カワラナデシコ、キキョウ、オミナエシ等、在来植物の野生の個体を都会で見ることはほとんどありません。生物の多様性ほどに、在来植物の保存が進んでいないからです。日本らしい自然を守るにはどうしたらいいのでしょう。外来植物や品種改良をどう考えるべきなのでしょう。各地での保全活動をふまえ、今後の課題と将来を考察します。
戦後期における日本の保守および保守政治家とはいかなるものか、保守政権とはどのような役割をはたしてきたのか、問い直す。各章二人の政治家を縦軸・横軸・対称軸からカップリングさせた事例研究。自民党(旧自由党、旧民主党、旧進歩党)の多様性を論究しつつ、日本的保守政治家の実相と特質を解明する。
気候変動と並ぶSDGsの大問題。私たちの便利な暮らしが生物の大絶滅を引き起こす!?あらゆる命はつながっている。地球だけがもつ奇跡の多様性を守るためにいま知っておくべきこと。
『歌うカタツムリ』(毎日出版文化賞)などの著作で筆力に定評ある進化生物学者が、強力な「天敵」としての外来生物の研究史を通して、計り知れない複雑さをはらむ「自然」と、そこに介入せずには済まない人間と科学の業を描く。外来の天敵種は有害生物を制圧する救世主となりうる一方で、ときに最強の侵入者にもなりうる。それでも、生物多様性が秘める可能性に魅了された多くの生物研究者たちが、自ら「夢の」天敵種と信じる外来生物を招いてきた。本書が語るのは、そうした天敵導入をめぐる知的冒険、成功、そして、懐滅的な失敗の歴史だ。またその歴史は、産業革命の時代からグローバリゼーションの時代まで、時々の社会が奉じてきた自然観の驚くべき変転を映しだす鏡でもある。著者は、長く信じられてきた「自然のバランス」の実像や、生態系メカニズムの今日的な理解へと、読者を慎重に導いていく。レイチェル・カーソンの『沈黙の春』に敬意を払いつつ、その自然観をアップデートする書でもある。終盤では、著者自身が小笠原の父島で経験した、ある「天敵」との死闘が語られる。生物多様性の魅惑と生態学の醍醐味が詰まった、渾身の書き下ろし。
『メンズクラブ』は、今年で創刊70周年を迎えます!
節目となる2024年は、アニバーサリー企画として、『メンズクラブ』70年のヘリテージを振り返る特集や、特別ゲストへのインタビュー、毎号異なるイラストレーターによる描き下ろしなど、注目の豪華企画が満載。
3月8日(金)発売の4月号では、70年間ほとんど形を変えずに、優雅で落ち着きのある装いを支えてきた服「スーツ」を特集。より多様性を持ち、裾野を広げた「スーツ」を掘り下げます。そのほかにも「靴&バッグ」特集、周年企画ではストリートスナップの元祖「街のアイビーリーガース」にフォーカス。また、原宿の伝説「ゴローズ」の短期連載最終章では、昨年行われたメモリアルイベントを独占取材。貴重な写真がフォトカードになった特別付録もついてきます!
また同時発売の特別版の表紙には、役者としてますます活躍の場を広げている福士蒼汰さんが登場!スペシャルインタビューでは、いよいよ佳境を迎える主演ドラマについてや、全編英語&オール海外ロケの作品に携わっての思いなどを語っていただきました。福士さんらしい穏やかな表情を見せたファッションスタイルとともにお楽しみください。
※特別版は、表紙が異なるのみ(内容は通常版と同じです)
4月号
【特別付録】「ゴローズ」フォトカード
1
●トレンドや時代を超え、自由でカッコいい服 スーツ
「エレガント」という言葉。これはメンズクラブの前身である
「男の服飾讀本」で、すでに使われていて詳しく解説がなされています。
それは、優雅で落ち着きのあるさまを指す、とあります。70年間ほとんど
形を変えずに、優雅で落ち着きある装いを支えてきたもの、
それがスーツであると、これまでの号を振り返ってみて、改めて思います。
この70年の間に、進化したものもあれば、ずっと変わらないものもある。
今回は、より多様性を持って裾野を広げたスーツについて掘り下げます。
スーツの普遍性に改めて気付くきっかけとして、また、トレンド感のある
装いのヒントとして、この特集がお役に立てば幸いです。
2
●70th anniversary Back to Trad VOL.1 スナップの元祖「街アイ」
メンズクラブは今年でついに創刊70周年 !
