性を決定するものとは何か?ゲイやレズビアン、女らしさ/男らしさという規範、性同一性障害、男でも女でもない第三の性=インターセックス-「男-女」という二元論を超えた身体とジェンダーと性のありようについてセクシュアルマイノリティの当事者たちと研究者がわかりやすく講義して、性の自己決定の可能性を探る。
比較流通分析への挑戦。グローバル化の急速な進展のなかで、国際流通・マーケティングの動向も大きく変わり、新たな理論的枠組みと実態分析が模索されている。これまでの研究蓄積を踏まえ、日・欧・米のグローバル流通の国際比較の方法と実証分析を体系的に展開し、流通グローバル化の共通性と多様性を解明。
水と森の島ー知られざる素顔に迫る。樹齢7200年の縄文杉、幻の竜王滝、霧に育つ巨木、世界最大の照葉樹林、日本最多年間1万ミリの雨、亜熱帯に冬の吹雪など、30年に及ぶ取材の集大成。
「生物多様性」をキーワードに、各界の識者・文化人の声を収録。
本書は、多様化したとされる現在の日本語教育について、これまでに気が付かなかったような「文脈」はなかったかを問い直すことと同時に、将来の日本語教育が構築すべき文字通り「新たな文脈」を探ることを目的に掲げています。
本書では第1〜5章が生物的自然に関するものであり、微生物、動物(昆虫)、動物(洞窟動物)、植物、植物と動物を扱っている。第6〜8章が非生物自然に関するものであり、食料輸入が日本の環境に及ぼす負の影響、大気環境、農業から見た自然と人間の関係について扱われている。さらに、第9章において、自然の中での環境教育について述べられている。
「私たちはみなミュータントなのだ。ただその程度が、人によって違うだけなのだ」ヒトの変異をめぐる歴史と科学を織り合わせた艶やかな語りで読者を魅了する。
理論と豊富な実践を1冊にまとめた野生生物保全教育にとりくむ教育者・指導者・学生、必携の書。
アメリカ・イギリス型市場経済対ドイツ・日本型市場経済の二項対立からは見えてこない「資本主義の多様性(ヴァラエティ・オブ・キャピタリズム)」を解明する。来るべき時代の労使関係論。
生命の共同体としての地球を取り戻すために、来たるべき社会・文化・民主主義像を提言する。シヴァの壮大な構想の全貌を示すマニフェスト。シヴァ思想の集大成にして入門書。
水の構造と性質、自然・人工の機能水、水を利用した今後の技術。わたしたちの体と生活に欠かせない水を解説。
そもそも菌って何?菌類っていつから地球にいるの?菌類に化石ってあるの?菌類って何種いるの?菌類にはどんな種類があるの?菌類ってみんな悪者?それとも人間の味方?菌類の役割って何?カビに名前ってあるの?変形菌とか粘菌って何?地衣類って何?胞子はどうやって飛ぶの?フンに生える物好きな菌があるの?冬虫夏草って何?きのこ栽培ってどうやるの?きのこやカビが繰り広げる驚異に満ちた多様な世界。国立科学博物館・特別展「菌類のふしぎーきのことカビと仲間たち」の展示内容と背景をさらに詳細に解説。
2010年秋COP10(世界が集う第10回生物多様性締約国会議)が名古屋で開催。「生物多様性」って何?私たちの生活を支える大きな恵みの体系を知ろう。