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より能動的な学校図書館へー学習情報センター化・読書センター化へ向けて激動する学校図書館の現状。2001年、子どもの読書活動の推進に関する法律、2005年文字・活字文化振興法、2014年学校図書館法改正、2016年、学校図書館ガイドライン。近年の動きとともに多様化する学校図書館のありかた。司書教諭や学校司書など実務者まで含めた執筆陣が、個別具体的な研究の最前線を紹介する。
「本離れ」が叫ばれる中で、学校図書館は読書、ひいては本の大切さをどのように説いているのであろうか。また、司書教諭に関する法律改正などに伴って、現場はどう変化しているのだろうか?歴史的な側面を概括し、制度論も交えながら現在の学校図書館の達成ポイントと課題を論じる。デジタル環境など新しいトピックや、授業における図書館利用などについても見ていくことで、「本との出会い」だけにとどまらない図書館の教育的効果を考える。さらに小学校から高校までの学校図書館を取り巻く環境と、現在行なっている取組を、代表的な学校の司書によるコラムを交えて紹介し、実際の現場に迫る。
転校生の大智は、新しいクラスの仲間に話しかける勇気がなく、いつもひとりぼっち。休み時間を学校の図書館ですごしていたところ、本だなの背とかべの間から、古い学級新聞を見つける。新聞にふれたとたん、バチッと青白い光が舞ったように見えたと思ったら、とつぜん目の前に、男の子のゆうれいが現れた。なんだかとってもやさしそう…。もしかすると、この子となら友だちになれるかも?ちょっぴりこわくて、心があったかくなるストーリー。
小学五年生の春菜が暮らすことになったのは、自立支援センター「あけぼの住宅」。ここでは、住む家のない母親と子どもが少しのあいだ暮らせる。あけぼの住宅のとなりには市民図書館があり、春菜は、生まれてはじめて図書館に入った。友人や司書、本との出会いが、春菜を少しずつ変えていく…
兄弟の中でも、美しくかしこい子ギツネー顔のもようから、ドミノと名づけられました。みごとな銀ギツネに成長し、家族をもつのですが、おそろしい猟犬に追われて…。