トリハダ?なにそれ?後ろの席の男子たちのひそひそ話で知った、こわい話を集めたサイトの存在。その日の放課後、コンピューター室でわたしは1台だけ起動しているパソコンを見つけた。画面には“恐怖通信鳥肌ゾーン”の文字。好奇心にかられてサイトをのぞきこんでしまったわたしは…。
小さな森のちっちゃな木は、しあわせでした。しげった葉っぱにまもられて、夏もすずしかったから。秋になっても、ちっちゃな木は、葉っぱを手ばなすことができません。やがて…成長していくためには、たいせつなものを手ばなしたり、いごこちのよさから一歩ふみだす勇気がひつようなことも。小さな木をとおして、そのことを、やさしくかたりかけてくれる絵本。
小さいってどんなこと?みじかなことからものの本質にせまります。やさしくユーモラスな「科学絵本」。
高度情報社会における図書館の意義と役割とは。図書館を市民のための「知識への扉」と位置づけ、現代の図書館の姿とそこに関わる人や制度、図書館利用者のための各種機能を平易にコンパクトに解説。司書課程の標準的入門テキスト。
戦争の原因や国際的経済同盟形成のきっかけとなるなど、世界の歴史に大きな役割を果たしてきたニシン。食、環境、歴史、政治など、人間とニシンの関係を多面的に考察。日本のニシン、世界各地のニシン料理も詳述。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。
15年前、フィリピン紛争地域に「子ども図書館」の一粒の種がまかれた。その芽は着実に成長し、社会不安と貧困で笑顔が消えていた子どもたちに、強い力をあたえ続けている。
「本をさがすんですよね。」「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。
欧米では長く日の当たらない存在だったが、スーパーフードとしていま世界中から注目される海藻…世界各地のすぐれた海藻料理、海藻食文化の豊かな歴史をたどる。日本の海藻については一章をさいて詳述。