節目となる2024年はアニバーサリーを祝し、
諸先輩方が築いてきた偉大なヘリテージを
振り返る特集を毎号用意しています。
第1弾となる今回は、スナップ企画の
元祖「街アイ」にフォーカス。
さらにここでは、創刊当時からイラストを手掛けていた
アイビーボーイの生みの親、穂積和夫さんに
多大な影響を受けたというロンドン在住の
イラストレーターMr. Slowboyに
2024年版「街アイ」のワンシーンを
描き下ろしてもらいました。
これから毎号、特別なゲストをお招きし、
インタビュー&描き下ろしイラストを
掲載しますのでお見逃しなく。
3
●「ゴローズ」受け継がれしものーVol.3-
唯一無二の存在である高橋吾郎という男の魅力。そして小誌とゴローさんが
同じ時代を共に歩んだという事実を、多くの足跡からお伝えしてきたゴローズ特集。
第3弾となる今回は、原宿に現在のショップをオープンした1970年代初頭から
生涯の仲間、友として、忘れえぬ時間を共に過ごした3人の男たちのインタビューを掲載。
鬼籍に入り10年が過ぎた今も、ゴローさんは彼らの、そして皆の心のなかで生き続けています。
4
●真っ先に買うべき、靴&バッグ
日差しが暖かくなり、そろそろ衣替えの季節。
服といっしょに、靴やバッグも着替えたい。
ということで、最新作から「これは欲しい!」
と編集部が唸ったものを厳選して紹介。
新しい靴&バッグで身も心も軽やかに。
5
●福士蒼汰 ナチュラル
30歳という節目を迎え、役者としてますます活動の幅を広げている福士蒼汰。
テレビやスクリーンのなかでは見られない穏やかな表情とスペシャルインタビューで、自然体の姿に迫る。
6
●中村隼人が巡る、トルコ温故知新
ヨーロッパの洗練とアジアのエネルギッシュなパワーにあふれた都市、イスタンブール。
歴史的建造物が彩るこの街を訪れたのは、歌舞伎を中心に活躍する俳優・中村隼人。
スペシャルなファッションストーリーを軸に、その魅力をお届けします。
7
●ピュリツァー賞にふさわしいプラダ
アメリカの権威ある
ジャーナリズムの賞を2021年に
受賞したミッチェル・S・ジャクソンは、
なぜこのスタッズ付きの靴を
履いて授賞式に臨んだのか。
8
●アメリカンスタイルの真実
プレッピーの定番アイテムから最先端のデザイナーズブランドまで、アメリカの衣服は、常に一般市民のための民主的なものだった。
月刊「商店建築」は、レストラン、ホテル、ファッションストアなど最新のストアデザインを、豊富な写真で紹介する専門誌です。
デザインコンセプトや図面、仕上げ材料など、インテリアデザイナーや建築家、店舗開発に携わるすべての方に有益な情報が満載です。
1956年の創刊以来、日本の商空間、店舗デザインを記録し、国内外に発信し続けています。■サウナ大特集 〜五つのシチュエーションで見る、「ととのえる」ための最新インテリア
2023年9月号に続き、2度目となるサウナの特集です。ホテルやオフィスにサウナが併設されることも珍しくなくなった昨今。群雄割拠のサウナブームの中で支持を集めるために、明快なコンセプトが重要になっています。その時、重要なのが空間デザイン。庭を眺めながら自分と向き合うサウナや間接照明に包まれた居心地を提供するサウナなど、多様なデザインとフィロソフィーを持つサウナを取材しました。
■新作/渋谷区ふれあい植物センター
巻頭の新作コーナーでは、23年夏にリニューアルオープンした「渋谷区ふれあい植物センター」を紹介します。「日本一小さな植物園」という特性を活かし、「見る」から「参加する」へコンセプトを刷新。土を持ち上げたようなキノコ型の造作を立体的に巡りながら、カフェ、レストラン、ショップ、ライブラリー、シアター、 ガーデン、水耕栽培室など多様なプログラムを体験できるようになりました。入場料はなんと100円。建築と植物が一体になったデザインは必見です。
■特集/サステイナブル建材と空間デザイン -今、店舗に求められる「環境配慮」にどう対応するか
サステイナブルであることは、多くの業界で当たり前に求められるようになりました。再生建材のバリエーションは日毎多様になり、廃棄物を減らすような努力が、多くの現場で試みられています。一方で、紙ストローが不評となったように、環境に配慮することが利便性やデザイン性を損なってしまっては本末転倒でしょう。この特集では、サステイナブルを追求することが、むしろ空間の可能性を底上げするようなプロジェクトを集めました。
■サステイナブルプロダクト
サステイナブル特集の後半では、店舗にすぐ採用できるサステイナブル系プロダクトを紹介します。FRPではなく再生紙で制作したマネキンや、古紙をリサイクルしたパイプモールドからつくった家具など、さまざまな発想のプロダクトを集めました。また、100人の設計者に実施したアンケートもお見逃しなく。
この本では、文化って、なんだろう?世界の文化には、どんなちがいがあるの?ちがう文化と出会ったら、どうしたらいいの?子どもたちに、できることは?を考えます。
