どのようにして図書館をはじめればいいのか?地域のハブや知のアーカイブとして図書館が近年注目されているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。図書館計画の読み方、図書館整備と地方自治体が抱える課題、図書館整備の手法の長所と短所、具体的な進め方とスケジュールー図書館整備の勘どころをコンパクトにまとめる実践の書。
ふだんの一日のなかにかくれた、ちょっと気になる、ふしぎなお話。あなたにも、こんな体験、ありませんか?
オウマガドキってなんだかしってる?「お馬がドキッ!」じゃあないよ。オウマガドキって、オバケや魔ものに出会う時間。夕ぐれどきのことさ。
市民がまちづくりに取り組む方法には、「参加」と「協働」が挙げられ、近年、この方法を用いて、公立図書館を計画・設計・運営する事例がみられる。図書館の事例における「参加」とは、図書館の理念、基本計画や基本設計など図書館の設置にかかる一連のプロセスに市民が行政や設計者などと主体的にかかわることを指す。他方、「協働」とは、図書館開館後も市民が継続して図書館活動を支援していくために行政と役割分担しながら協力していくことを指す。本書は、特に市民が図書館活動に参加・協働する状況を「市民とつくる図書館」と捉えて、関係者として携わった方々による具体的な取り組みを紹介することで、各図書館の開館に至るプロセスを明らかにする。
インドに住むヤズミンは、本が大好きな女の子。本おじさんの“まちかど図書館”で本を借りるのが、毎日の楽しみだ。ところが、何者かの通報により、本おじさんは図書館を続けられなくなってしまった。本おじさんを助けたいヤズミンは、読んだ本と市長選挙をヒントに、あることを思いつく…。読書の力、行動力、選挙、異文化、SDGs(小さな図書館の活動など)…これからの時代に大切なテーマがえがかれた作品!
猛吹雪の夜、図書館に少年がひとり取り残された。暖房機が壊れ、極寒の館内。突然現れた謎の男は少年を救い、やがて大切なことを伝え始めたー。(表題作)一九三一年の満洲。大連のダンスホールで働く千春は、内地からの旅行者らしき青年に恋をする。彼には、胸に秘めた危険な計画があるようなのだが…。(「傷心列車」)時を旅する者たちの数奇な運命を描く全六編。
出版の世界においても流通こそが産業を制する!本書は、出版流通の要となる「取次会社」に焦点を当てつつ、そこでの管理に使われる「流通コード」を取り上げ、慣習となっている「委託販売」についても言及する。
宙たちといっしょに加賀ハウスを訪れた萌は、応接間の壁に飾られた絵を見て動けなくなってしまう。その絵に描かれた女性は、以前見かけた、雅に寄りそう着物姿の人だったのだ。「小夜さん」は雅のおじいさんの伯母で、戦前に若くして亡くなったという。彼女のうったえが聞こえることを打ち明けた萌に、雅のおじいさんは、小夜さんの話をぽつりぽつりと語りはじめたー。小学中級から。
3学期に入って、クラスのなかには中学受験でお休みする人も。そんなある日、萌はわすれた本を取りに教室に戻るとちゅう、となりの教室に女の子の人影があるのに気づく。奈津にそのことを話すと、「もしかして、バレンタインの花子さん、じゃないかな。」と言う。朝日小学校の怪談としてつたわる「バレンタインの花子さん」って?いつにもましてドキドキがとまらない展開です!小学中級から。