東日本大震災から5年、原発事故被災者の葛藤は依然として続いている。賠償金をめぐる地域コミュニティの分断、長い仮設住宅暮らしで崩壊する家族関係…。中越・中越沖地震を取材した記者が、被災地における諸問題が福島で同じように繰り返され、さらに深刻化している実態に警鐘を鳴らす。
減少し続ける日本の草原や水辺など身近な自然を尋ね歩いて出会う小さな命、絶滅の危険度が高まるカヤネズミの生態を知ることから保護活動は始まる。愛くるしく健気なカヤネズミたちのカラー写真多数掲載!
「BSC(戦略マップ&スコアカード)とは何か?」「なぜBSCを導入する必要があるのか?」「どのようにBSCを導入すべきなのか?」を明示するとともに、事例に基づき、戦略と業務の統合型マネジメント・システムの実現可能性を検証。統合報告がマネジメントに影響を及ぼしているという管理会計上の研究課題を検討し、かつ統合報告における価値創造プロセスの可視化へのBSCの活用についても提案。
昭和一二年七月七日の日中戦争開戦以降、主にはその直接的・間接的な影響によって、文学者ー文学作品ートピックーその他関連する文学活動にどのような展開(変化)が生じたのか、日中戦争を関数とする時局がどのように関わったのか、また、その帰結としてどのような新たな問題が生じたのかなどについて、文学場の特徴がよく示されたと思しき複数の切り口から検証。そういった一連の問題系を、主には当時の新聞・雑誌上の文学関連言説の、あたう限り広範な調査・分析に即して、言表された限りにおける文学者の言動や作品、評価軸の変動について論じる。
世界が注目するIB「国語」教育を徹底紹介!より深く知るための解説・資料・実践報告が満載!
年間100人を越す自殺・不明者。セクハラを告発する現職女性自衛官、多発する陰湿なイジメ、隠蔽される暴力、蔓延する不条理、絶望、怒り…。自衛隊の内幕。
グローバル化、ネット化に対応する企業報告の先進的ガイドライン。財務情報と環境、CSR、サステナビリティ、ガバナンス等の非財務情報を統合した報告書の、ビジョン、枠組み、導入手順を大胆に示す。
多くの企業では、労働災害の現場に遭遇する機会が減ってきており、万が一災害が発生するとその対応に苦慮することがあります。労働基準監督官として多くの会社を臨検監督、指導をしてきた筆者が、労働災害のデメリット、発生時の行政機関を含めた対処方法等に加え、在職中に見聞きした労働災害事例も踏まえ、分かりやすく発生状況等を一部イラスト使用して整理・分類し、それぞれに原因と効果的と考えられる対策を紹介、監督署への是正報告の仕方も収載しています。
IFRS9「金融商品」までフォロー。ポイント、日本基準との差異を明示した、全体把握に最適な一冊。
乳幼児健診、就学前支援、小・中学校での特別支援教育、高校・大学での特別支援、成人期支援、そして就労支援まで、幅広いライフステージでの臨床・研究をベースに、発達障害理解・支援のあり方を、本人の生活・家族・社会といった総合的な視野から考える。
企業の使命として利益獲得のみならずその獲得方法まで問われる時代。環境会計・CSR会計、CSR指標、CSR報告書、統合報告がその役割を果たす。
タマネギは成人病に悩む現代人に、天が恵んでくれたクスリです。心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化、高血圧、高脂血症や糖尿病、肝臓症、白内障などの成人病に著効のあることは、薬学的な研究によってすでに証明済みですが、最近、顕著な発ガン抑制の抑制作用があるという報告もなされています。本書は豊富な資料に基づいて、タマネギの薬効の秘密を明らかにし、合わせて、タマネギの効果的な食べ方を説いています。
商船学校が、百数十年にわたり築き上げてきた「海」を場とする特色ある教育、そこに、混迷する現代教育への一筋の光明を見出すことが出来る。海洋の魅力溢れる商船学校を目指して、30年間教育指導に取り組んできた一人の教員の述懐である。
2019年11月パリ、“フロイトの大義”学派の国際会議日に、3500人の精神分析家らの前で行われ、聴衆に激震をもたらした講演の全文。精神分析や医学的な知は、性的マイノリティを病者・異常者として扱ってきた旧来の異性愛中心的規範や、家父長制・植民地主義にもとづく性の科学を自己批判し、多様性に開かれた未来へと生まれ変わることができるのか?学問とジェンダーをめぐるラディカルな問題提起。