世界遺産・那智の滝を登攀しようとして逮捕された著者。彼は、最も野蛮で原始的な登山といわれる沢登りにこだわり続ける“外道”クライマーだ。逮捕にもめげず、「誰もやったことのない登山」を目指した46日間のタイのジャングル行では、道に迷い、激流に溺れかけ、飢えに耐え、大蛇と闘うハメに…。生死の境目ギリギリの状況を描きながらも、そのユーモラスな筆致が光る傑作冒険ノンフィクション!
直立歩行のリスクが、ヒトに「文化」をもたらした。地球上に拡散した人類は、約一万年前に始まった農耕というイノベーションを経て、各地に多様な文明を築く。シュメール人による最古の都市国家から、従来の文明史観に変更を迫る古代アンデス文明、著者自身が手掛けたローマ帝国の新たな遺跡まで、長大な文明史の見取り図を示し、人類の危機を考える。
コロナ不況、格差拡大、そして物価上昇…長期停滞から脱却するための起死回生の切り札。政府貨幣による巨額の財政出動で有効需要の創出を図れ!有効需要不在で金融緩和をしても投資需要は生まれない!先進国で最低の成長率となった日本。救国の財政システムを緊急提言!!
かつて、蟹缶詰製造量日本一を誇った蟹工船のオーナー八木龜三郎。それは今日、日本最大の海事都市を標榜する愛媛県今治市出身だった。
携帯電話からの乗換えも安心。最新のスマホがゼロから分かる。
この一冊で、ひとりでできる!誰も教えてくれなかった、本当に必要な暮らしの知恵。今までの家事のおさらいにも!
後世に名高い「出師の表」を書き、孔明は魏を征伐すべく軍を発する。しかし先鋒を任せた馬謖は兵法には精通しているが実戦経験に乏しく、惨敗を喫す。未だ成熟をみない国の法を重んじ、涙を流しながら馬謖を誅す孔明。一方、尊号を王から皇帝に改めた孫権は、早期の天下平定を目指し遼東の公孫淵と手を結ぼうと使者を送るが…。
悪い猿を力を合わせてこらしめる、勧善懲悪の昔話。おはなしもうひとつ『あたまにかきのき』。
日本独自の慣習法として氏姓の起源を解明。中国・朝鮮の王とは異なり、日本の天皇はなぜ「氏姓」をもたなかったのか!戦後に華族制度が廃止されるまで日本人の出自意識に影響を与えた氏姓の根源を探る。
インフレ、円安、人手不足、2024年問題。「もう、返済できない…」と思ったら、リスケしよう!日本の中小零細企業を救う。
囲われ者の女が殺され、間夫の政吉が捕らえられた。ところが牢内で何者かに襲われ、虫の息だという。無実を叫ぶ政吉、そして風烈廻り与力青柳剣一郎が動き始めるや、凄腕の刺客が襲ってきた。敵は、奉行所の内と外にいるのか?江戸中を恐怖に陥れた殺し屋で、かつて剣一郎が取り逃がした男との因縁の対決を描く、絶好調、「風烈廻り」シリーズ第十弾。
「モービィ・ディックだ!」-エイハブ船長の高揚した叫び声がとどろきわたった。執拗に追い続けてきたあの白い巨大な鯨が、ついに姿を現わしたのだ。恐るべき海獣との壮絶な「死闘劇」がいよいよ始まる。アメリカ文学が誇る叙事詩的巨編、堂々の完結。