るのは「道徳」。進化心理学をはじめとする最新の学問の知見と、古典的な思想家たちの議論をミックスした、未来志向とアナクロニズムが併存したあたらしい道徳論。「学問の意義」「功利主義」「ジェンダー論」「幸福論」の4つのカテゴリーで構成する、進化論を軸にしたこれからの倫理学。
地平線上の月が真上の月とくらべて大きく見えるのはなぜだろう。母親が赤ん坊の頭を左にして抱く本当の理由とは。3足す3の計算も手こずるのに12桁の素数を見分ける双生児、自分の左手が別人のものと思い込む女性、40年前から何も記憶できなくなった男性ー。豊かな事例を通して、脳と心の「大いなる謎」の旅へ読者を誘う。カナダ科学ライター図書賞受賞作。
モバイル検索、ソーシャル検索、リアルタイム検索など、ウェブの新しい分野でユーザーエクスペリエンスを向上させるための本。情報検索の基礎、ユーザの心理・行動の解説とGoogle、Amazon、Yahoo!、Appleなどの最新事例を多数紹介。
殺されゆく者の絶望と殺す者の苦悩が交錯し、すべての物語がひとつに雪崩れ込む。白人の帝国アメリカの最期を描きつくす暗黒の交響楽、圧巻のクライマックス。幾筋もの黒い奔流がついに一つに合流し、やがて訪れる荘厳な最終楽章。“アメリカ文学界の狂犬”が白熱の文体で奏でる畢生の大作。
ケネディ兄弟を殺し、キング牧師を殺した男たち。リチャード・ニクソンと手を組み、やつらはドミニカ共和国に魔の手を伸ばす。新大統領リチャード・ニクソン。中米進出を狙うマフィア。黒人過激派を追いつめるFBI。“悪い白人ども”の手足となった男たちは大虐殺の平原めざし、死と謀略の旅に出る。10年ぶりに放つ新たなる超大作。
女らしさとか男らしさって?理系に男子が多いのはなぜ?女性の総合職は少ないって聞くけど…。これらは「ジェンダー」にかかわる事柄です。本書は、あなたの常識に思わぬところから問いを投げかける、そんな本。読了後にはいまより自由な世界が広がっているかも。
フェミニズムの賞味期限はすぎたのだろうか?血となり肉となったことばたち。
アメリカの「現実」を直視する。二極化した階層を固定化する政策、低賃金、大量投獄、人種差別ーアメリカ経済史の大家による警告。
思春期を迎えてからではもう遅い?親だって知らないことがたくさんある!おうちでしか伝えられない性教育があります!第39回母子保健奨励賞受賞、令和元年度内閣府特命担当大臣表彰受賞の著者が贈る。
ジュリエットがロミオにスピード婚を迫った訳とは?フェミニズムと優生思想が接近した危うい過去に学ぶ。パク・チャヌク映画『お嬢さん』の一発逆転!“翻案の効用”とは、『マッドマックス』の主人公がもつケアの力と癒やし、「マンスプレイニング」という言葉はなぜ激烈な反応を引き起こすのか…etc.閉塞する現代社会を解きほぐす最新批評集!