子育て真っ最中のお母さん、お父さんに!母の友2月号
表紙絵 100%ORANGE
【巻頭カラー】
・母の友エッセイ 寺尾紗穂
・こどものひろば 選・工藤直子/写真・パトリック・ツァイ
・日本の空の下 堀内 孝 宮城県栗原市・登米市
・日本で出会った世界の家庭料理 パンナクック オランダ
【特集】
LGBT じぶんの性をいきる!
女の子はピンクが好きでスカートを履き、男の子はブルーが好きでヒーローものが好き。女性は男性を好きになり、男性は女性を好きになる。つい、このような決まった考えをしていませんか? それを子どもに対しても無理に当てはめることがありませんか? 今月はセクシュアリティ(性のあり方)の特集です。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど「男性/女性」という枠にあてはまらない「セクシュアルマイノリティ」の人は、13人に1人とも言われています。当事者やそのご家族にお話を伺います。
・ロラウェイ・ロラ・リンクのおはなし 牧村朝子
・100人いたら100通りの性 藥師実芳
・寂しくて辛くて悲しい時間が少しでもなくなるように 小林りょう子
・ふうふのかたち、家族のかたち 南 和行
特別読み切りまんが
おかーさんは1日お休みもらいます。
ばばかよ
【見て楽しむ物語のページ】
へや・へや
杉田比呂美 作
わたしと「こどものとも」9
たむらしげるさんと『ロボットのくにSOS』
【連載読み物】
・絵本の話をしよう「瀬田さんの話(1)」 中村柾子×伊藤葉子
・2月の園だより「子どもたちの時間」 菅澤順子
・母の風景 2月「子育てをよむ」 東 直子
・漫画 たぶん、なんとかなるでしょう。 堀川 真
・カヨと私「さあカヨ、ドライブしよう」 内澤旬子
・生存ちゅう! 「遺伝子ウォーズ(3)患者さんの帰還」 大野更紗
・ほいくのゆくえ 猪熊弘子
・小児科つれづれ草 「子どもたちの未来のために(10)」 山田 真
【ははとも倶楽部】
本『浮遊霊ブラジル』他 浅生ハルミン
映画「僕と世界の方程式」 金原由佳
ハグモミ 手島 渚
園めぐり、今日のおやつなんだろな? 岩石揚げ
世界のアートの最新トレンドをいつも敏感な読者にお届けする美術情報・批評誌特集
GENDER IS OVER!?
性をめぐるアートと想像力
現代を生きる私たちは、性に関する思い込みから、
どれだけ自由でいられるだろうか?
近年LGBTという言葉が広く知られるようになり、
女性や性的マイノリティに関する施策を進める企業も増えてきた。
いっぽうで世界各地での保守主義の台頭や、
SNS上での性差にまつわるトピックの炎上も目立つ。
そんないまこそ、アートをとおして、
ジェンダーやセクシュアリティについて改めて考えてみたい。
固定的なジェンダー規範には別れを告げながら、
いっぽうで「ジェンダー論なんてもう古いんじゃない?」という声には、
「本当にそうかな?」と疑問を投げかける。
私たちの性に関する考えを、揺るがし、広げ、ときに脅かし、
勇気づけてくれる、そんなアーティストたちの作品や表現を紹介する。
ウクライナ
ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン氏の頭の中
ロシアの存立が揺るがされる事態を招くという危機感
?駒木明義
特集
「健康で文化的かつ
自分らしく生きる権利」を
私たちの活動は「憲法の実践」?菱山南帆子
【現役大学生座談会】 西山佳子×野澤百百菜×蛭田ヤマダ理紗
誰もが自分らしく生きられる
社会のために「声を上げる」?司会/宮本有紀
「佐渡金山」の世界産業文化遺産推薦
朝鮮人労働者には未払い金、
差別の構造、強制労働の構造があった
?小林久公
那覇地裁で沖縄県相手に情報公開請求
琉球遺骨訴訟が新たなステージへ
?西村秀樹
中長期滞在の外国人は、特別永住者を含めて300万人以上
調停委員に定住外国人が
1人もいなくていいの?
◆梁英子弁護士インタビュー
「市民の期待する家裁と、実際とではまだまだギャップがある」?坂本洋子
日本の民俗信仰
祀りをたずねて(22)寄神信仰
?写真・文/山田しん
たとえば世界でいま
米国/ノックなし令状で黒人射殺?片瀬ケイ
英国/「和解」に転じた王子の性虐待疑惑?馬場千奈津
【提携連載企画】 公害『PFOA』10
太田大阪知事の後援会長はダイキン井上会長だった
?Tansa中川七■ウクライナ侵攻に踏み切ったプーチン氏の頭の中
ロシアの存立が揺るがされる事態を招くという危機感
駒木明義
2月24日、ロシア軍がウクライナへの全面的な侵攻を開始した。プーチン大統領はなぜ侵攻に踏み切ったのか。演説から読み取る。
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■「健康で文化的かつ自分らしく生きる権利」を
衆議院の女性議員比率が1割未満のこの国では、女性の抱える問題の緊急性や重要性がなかなか理解されず、法整備が後回しにされがちだ。勃起不全治療薬が米国発売後1年未満で承認される一方、低用量ピルの承認は世界に遅れること20年以上。賃金は男性より安く抑えられるが生活必需品の生理用品に10%の消費税が課せられる。求めているのは「優遇」ではない。個人として尊重され、人間らしく生きる権利だ。
●私たちの活動は「憲法の実践」
菱山南帆子
●現役大学生座談会
誰もが自分らしく生きられる社会のために「声を上げる」
野澤百百菜×蛭田 ヤマダ 理紗×西山佳子
「ジェンダー、セクシュアリティー、人種、国籍、信じる宗教に関係なく誰もが平等な権利をもち、そして誰もが声を上げやすい社会を作る」ことを目指して立ち上がった一般社団法人Voice Up Japan。その学生支部に所属し、活動する大学生たちがいる。自分たちの生活と政治・社会のつながりを自覚し、声を上げている若者たちが社会の課題について語った。
●CONTENTS●
□LGBT FOREVER□モードは性別を超えるか?
