時々刻々と増え続ける医学情報。それらを医師・患者に結びつけるには?司書1人の職場から、情報と人のネットワークを築いていく奮闘記。あまり知られていない病院図書館の活動実践をくまなく伝える。
緑深い公園の奥に、ひっそり佇む“たまゆら図書館”。千穂はそこで一冊の本を手にしたことから、あやかし・白火と出逢う。ここはあやかし憑きの書籍を収蔵する不思議な図書館だったのだ。「私はいつでもここにいて、あなたを待っていますから」白火の言葉に背中を押され図書館に通うようになった千穂は、本にまつわる悩みを抱えた来館者の手伝いをすることになり…。「薮の中」「伊豆の踊子」「水墨集」-本に願いを込めた人々と、その思いを糧に生きる儚きあやかしたちが、新しい物語を紡ぐ。
じっさいに学校図書館でおこなわれているさまざまな取り組みを紹介。調べ学習のサポート、各教科との連動、読書イベントなど、各学校のくふうがいっぱいの実践例は、図書館づくりのヒントになります。
茨城・鹿嶋市役所で将来を嘱望される中枢的な部署をけっとばし、自らの希望で図書館に異動した「変わり者」の著者が、新天地塩尻市に舞い降りた。新塩尻市立図書館づくりに全人生をかけた新人館長のユーモアとウイットにあふれるエッセイ。
だれでも納得するプロのコツ。インターネットの検索にも応用できる図書館流の調べ方。調べる学習の重要ポイントが手にとるようにわかります。
学校図書館が、アクティブラーニングを実現する。教職員や保護者必読の一冊!
簡単に言うと、ぼっちゃん、おじょうちゃんが「こんな力があればなぁ」とか「あんなことができたらなぁ」とか思うような力を、あたしは持っているの。それを貸してあげるってわけ。ちょっとだけ条件つきだけどね。あら、簡単な条件よ。どう?いいでしょ?いいわよね?じゃっ、契約の握手しましょ…。
心霊スポットの動画取材を公開する怪談ライブで大人気の「怪談図書館」。今作では、怪異現場からの実話怪談ほか、怪談P桜井館長が厳選した恐怖が綴られる!怪談図書館メンバーの保志乃弓季と関谷まゆこも自身の体験談や取材で得た話を自ら書き下ろしで掲載。
2015年、シリアの首都ダマスカス近郊の町ダラヤでは、市民がアサド政権軍に抵抗して籠城していた。彼らは政府寄りのメディアで狂信者、テロリストと報道されていたが、実際は自由を求める人々であった。政府軍の空爆により建物が破壊され、隣人が犠牲となる中、ダラヤの若者たちは瓦礫から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った。知の力を暴力への盾として闘おうとしたのだ。そんな若者たちにインタビューする機会を得た著者は、クッツェー、シェークスピア、サン=テグジュペリといった作家の本について彼らと語り、戦争に奪われた日常、図書館によって生み出された希望を記録していく。図書館に安らぎを、本に希望を見出した人々を描く感動のノンフィクション!
元と瑠香が通う銀杏が丘第一小学校に不思議な美少女・夢羽が転校してきた。転校初日から数々の事件を見事解決する夢羽に、新たな事件解決の依頼がきた。なんでもクラスメイトの水原久美の家で、捨てたはずの人形が帰ってくるというのだ。はたして、夢羽は、この怪奇現象“呪いの人形”の謎を解くことができるのかー。『ヒント?』の人気連載シリーズ、文庫化第2弾!!小学校中学年〜中学生向き。
地域で家庭文庫を主宰しながら、30年以上図書館活動にかかわった著者が、図書館の魅力を描いた絵本の数々を紹介する。市民が図書館に何を望み、どんなことが実現できたかという実践例(静岡図書館友の会「市民の図書館政策」より)や、図書館に関する宣言文等も掲載。参考として、図書館にまつわる海外&国内の児童文学のリストも付いている。これを読めば、図書館をもっと身近に、そして上手にたのしく活用できる!
新しい学習指導要領や学校図書館法の改正によって、子どもたちの言語能力や探求心を育てるために学校図書館がもつ役割に注目が集まっている。本書は、未来を創造する子どもたちの学習・成長を支えるために、学校図書館の大きな意義を見つめ直してかかえている課題を検証する。学校図書館の理念・目的、読書支援の意義と方法、情報リテラシーを育てる機能など、基礎から応用までをわかりやすく解説する。