どのようにして図書館をはじめればいいのか?地域のハブや知のアーカイブとして図書館が近年注目されているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。図書館計画の読み方、図書館整備と地方自治体が抱える課題、図書館整備の手法の長所と短所、具体的な進め方とスケジュールー図書館整備の勘どころをコンパクトにまとめる実践の書。
児童図書館が提供するサービス全般について解説。児童の発達段階に合わせた絵本や書籍の紹介、障害をもつ子どもへの対応、学校への支援、地域との連携、現状抱える課題の検討などを網羅した、児童サービス論の決定版。
公共図書館から普段は見ることのできない学校図書館まで。いつまでもいたくなる本に囲まれた空間、本のための建築。
格差の拡大に直面する現代社会において、図書館はいかなる役割を担っているのか。「無料貸本屋」と揶揄されるイメージとは異なり、移民受け入れや崩壊するコミュニティの再生、オバマケアの窓口、デジタル化の最前線と、様々な場面で民主主義の根幹を支える拠点となってきた。予算をめぐってトランプ政権と対立するなど数々の危機を乗り越え、理念と現実の狭間でもがくアメリカ図書館界の知られざる奮闘を活写する。
「読む」ことで希望を、「知る」ことで生き抜く力を。ユゴー、トルストイ、ホイットマン…青春時代に詩や小説を友にして歩んだ。次の時代を担う人々に、「読書こそ人生の最大の武器」と語り、励まし続けた池田。その思いに応えようと、創価大学の図書館建設に奮闘した人々のドラマを追う。「大学の日々」篇なども収録。
オウマガドキってなんだかしってる?「お馬がドキッ!」じゃあないよ。オウマガドキって、オバケや魔ものに出会う時間。夕ぐれどきのことさ。
ふだんの一日のなかにかくれた、ちょっと気になる、ふしぎなお話。あなたにも、こんな体験、ありませんか?
猛吹雪の夜、図書館に少年がひとり取り残された。暖房機が壊れ、極寒の館内。突然現れた謎の男は少年を救い、やがて大切なことを伝え始めたー。(表題作)一九三一年の満洲。大連のダンスホールで働く千春は、内地からの旅行者らしき青年に恋をする。彼には、胸に秘めた危険な計画があるようなのだが…。(「傷心列車」)時を旅する者たちの数奇な運命を描く全六編。
東ヨーロッパの小さな村に生まれたニコラ・テスラは、おさないころから、さまざまな発明をしていました。電気にきょうみを持ち、大学で電気工学を学び、交流モーター、無線技術、ラジオ、リモートコントロールなど、げんざいのわたしたちのくらしにかかせないものをつぎつぎと考えだしました。テスラがいなかったら、わたしたちの世界は、いまとはちがったものになっていたかもしれません!“電気の魔術師”とよばれ、発明王トーマス・エジソンのライバルといわれたニコラ・テスラの人生をえがく、伝記絵本です。