地域の建築資産の活用に取り組んでいる地方公共団体、NPO、民間企業等から頂いた先導的事例について、取り組み内容の概要やポイントを整理。合わせて関連する制度も紹介。
地勢的条件からモノカルチャー経済を強いられてきた鹿児島が、飛躍の時を迎えている。人びとが不屈の努力で育んできた農畜水産業・焼酎産業の先駆的な取り組みから、モノづくり中小企業の果敢な展開、離島における地域資源活用策まで、その挑戦の全貌を精査する。
地方の可能性は「人づくり」「つながりの構築」にある。物質面と精神面を両輪とした新たな視点で再構成する、ユニークで画期的な地域再生論。
豊かな自然に恵まれた歴史と文化の地岐阜県中津川・恵那地域。いま、この地域で実践されている取り組みが注目を集めている。一〇年以上にわたって毎年続けられている介護保険シンポジウムを軸に、行政、医療、保健、福祉、住民が連携した活動を紹介。誰もが安心して暮らせる地域づくりのあり方を探る。
あらゆる社会資源への働きかけと連携なくして真の生活支援はなしえない!個別のクライエントに必要な支援を、社会資源の意味と意義を通してわかりやすく解説。地域活動の展開において重要となる、地域づくりの考え方、進め方のノウハウが満載。実践事例を16の視点・方法論から分析し、社会資源のネットワーク化の奥義を詳しく解説。
甲信地域(山梨県・長野県)といえば富士山やアルプスに代表される山の国である。この地を舞台として戦国時代の一五〇年間、武田氏、小笠原氏、村上氏、真田氏などの大名が覇を競った背景には何があり、いかなる歴史が展開したのか。本書では、大名たちの興亡や合戦の歴史だけでなく、山国に生きて歴史を支えた木こりや金山衆、猟師などにも目を向け、山の信仰、山の産物、物資流通など多面的に地域の戦国時代を明らかにする。