現代世界が直面するさまざまな問題をSDGsに沿った51のテーマを5つの大きな柱に分けて解説。各テーマのさまざまなデータを国別に比較できる。86の色彩豊かな統計地図と理解を助ける55の図表。国際機関や研究所・大学の研究センターが刊行している論文・報告書から採られた約350の信頼性のある出典。247の項目索引。
ネットゼロ、循環経済、ネイチャーポジティブ経済の統合的な実現に向けてー環境・経済・社会の統合的向上。
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●失語、失行、失認はその症状の多様性から、誤って認知症と一括りにされるなど、適切な評価が行われないままリハビリテーションが実施される可能性が懸念されている。
●本特集では、失語、発語失行、半側空間無視に加え、見逃されがちな失行や視覚性失認、稀な症状である聴覚性失認に焦点を当て、臨床で遭遇しやすいこれらの症状を評価し理解することを目的とし、確立されていない症状に対するリハビリテーションの方法や将来的な展望も含め、最新の情報を提供している。
【目次】
特集にあたって
失語症
発語失行
失行
半側空間無視
視覚性失認
コラム:聴覚性失認の評価とリハビリテーション
■新連載 リハビリテーション科医師に必要な診察,評価手技
1.可動域、筋力、痙縮、麻痺の評価法
■連載
リハなひと
看護師/リハビリ当事者 三井和哉さん
巻頭カラー デザインが拓くリハビリテーションの未来
10.補助人工心臓患者へのリハビリテーション
ニューカマー リハ科専門医
稲垣良輔
各都道府県における自動車運転に関する公安委員会提出用診断書の書き方ー脳卒中関係
2.千葉県
知っていてほしい義肢装具とその実際
5.下肢装具(補装具)
地域リハビリテーションの現状と今後
6.都道府県支援センターにおける地域リハビリテーション(兵庫県)
認知症の基礎知識とリハビリテーション
9.認知症におけるコミュニケーションのコツ
リハビリテーション医療におけるEvidence-Based Practice
11.神経難病リハビリテーション診療におけるEvidence-Based Practice実践
リハビリテーション医学・医療の歴史秘話“あの時なにが?”
13.回復期リハビリテーション病棟協会
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
今月号の特別企画「EBMに基づいた歯周組織再生療法の現在と未来」では,歯周組織再生療法の術式,材料の観点から,その現状と今後の方向性を探ります.
【目次】
特別企画 EBMに基づいた歯周組織再生療法の現在と未来
巻頭TOPIC 新たな視点 食道期の嚥下障害とは
臨床トピック スーパーボンドマイクロシリンジは矯正歯科のブラケット装着に必須のアイテム!
臨床トピック 三叉神経痛・顎関節症に有効な桂枝加朮附湯という漢方薬
エンド治療Q&A 2024 2
内科医×歯科医の徹底対談ーご存じですか?「肥満」と「糖尿病」の現在(いま) 2
コンポジットレジン修復Q&A 臨床での疑問点を解決して適応範囲を拡大しよう! 18
デンタルエックス線写真読影 8
お悩み解決!パーシャルデンチャー 8
エビデンスに基づく実践的な歯周治療〜日常臨床で活用するためのTips 6
この状態,どう診ますか?!〜歯科訪問診療の現場で遭遇する口腔内〜 14
ファンダメンタルエンドドンティクス〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 20
さあ,睡眠歯科をはじめましょう! -睡眠×○○で語る,睡眠歯科の実際のところ 8
「人」を「良」くすると書いて“食“〜歯科が生み出す“食”の新たな形を考える 2
北欧モデル スウェーデン歯科医療のホントのところ 2
いま,在宅歯科医療に求められていることとは〜在宅で最期まで“食べる”を支えるために 2
歯科医師の多様なキャリアパス 8
口腔機能とオーラルヘルス向上を目指して〜患者やスタッフの行動変容を促すBOCプロバイダーの取り組み〜 26
歯科医師に必要なビジネススキル〜経営学で歯科医師人生をもっと楽しく生きる〜 5
経済学的視点から歯科業界を読み解く 71
「顎関節症臨床医の会」だより 11
My Bookshelf〜私の本棚〜 14
ゴッホの黒猫を探せ! 2
【News & Report】
【Conference & Seminar】
本書は長年、食虫植物に魅せられた著者が、膨大な野外調査と豊富な写真を使って、食虫植物のゲノム生物学、分子生物学、細胞生物学、発生学、形態学、分類学、生態学などの知見を統合して、多様性と進化についてまとめ上げたものである。ウツボカズラ、ハエトリソウ、ムジナモなど、世界中を歩き廻って集めた2000枚以上の写真と図によって食虫植物の魅力と不思議を存分に紹介し、あわせて図の説明と本文によって、食虫植物の基礎から最新研究までを網羅した。