日々は移ろい、ドイツは変化し、旅は進化する。優れた旅行史書『旅行の進化論』の翻訳者である著者夫妻は、ドイツ人の友情に支えられて、精力的に古都を巡る。等身大の生のドイツに触れた実年の旅一か月。精緻で鋭い観察眼をもって文化・世相・人々等々を綴るドイツ紀行の珠玉の書。
出会い、そして別れ…。一六世紀以来、「友情の証」として交わされた記念帳。バッハ、ハイドン、ベートーヴェン、そしてモーツァルト。大作曲家たちの記帳を読み解き、その知られざる素顔を探る。
妖精フェリシティは、人生がどんなに素敵か言いたくてたまらないのです。友情がどんなに素晴らしいかということもね。可愛い4冊、全部を集めれば、夢はきっとかなうはず。
学校教育に身を捧げた教師の真剣な取り組みが行き着いた悲劇。生徒指導と教育のあり方を今問いかける。
アメリカの子どもたちの善意と真心がこめられた12,000体余もの友情の人形のほとんどが、忌わしい戦争のなかで敵性人形として葬り去られた。-そんななかで命拾いをした「友情の人形ウォヘロちゃん」の誕生から70年あまりの波乱に満ちた感動のドキュメンタリードラマ。
古き良き日本の文化に心を寄せた二人のポルトガル人の愛・悲しみ・友情を描く…。
文学者へ成長する漱石と子規。鴎外が遺書筆録を託した賀古鶴所。「近さ」からドラマを生んだ芥川たち。志賀直哉ら師を持たない白樺派の世代。漢詩の世界、ギリシア・ローマ以来の言説にも目を配りながら、遭遇、切磋、別離など交流の綾を読み、日本近代文学の重要な局面をたどって、教養・信頼が育つ人間関係の空間をみつめる。
『どこでもいっしょ』の人気キャラ、トロが主人公のちょっとおかしなフォトストーリーブック。
アドルノがどこまでも追ってくる!ある友情の形式と思想の継承をめぐって。思想家にとって“友”をつくることの重要性と難しさを跡づけながら個別研究を超えた地平に二人の思想の特質を明らかにする。
シリーズ50万部突破のロング・ベストセラー姉妹編!『神との対話』は、はじまりに過ぎなかった。…著者の半生についても言及された話題作、ついに邦訳刊行。
高校一年といっても、まだ幼い体つきの千代は、将来、出産できないのではないかと悩んでいた。そのことを相談された強は、思案したすえ、「実験してみようか?」と言った。千代の返事はイエスでもノーでもない。だが、そのときから、幼なじみの二人は、異性として互いを意識しはじめた…。誰もが体験した思春期のセックスを、瑞々しく描いた名作長編小説。