全国から80件以上の視察が訪れた、北九州市立大学が目指す「地域に根ざした大学」とは?地方創生が叫ばれる現代において、大学はどのような役割を果たしていくべきか。地域とどのようにかかわっていくべきなのか。北九州市立大学地域共生教育センター9年間の歩みに学ぶ、地域と大学がともに成長していく社会づくりのヒント。
小さき民の創造性の探求。グローバル化の進展に伴う卸売市場流通の再編過程で、農産物の生産者はいかなる課題に直面し、いかにして困難を乗り越えてきたか。生産者が獲得した経済的・社会的地位の諸相を読み解く。
グローバル人材に重要なのは英語力だけではなく、その育成は都市部の大規模・トップ大学ばかりが担うものでもない。国内外での豊富なビジネス経験を活かし、地方大学において東南アジアでの教育プログラムを開発・実践してきた著者が、地元の魅力を世界に発信できる人材を育むために、大学と地域が持つべき視点を提言する。
地域課題解決の初めの一歩。場づくりの手引き。岩見沢複合駅舎、わいわい!!コンテナ、芝の家、ゆがわらっことつくる多世代の居場所、ふるさと絵屏風…その空間、コンテンツ、マネジメントのデザイン。
地域住民が主体的に取り組む集落営農運動は、農業をはじめ地域が直面している諸課題を解決し、また地域資源を保全・活用しながら、張り合いを持って暮らし続けられる地域をつくるため、自主的に相談・協議し、それぞれの脳みや希望を出しあい、想いを結集した地域の将来構想(「集落ビジョン」)を描く。全国の元気な27事例。
企業の世界展開やキャッシュレス決済の拡大といった金融・経済におけるグローバリゼーションは、国・地域のローカルな経済事情にいかなる影響を及ぼしているのだろうか?「グローカル化」に関する金融理論研究に加え、メキシコやベトナムといった実際の新興国内における個別具体的な事例から、グローカルとローカル双方の文脈がせめぎ合う地域金融の実態を明らかにした挑戦的研究!
これからイノベーションの地域化・民主化が加速する!イノベーションは経済大国・大都市・大企業だけで生まれるわけではない。地域の地道なイノベーション活動や各国の取り組みを解説。
災害や高齢化等の地域課題に対応する主体として地域自治組織への期待が高まっている。家族・社会・経済状況の変化や移民の流入などによって多様化する地域をどう再編し、安定的・開放的な地域自治組織をどうつくるか。世界各国の事例から、日本における地域コミュニティづくりのヒントと可能性を探る。
SDGsへの取り組み方がわからず、“もやもや”している方へ。持続可能な地域づくりには、まち・むらで暮らす人びとが主役になる必要がある。農山漁村や中小企業がSDGsを上手くつかって、持続可能な発展の先導役になることが期待される。では、どうすればよいか。実践を進めるコーディネイターはどのような役割を果たせばいいのか。地域づくりを担うあなたに役立つ、実践者の知見と提案を収録。
異文化を理解するための理論と実践。故郷のよさを伝える活動が、より大きな社会や知の体系と結びつくまで。
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地域のサステナビリティ」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録。
老朽化するインフラを再生し、災害時には最前線で復旧・復興を担う、地域の守り手としての矜持。被災地・仙台で人々の生活基盤を支え、誇りと使命感をもって地域のために尽力してきた著者が語る、地方建設業のあるべき姿とはー