本書の内容は、まず初学者向けメカニズム、アクチュエータなどの解説にはじまり、シングルメカニズムの制御と特性、複合メカニズムの制御と特性、更に位置決め精度、情報カムと、次第に高度な実験と解説へ進み、簡易ロボットの構成やワークのピッアップ動作などFAシステムへの応用に到るまでの広い範囲にわたっています。
本書は、銀行取引のなかで起こるさまざまな疑問やトラブルを一つずつとりあげ、どう解釈し処理したらよいかについて、銀行と取引先の両当事者が十分納得のいくよう、銀行業務の実情にそって具体的にわかりやすく解説したものです。
下巻では明治十一年七月十九日より二十年四月十七日までの日記を収録。勝家の人びとの素顔、活発なキリスト教の布教活動、緒についたばかりの外国語教育の実態など、両親の死をのりこえ日本で力強く生きてゆくクララの目を通して、当時の世相や事件が綴られる。巻末には、本書に登場し、文明開化期の日本に大きく貢献した外国人教師・宣教師ら百十余名の略歴を紹介、さらに詳細な人名索引を付した。
特則市場の開設、店頭株売買・未上場株取り扱いの規制緩和、ストックオプション・持ち株会社の解禁、社外取締役の設置強化…いよいよ始まる“VCビッグバン”の手引き。「ベンチャーキャピタリストの知恵と力で、投資先の株価(企業価値)を引き上げる」-米国流ノウハウとテクニックのすべてを公開。
本書は、融資がまったく初めての人のための事業性融資の入門書です。
本書では、総務・経理担当者に必要な法律知識を業務全般にわたって、わかりやすい日常のことばで解説し、とくに業務とのつながりにおいて解説している。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曽有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第1巻は、古人類の宗教的営みから始まり、メソポタミア、古代エジプト、インダス川流域、地中海、ヒッタイト、「創世記」までを収める。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第2巻は、ヴェーダの神々、ギリシア宗教、オリュンポスの神々と英雄たち、ザラスシュトラ、イスラエルの宗教、ディオニュソスの密儀までを収める。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第4巻は、ナーガールジュナまでの仏教、ヒンドゥー教の総合、ユダヤ教の試練、ヘレニズム時代におけるシンクレティズムと創造性、キリスト教の誕生、帝政時代の異教グノーシス派、神々のたそがれまでを収める。
キリシタン嫌いの夫人を離別し新夫人を娶って、フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷を目ざし日向に進出する。島津軍と合戦史上名高い耳川で戦い、敗れて豊後へ戻る…。フロイスはこのころ、豊後で布教に従事しており、その記述は詳細をきわめる。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
当初、多くの化学物質は、人類の生活を豊かにする面が強調され、消毒薬や殺虫剤などの原料として広く使われてきた。それらは一方で、化学兵器の生産や環境破壊を引き起こした。だが、二〇世紀末に突如として出現した内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)は、人類の将来を破壊する“時限爆弾”になってしまった。近代化学の歴史と失敗の教訓から、人類が生存するための方途を展望する。
有馬晴信(鎮純)を始めとする西国諸侯の改宗が相次ぐなか、竜造寺隆信は大村純忠を大村城から追放し、キリシタン宗門を掌握する。竜造寺軍は更に有馬晴信の島原に侵攻。有馬軍は、家久率いる島津軍の援けをえて、宗門の命運を賭し竜造寺軍と戦い、敵将隆信を敗死させる。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
関白側近黒田官兵衛の改宗、秀吉の九州征伐・伴天連追放令とキリシタン大名大友宗麟・大村純忠の死去、(千々石)ドン・ミゲルらの遣欧少年使節の帰国等々-。重大事件があいつぐ天正十五年(一五八七)を中心に、動揺する西九州を描く。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
本書は日本建築構造技術者協会の会員諸氏による既存建物の耐震改修設計の内、いわゆる在来工法による補強以外の特殊な補強や新しい補強による事例として、建物の特徴、耐震診断結果の概要、補強計画、補強効果の評価方法と評価結果などの事項を集録したもので、耐震改修関係技術者にとって好適な参考資料である。