2018年から小学校、2019年から中学校の「特別の教科 道徳」の授業が始まった。使わざるを得ない教科書の批判的読みの中から教材に含まれる「いじめと人権の問題点」を明らかにし、道徳授業の実践的な進め方、授業のつくり方を提案する。
生まれもった性同一性は、永遠に私たちを「ジェンダーの戦争」に駆り出しつづけるのだろうか?フロイトの女性論とその批判を俯瞰した、精神分析からの応答。
行動設計を成功させるための「DESIGN」=Data(データ)+Experiment(実験)+SIGNpost(標識)。ハーバードの女性行動経済学者が示すエビデンスに基づく男女平等への道筋。
日常生活から戦時まで、男女間に生じる“暴力”を、さまざまな事象をとおしてとりあげた5回の連続講義。秋葉原での無差別殺傷事件、広告・CMや公共彫刻、戦時の「国語」と女ことば、現代の人身取引の実態、「慰安婦」問題と米軍の性犯罪について、5人の専門家が分析し、日常と非日常の暴力の問題を考える。
朝日新聞現役記者がつむぐ、スポーツと平和を愛する人から生まれる言葉たち。
ジェンダー史は、単なる「女性の歴史」を超えて、既存の歴史学に新たな視点と着想を提供し続けてきた。今や言語論的転回以降の歴史学を領導しうる分野に成長したジェンダー史の変遷を知り、歴史学を捉え直す視座を獲得できる刺激的な入門書!
ジェンダー平等な学校をつくるためにジェンダーから影響を受けて人生を歩んできた教師たちができること。
「男女に等しく開かれた」教育制度に内在するジェンダーの二重構造とはなにか。戦後日本の教育をジェンダーの視点から読み解く。
ジェンダーとエスニシティの交差に、映画が隠蔽/開示する欲望とは何か。スクリーンの皮膜に生起するその複雑さに対し、我々は如何に応答すべきだろうか。9つの視座からその困難にアプローチする。