男性と女性と企業、三者間の協力・対立・駆け引き。雇用制度と性別分業とビジネス慣行の相互依存構造を明らかにし、革新的企業によるワーク・ライフ・バランス社会実現の可能性を探る。
日本初の育児休業制度はいかにして誕生したのか。1965年、全電通(全国電気通信労働組合)と電電公社との間で取り交わされた協約の成立過程を実証分析しつつ、組織内部のジェンダー構造と再生産を重層的に解明。両立支援の原点を問い直す。
酷使され、翻弄されながらも自立へと向かっていく女性労働者の姿。社会経済史、ジェンダー史を相補した複合的な視点から労働者とその家族、雇用主、政府の動きを多角的に分析し戦前期日本の繊維労働史の全体像を再構築する新鮮な意欲作。
InputとOutputの同時学習で即戦力UP。最新の出題傾向を踏まえた過去問を満載。本書1冊で充分なトレーニング量がこなせる。キーワードが隠せるチェックシート付。
平和、日本人の宗教観、哲学、脳死と安楽死、CO2削減、少子化、自衛隊と憲法9条、裁判員制度、食料自給率など、国際人として知っておきたい40テーマを厳選。幅広い知識と教養を、英語で吸収できる1冊。
月田椿子は亡くなった桜子を思って泣いたことは一度もなかった。爆弾テロの惨劇の映像が思い出され苦しめられるような経験もなく、そういう自分を責めたこともなかった。桜子の死を否認しているわけではなく、そもそも死んだのが桜子なのか椿子なのか、いまでもよくわからない。内乱16年目の夏、椿子が率いるパンプキン・ガールズは、きょうも首都圏のアンダーグラウンドで進撃をつづけているー。
「男性の心理学」が必要である理由、男らしさがつくられる仕組み、恋愛・夫婦における男性、父親としての男性、職場での男性、臨床の現場での男性の6つの柱を概説し、男性の心理に関連する日本の研究29編を紹介。これまで見過ごされてきた男性の心理・行動の諸相を、ジェンダーの視点から科学的・実証的に明らかにした、日本初の「男性の心理学」。
ジャズ・テナーの王道を行く人気サックス奏者エリック・アレキサンダーのヴィーナス・レコードにおけるバラード・アルバム第3弾。エリックがワン・ホーン・カルテットで堂々とした歌いっぷりをみせる。ロバータ・フラックの「やさしく歌って」は力強いアドリブで魅了する。
フェミニズムの「勝利」、男性学の発展、バックラッシュ、ネオリベラリズムの衝撃…最新の社会情勢をふまえ、“ジェンダーとは何か?”からグローバルなジェンダー秩序までを明快に説く、すべての人に開かれたジェンダー学への招待。