・ACROSS THE GENDER
2015-16年秋冬注目トレンドは「ノー・ジェンダー」
・コレクション・ルック総ざらい ・一目で分かる「ノー・ジェンダー」
・LGBTが支持するデザイナーとブランド
・MEMORABLE CAMPAIGN ・LGBTへ響いた、ファッションブランドからの声なきメッセージ
□ALL ABOUT LGBT□知っておきたい注目のLGBTトピックス
・ファッショニスタが選ぶ!
・最も影響力のあるパワーゲイ
・同性カップルが“シェア”している大事なもの
□LGBT WEDDING□“YES, I DO”
・その誓いは、永遠に
・LGBTウエディングにおすすめのスポット14
・ファッショニスタおすすめのウエディングリング
・世界の同性婚カップルたち
・同性婚ウエディングリポート
・弁護士に聞いた、LGBTが直面する2つのハードル
□EVERYONE LOVES CULTURE□ ファッショニスタの愛すべきカルチャーたち
・文化はセクシュアリティを昇華する
・GAP × OUT IN JAPAN LGBTイベントをサポートするギャップジャパンの取り組みをリポート!
□BE YOURSELF!□ひとりひとりが輝く社会に
・LGBTご用達のビューティブランド8
・LGBT&フレンドリーが選出!気になるあの人の美容ライフ
・先輩・後輩対談!マスメディアにおけるLGBTという存在
・LGBTに向けた珠玉の名言
・ファッショニスタたちからのメッセージ
□LUXURIOUS TIME□氷と出合ったこの夏の奇跡
□WWD JAPAN & BEAUTY HEADLINE□ この冬のニュースを総まとめ
□ACADEMIA TEXTILE VOL.7□ STEVE NAKAMURA × 2016 S/S JAPANESE TEXTILE
SUPER 流行通信 by Leslie Kee
●Instagram: #wwdmagazine
地方公務員向の総合月刊誌のトップランナー《特集》ピンチはチャンス!〜こんな時どうする・職務命令と自分の価値観との乖離にどう対処するか/青山 〓・『総論賛成各論反対』の政策を断行するとき/石川 久・課員(係員)が突然居なくなった/田中一雄・年上の部下ができた/岡田英幸・新規の政策条例をつくるように言われた/長谷川 裕・炎上は防げるのか〜PR3.0の時代/小田順子・出向を言い渡された/浅古 剛・LGBTって何?〜セクシュアリティについて打ち明けられた/阿部のり子・仕事と家庭と自主活動、すべてに打ち込みたい/村川美詠
わたしたちはなぜ「後ろめたい楽しみ」に惹かれてしまうのか。リアリティ番組はテレビの最大勢力のジャンルの一つとなっている。そこでは婚活から無人島でのサバイバル、片付けなどありとあらゆる日常の営みが題材となりつつある。人種、ジェンダー、階級、セクシュアリティなどの視点からリアリティ番組を精緻に読み解き、そこに隠された社会の力学を明らかにする気鋭による画期の書。
進展いちじるしい脳科学とコンピュータ科学。そのめざすところを情報と生命という視点からさぐり、われわれが自明の前提にしてきた思考の枠組を解体・組換える。
「排尿」「排便」機能障害の最新知識が満載!「排尿自立支援加算」必携の書。
本書では、トラウマとジェンダーが重なる問題として、対人的なトラウマ、それも親密な関係における長期反復的なトラウマであるドメスティック・バイオレンスや性暴力、児童虐待の事例を数多く取り上げ、議論しているが、これらは社会的にも対応に危急を要するテーマでもある。臨床にすぐ役立つ、ジェンダー・センシティブなアプローチの要点を提示し、さらに、臨床現場にトラウマとジェンダーの視点をとり入れることで、具体的にクライエントの何を見、どのような働きかけをし、どんなことに気を配るかを事例検討で明らかにしている。
アジアから問い直すー奴隷国家から移民国家へ。しかし、そこには「中国人問題」が存在した。南北戦争後の国家と社会の再編のなか、帝国的拡大と人種や性や労働の問題が交錯する“アメリカ人”の境界画定の動きを鋭く読み解き、アメリカ史像の核心をうつ。
研究の緻密化と並行して細分化が進むなか、「帝国」の構造や植民地支配のあり方を総体として把握・理解する必要性がますます高まっている。そのために必要な論点を、政治・経済の制度と文化的側面の双方に目を配りつつテーマ別に整理し、第一線の研究者36人がわかりやすく解説する。研究の到達点と今後の展望を提示する画期的入門書。