「わたし、だっこしてもいいの」生まれてはじめて子っこヤギをだかせてもらえる-。マユはうれしさで胸がいっぱい。ふぶきのなか、農家へいそいだ。冬休みのある一日、マユは一ぴきの子っこヤギのいのちをとおして、生きもののあり方、いのちの尊さを知る。
ミス・コミュニケーションに悩むすべての人へ。コミュニケーションをいくつかの要素に分解し、それぞれの要素ごとにトレーニングし、組み合わせて活用していくという手法を、「コミュニケーションデザイン」として紹介。題材には、できるだけ日常起きている様々な事象を取り上げています。
真面目なのにぼーっとしているように見られてしまう草加合人は高校一年生。合人の周りは、常に着ぐるみ姿の幼馴染みやカエルグッズマニアの姉など、どこかずれた人間ばかり。そんなある日の授業中、合人は机の中にしまいっぱなしだったノートの間から一枚の便箋を見つける。「ごめんなさい、おいしかったです」…?いったいどういう意味なんだろう?この手紙をきっかけに、流されやすい性格だった合人君の“ひと夏の不思議な体験”が始まるのだった!第2回MF文庫Jライトノベル新人賞(優秀賞)受賞作。
サマーキャンプに参加していた十四歳の内気な少年ハウイは、ほかの少年たちに服をはぎ取られ、湖に浮かぶ島に置き去りにされてしまう。必死で逃げ込んだ小屋には、少女が身を隠していた。みんなから陰で、「超ブスイヌ」と呼ばれていたローラだ。ふたりは、「ヤギ」ゲームの標的にされたのだ。いっそ森の中へ消えてしまいたいと願うハウイと、母親のもとへ帰りたいと願うローラ。ふたりは、こっそり島を抜け出すと、二度とキャンプには戻らなかった。周囲にとけこめず、ずっと友だちを作れなかったハウイとローラ。しかし、途中で起こるさまざな出来事に立ち向かい、信頼しあうことを覚えたふたりは、少しずつ変わり始めて…?現代の子どもたちが直面している、深刻な問題を取り上げながらも、前向きで爽やかな読後感が、広く共感を呼ぶ意欲作。以前、『森に消える道』として刊行されていた作品の、待望の復刊。ALA(全米図書館評議会)最優良図書(ヤングアダルト部門)、「スクール・ライブラリー・ジャーナル」誌選定最優良図書。小学校中・高学年〜。
ゆうだちでずぶぬれのヤギは、ライオンのいえであまやどり。するとライオンが、バイオリンをひきながら、こわいうたをうたいだしました。そこでヤギもバイオリンをひきながらうたいます。
10人の三年生とヤギのリリ、それから各学年には、ロバ、ブタ、ヒツジ、アヒル、ウサギ…。たくさんの動物たちといっしょにくらす、たのしい山の学校のものがたり。小学中級以上向。
2年生のぼくは、算数が、にが手。テストで、くり上がりのとこをぜんぶ、まちがえて、みごとに0点。1年生の妹は、100点をとってる。(まずいよなぁ。どうしよう…。)そこで、ぼくは、0点のテストをヤギに、たべてもらうことにした…。小学初級から。
本格的な夏が始まろうとしていた。草加合人は、相変わらず毎日お昼をミリオン先輩と一緒に過ごしていた。ある日、二人は生徒会室で古びた写真と植物の種を見つける。写真の裏には学校内の地図が書かれていて、「ここに植えてください」とあった。「こういうの、運命っていうのかしら」と言う先輩と一緒に、合人は種を植える。翌日、合人は突然先輩に誘われてプールに行くことになる。泳ぐのは苦手なのに。しかしそこでおかしな女の子と出会い、合人はまたしてもゆっくりと奇妙な出来事に巻き込まれていくのだった。優しい変人(?)たちの不思議な物語、第二弾です。
世界中で出会った食べ物と人々の記憶。
暗く厳しい時代の中で、たくましく成長していく少女陽子の姿を描いた笑いと涙、そして感動の物語。
全員離島から30年(1999年)!なぜ“ふるさと”を離れなければならなかったのか?戻れない“ふるさと”への想いを描く。
うまれてはじめて、のう場のそとへでた、おばさんヒツジのベアトリスと、おばさんヤギのバネッサ。でもおふたりさんきをつけて。そとのせかいはきけんがいっぱい。つうかいなユーモアいっぱい。
この「一人ぼっちの狼と七ひきの子ヤギ」は心にキズをもった子どもたちとどう、心を通わせていくかがテーマです。いじめ追放童話第2弾。
日本語のようなユニット名を持つユニット。カンやクラフトワークの影響を感じさせるシンプルなトラックに、囁くようなヴォーカルが絡み合う。ヒップホップやグランジをも通過した実験的な音は、耳の肥えた日本のリスナーにも強くアピールするだろう。