地球上に九五万種以上、日本だけでも三万種を超える種数が発見されている昆虫。この大繁栄した小さな生き物の世界は謎に満ちている。たとえば、昆虫はなぜ大きくなれないのだろうか。どうして最初に飛んだのか。なぜ蛹が登場したか。擬態が出てくる理由は?昆虫はどうして六本足なのか。地球の生命進化とのかかわりの中で、しぶとく生き抜いてきた昆虫の運命を明らかにし、生態系を支える彼らのしたたかな奇策の数々を愛情をもって解剖する。
昆虫の戦いは同種間でのメスをめぐる争いであったり、他の種類とエサをとり合うなどの生存競争であったりと、必ず目的があり、すべて戦うべくして戦うものです。本書では、そうした戦う昆虫、なかでも最強といわれる昆虫たちを特集しました。人気のあるカブトムシやクワガタだけではなく、カミキリムシやバッタ、トンボ、カマキリ、水生昆虫などの体の大きさや戦い方にスポットを当てています。
ヒトの性欲に貴賤はない。SM愛好家、フェチスト、異性装者、スカトロジストなど、世間で言われる「ヘンタイ」にスポットを当て、彼らの性欲構造を歴史的・文化的に考察する。
“SWEAR WORDS”とは“SHIT”“ASS”“FUCK”などをまとめて指す言葉。よく、「イケナイ言葉」のことと思われがちですが、本当は否定、強調、親しみさえも表現できる、日常生活には欠かせない豊かな表現ツールなのです。著者のS・ジョンソン氏はアメリカにおいて、他国からの移民者に対し、一日も早く英語の生活に溶け込めるよう、積極的に“SWEAR WORDS”を教えるユニークな英会話教授法の提唱者。本書で英会話上達の近道を知り、また英語圏の人々の日常語に秘められた哲学を学びましょう。
検閲、発禁と闘って変態研究に熱中した男たち。
大ヒット・アニメのラジオ・ドラマCD第3弾。ラジオ番組『おねがい☆ツインズ みずほ先生とはちみつ(ハート)ツインズ』内のドラマで、本編とはまったく違ったオリジナル・サイド・ストーリーが楽しめる。
ベルリン・フィルが初めて手がけた映画音楽。『ディープ・ブルー』は海を舞台にしたドキュメンタリーで、スコアは『ガンジー』『遠い夜明け』などを手がけたジョージ・フェントン。指揮も本人による。
そりゃ前作のオーケンとの共演はインパクトが強かったが、本作はもっと、暗くて明るい。ここへきて、意味がありそうでなさそうだった歌詞には吹っキレたような強さが感じられる。ヒップホップに諧謔的な眼差しを向けた(5)なんて爆笑の傑作曲。打ち込み万歳! 宅録万歳!
学校では教えてくれない21世紀の明るい性教育。豊富な図版とデータで徹底解説。
生田流筝曲の演奏家・作曲家、宮城道雄の全曲集。現在でも演奏されることの多い、彼の作品をほぼ網羅、未収録・新録音作品を多数収録している。全国の筝曲愛好家必携の完全保存版。
[1]は宮城道雄作品集。[2]は近世の八橋検校や光崎検校らの作品で構成された文字通りの箏名曲選である。「千鳥の曲」では尺八のネプチューン海山が参加している。箏にもいろいろあり、その技巧も多彩で、約束事を知らなくても豊かなイメージを想起させる。