「文庫史」「図書館史」を古代から近代まで通覧!文字と図書文化が伝来した古代4〜5世紀頃から1945年まで、日本における図書館(文庫)の歴史を、独自の時代区分に基づき、時代背景とともに通史的に詳説。文庫・図書館のみならず、各時代の書籍に関する書誌学的記述も盛り込み、さらに出版・貸本など広義の図書文化についても言及。
1914年プロイセンドイツが、1940年にはナチスドイツが、ある図書館に火を放った。この犯罪の経緯、再建をめぐる陰謀と策略を暴き出すノンフィクション・ミステリー。
開館日・時間などのデータのほか各館で異なる利用内容や利用資格利用カード作成に必要な書類などの詳細データもわかりやすく紹介。
12月31日まで開館してみた。でも結果は…元館長が目指したトライ&エラー。
冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。そんな篁たちの役目は、現世にも天道にも豊かな縁を結んでいた。愛弟子・時子が自らの成長の証と向き合うなかで現れた“道なし”は、伊勢神宮に仕えた最後の斎宮・祥子内親王。時子が篁に提案したのは、からくさ図書館に集うお客様の力を借りる方法で…。ひと巡りする季節。長い時を越え、時子が篁に贈る歌。二人は、かけがえのない春へと歩き出すー。悠久の古都で紡ぐライブラリ・ファンタジー、第六集。
海峡地域の動乱を期するニザマ宰相ミツクビの策謀に対し、マツリカは三国和睦会議の実現に動く。列座するは、宦官宰相の専横を忍んできたニザマ帝、アルデシュ軍幕僚、一ノ谷の代表団。和議は成るのか。そして、マツリカの左手を縛めた傀儡師は追い詰められるのか?超大作完結編。第45回メフィスト賞受賞作。
高度情報社会となった今日、図書館の存在価値に改めて注目が集まっている。従来の図書館は貸出サービスに偏重してきたが、近年、文化交流拠点、情報発信拠点、アーカイブ、電子図書館といった新たな役割を重視した取り組みがなされている。本書では、各地の先端的事例を紹介しつつ、図書館は情報ストックをもとにしたサービスを展開し、知の大海に乗り出すためのツールとなるべきとの位置づけを行う。