父・勝小吉、初恋の人・島田虎之助、夫・佐久間象山、兄・勝麟太郎(海舟)、謎の剣客・村上俊五郎、さらに松陰、龍馬、土方歳三らも登場する幕末から明治を描く長編歴史小説。
深刻な不況下、激増する自己破産や多重債務者を生む一因として、露骨な高金利や非情な取立てを糾弾される金融業界。しかしその真実の陰で、一部の大手サラ金を除き、信販会社ほか多くの企業は巨額の不良債権を抱え、現場の社員は歪んだ企業論理と壮絶な多重債務者との板挟みに陥っている。一体何が彼らを狂わせるのか。知られざる債権回収の真実を“現場の視点”から照らし出す。
会社員の価値は「英語ができます」とか「ケーススタディが解けます」といったことにあるわけではない。会社員の価値とは、あくまで組織と社会に貢献すること、つまり「仕事を通じて会社を強くする力」にあります。それができる人こそが、まさに“できる人”であり、大きな市場価値のある人である。仕事を通じて会社を強くするには、押さえるべきいくつかの「ツボ」があります。この本では、ビジネスの基本として押さえたい「三六個のツボ」を紹介していく。
アイフルは、なぜ狙われたのか?サラ金だけが悪いのか?銀行、カード会社、マスコミは…。元トップセールスマンが、サラ金を取り巻く裏表を告白。
コンパクトにインバータを使って省エネを達成する、それが「儲かる」ということ。設備メーカーとの付き合い方から、インバータ取り付けの実際まで、現場で知恵を絞って省エネを実現してきた著者による確かな説得力。各地で圧倒的な支持を得た衝撃の省エネ講習が、さらにバージョンアップして待望の単行本化。
木の葉をおカネに変える葉っぱビジネス、全国最多の34分別でごみの80%をリサイクル、第3セクターによる地域資源を生かした産業おこし、住民による地域づくり運動会…人口の2倍以上の視察者が世界中から訪れる「1人あたりの視察者が世界でいちばん多い町」、次代を先取りする上勝町が次にめざすのは、世界初の持続可能な地域社会の実現!地方の疲弊を打破する、元気がでるまちづくりの全貌。
徳川幕府の「幕末」と明治薩長藩閥政治の終わり「閥末」。自らの大きな役割を果たしつつ、二つの激動期を生き抜いた勝海舟。膨大な資料精査と長年の勝海舟研究の成果を基に、その全生涯を描ききった書下ろし千八百枚、畢生の決定版評伝。
「鳩山はハト派ではない。意外に戦争するよ」人物の見抜き方、マスコミ論、日本開戦の警告…etc天才戦略家の知性が冴えわたる。
幕末の大老井伊直弼(1815-60)は、井伊家十四男に生まれ、「埋木舎」とみずからが名づけた彦根城下の屋敷で過ごした部屋住み時代より文武諸芸に親しみ、茶湯に深く傾倒した。「一期一会」の茶会に相対する主客の心得を詳しく記した『茶湯一会集』には、その境地が示される。多くの茶書から直弼が学び抄出した『閑夜茶話』を併収。
馬券変革時代突入!時代は的中の数から、的中の質へー1日36レースの馬券が購入可能となった時代において、求められているのは的中の数ではなく、的中の質。どれだけのレースを当てるかではなく、いかに効率良く当てて、大きな回収を得られるかが肝要。馬券新時代に対応した、目から鱗のテクニックを一冊に凝縮。
幕府の軍艦・咸臨丸でともに渡米して四十年。在野で文明開化の旗手となった諭吉は晩年、なぜ武士道を賛美し海舟を厳しく批判したのか。近世から近代へ。日本の何が変わり、何が変わらなかったのか。
長い沈黙を破って発見された「沖縄回収ドル密約」。その意味するところはなんだったのか。「琉球ドル」の導入まで検討された秘密交渉の実態。日本政府が住民から回収したドルの廃棄を迫る米国。突然襲ってきたニクソン・ショック。当事者沖縄抜きに決められた変動相場制度への移行過程。突然の銀行閉鎖に混乱する人々。沖縄無視の姿勢を示す日本の官僚たち。復帰に伴う急激なインフレ…。日米の機密文書や琉球政府主席・屋良朝苗をはじめとする当時の関係者の残した日記やメモ、さらに関係者へのインタビューなどを通じて、回収ドルの密約を検証し、復帰時の沖縄の苦悩を生々しく再現する、第一級のノンフィクション。