eco検定で学んだ知識を深め、職場や地域などそれぞれの分野で実践的に活躍しよう。
一般に生物多様性には、種多様性、遺伝的多様性、生態系多様性の三つのカテゴリーが含まれるとされる。本書では、これらの根幹となる「種とは何か」という議論まで踏まえ、生物多様性の諸相を吟味。そのうえでその保全に関わる問題も検討する。
本書は、生物多様性の危機の元凶が多国籍企業の活動にあること、どうすれば危機を乗り越えることができるかを明らかにする。
文化と価値体系の多様化による「ディソナンス(不協和)」が、組織にイノベーションを生む。古典的な「探求」と「認知」から現代のグーグル検索の概念まで、ネットワークを組み換えることにより「創造的な摩擦」を作り出し、知を組織化する「ヘテラルキー型」企業におけるマネジメント。
「遺伝資源としての生物多様性」をさまざまな角度から論じており、生物の多様性をはじめとした地球の生態から人類が学ぶことの広さおよび深さを知らされる。
カジカ上科魚類に関する生物学的知見を網羅。分類学的にどのような特徴を持った魚類が『カジカ』であるかの解説から、系統、生態、行動、生殖生理、保全などの知見を集積する。
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催で盛り上がる「生物多様性(Biodiversity)」保全活動。「もうひとつの環境問題」とも言われ、世界中で注目されているキーワードです。本書はその意味、危機、活動、地道な取り組み、関連法、関連会議などを解説する本。環境と生物の問題が国際的に注目される中、様々な緊急課題と、いきものと環境を守る多彩な活動を紹介します。
言語の創造力と多様性を、西洋をはじめとする精神史において、具体的で包括的な仕方で考察し、本質的・歴史的な相のもとに明らかにしていく、慶應義塾大学言語文化研究所、第4回公募研究「精神史における言語の創造力と多様性」の研究成果。
高山植物から感染症までー豊富な事例で明かされる緊急課題。温暖化と生物多様性はどのように関わっているのか。温暖化現象への知見に対して、進展が見られなかった温暖化と生物多様性の関係について、第一線の研究者たちの最新データ、生物多様性を守るための地域での実践事例を詳細に報告する。
ヒンドゥー至上主義の台頭、下層カーストの発言力増大、数億を超える中間層の誕生、IT革命の牽引車等々。アジアの大国インドは、急速に変貌をとげ、今まさに大転換期にある。ダイナミックに変貌するインド。その実態はいかなるものなのか。日本が21世紀のアジアを生き抜く上で現代インドの理解は不可欠である。日印文化交流に携わった著者が多様性大国インドの最新事情をレポートする。