●お茶がスターだ!
まるでコーヒーみたいに煎茶をハンドドリップする日本茶スタンドが登場したり、
アイスミルクティーにチーズクリームをトッピンングする「チーズティー」が
アメリカを席巻したり、なにやら近頃、お茶はこれまでのイメージ
を覆す変化の真っただ中。新しい発想とプレゼンテーションによって、
その楽しみ方はもっと自由に、深く進化しています。
「抹茶スパークリング」や「ナイトロ抹茶」のような新感覚のティードリンクが
続々と生まれているのをはじめ、お茶カクテル、お茶とフードのペアリング、
さらにお茶を使った料理と、活躍の場は広がるばかり。
今、再び不動のセンターを勝ち取ろうとしているお茶から目が離せない。
365日、毎日楽しみたくなる、そんな「新しいお茶の世界」へようこそ!
●お茶はこんなにおしゃれになった!
一風変わった飲み方や、ポップで洗練された空間の中で日本茶を楽しめる
スポットが国内外で急増中。固定観念を覆す新しいスタイルで、日本茶の魅力を再発見しよう。
●抹茶とほうじ茶、どちらのパフェがいまの気分?
暖かくなると無性にたべたくなるパフェ。なかでも根強い人気を誇るのが、
抹茶とほうじ茶を使ったタイプ。見た目のインパクトも大きな、今いちばんのおすすめをご紹介。
●お茶が決め手の料理とスイーツ
お茶は飲んで楽しむだけでなく、料理やスイーツに使うことでも新たな魅力を放つ。
紅茶、日本茶、中国茶と、種類も味わいのバリエも豊かなお茶が、その実力をいかんなく発揮する。
●だしの舞台はボーダーレス!
だしは日本だけでなく、今や世界各国で愛用されている旨み調味料。
最近ではかつお節や昆布に加え、新しいだしも続々登場してよりバラエティ豊かに。
味わい方、楽しみ方など、無限に広がるだしの可能性をご紹介。
●クールな台湾はお好き?
3月に「ミシュランガイド台北2018」が発表され、
世界が認めるグルメタウンへと進化を遂げている台湾。
台湾グルメっていうと安くておいしい屋台ごはんが頭に浮かぶけれど、
今、急速におもしろくなっているのが、ガストロノミーの分野だ。
豊富な食材を使い、伝統を重んじながらも多様な食文化をミックスした
新しいスタイルの台湾料理は、目からウロコのおいしさだ。
■特集 苔~緑色の小宇宙~秋山弘之=監修、橋本裕子=文、浅生ハルミン=イラスト
日本は、世界中のコケの約一割、およそ千七百種が生育するコケ大国。
万葉人は「蘿(こけ)むすまでに」と詠み、日本庭園や盆栽では欠かせない存在です。
一見して緑の塊のような彼らですが、立ち止まり、じっとのぞき込むと、その生き様は実に健気でたくましく、驚くほど多様性に満ちています。
梅雨時は、しっとりと雨に濡れて、コケが最も輝きを増す季節。
京都、兵庫、屋久島、宮崎……と、コケのワンダーランドへでかけましょう
●ようこそ、京の苔庭へ
●〝緑の魔術師〟の苔庭
●コケ博士の特別講義[入門篇]コケってなんだ?
●コケ博士の野外授業[実践篇]屋久島の森 コケコケ紀行
●コケ研究の聖地を守る
■この熱き人々 吉永みち子=文 石塚定人=写真
農口尚彦(杜氏)
■あちこち見聞帖
メイドインニッポン漫遊録「BUAISOUの藍染」
■連載
・京都の路地 まわり道 「花の家」 千 宗室=文
・古書もの語り 「晩年」 内堀 弘=文
・ひとときエッセイ「そして旅へ」 「二対一の幸せ」 遠藤秀紀=文
・芭蕉の風景 どむみりとあふちや雨の花曇[静岡県藤枝市] 小澤 實=文
・地元にエール これ、いいね! 聖心の紅茶ただにしき[静岡県裾野市] 橋本裕子=文
・名勝アルバム 醒井峡谷[滋賀県米原市] 蛭子 真=写真
・おいしい風土記 黒豚 焼き豚、ベーコン、ソーセージ[鹿児島県姶良市] 向笠千恵子=文
・ホリホリの旅の絵日記 山の辺の道[奈良県桜井市・天理市] ほり のぶゆき=文・絵
・六月の旅指南 愛知県豊明市 桶狭間古戦場まつりほか 狩野直美=文◎特集 苔 緑色の小宇宙日本は生息種数からみても世界有数のコケ大国。万葉人は「蘿むすまでに」と詠み、現代庭園や盆栽でも欠かせない存在です。しっとりと雨に濡れてコケが最も美しい季節に、京都の庭園、研究が活発な兵庫と宮崎、そして屋久島の森へ……コケのワンダーランドを旅します◎あちこち見聞帖 メイドインニッポン漫遊録世界がうらやむジャパンクオリティーの逸品を現場に訪ねるシリーズ。今回は藍の栽培から、染料造り、染色、製作まで全ての工程を自分たちで遂行するBUAISOU(徳島県上板町)の藍染をご紹介します。◎インタビュー この熱き人々農口尚彦(杜氏)◎おいしい風土記品種にこだわる鹿児島の黒豚◎エッセイ そして旅へ遠藤秀紀(解剖学者)
●旬なアウターとその着こなし、全部みせます!日本全国アウタースナップ
今回も日本全国へ取材班が赴き、読者の皆さんや街の名店を撮影。
札幌、仙台、横浜、東京、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡で
400人超の洒落者のアウタースタイルをスナップすることができました!
今着るべき旬のアウターは何なのか。そしてそれはごのように着こなすと知的で
社会性のある大人のスタイルにすることができるのか。
2018-2019年、冬スタイルを俯瞰で確認することができる、
男のために“スタイルサンプル決定版”となっています!
●新井貴浩が引退翌日に語ったこと
その日は突然やってきた。11月4日、前日福岡ソフトバンクとの熱戦が繰り広げられた
スタジアムに新井貴浩が立っていた。ただしその姿は慣れ親しんだユニホームではなく
旬のアウタースタイルでだーー。
20年という長い現役生活を終えた新井貴浩が引退翌日に語ったこと。
それは、広島ファン、共に戦ってきた仲間への思いであふれていた。
●日本初のマーベリックイベント第一回が開催 2018年の“Maverick Man”が集結!
多様化が進む現代において、自分の信念を曲げずにものごとを成し遂げる男こそマーベリック。
そう考えるエスクァイアが、各界の“異端児”をフィーチャーしたのが
「 The Mavericks of 2018」である。11月に行われたその第1回授賞式の様子をお届けする。
●小さくなることで装いも行動もスマートに!お“替え得”なミニ財布
ここ数年は長財布が一大勢力でしたが、今最も使える財布は、
胸ポケットに入れても服のシルエットに響かない小ぶりなものだと断言!
なによりも電車のICカードを入れている場合も、
断然スマートなタッチ&ゴーができますし、
国内外でもキャッシュレス化の流れで、時代も追い風ムード。
この冬買い替えるならミニ財布が絶対です!
●【特別企画】Esquire
MAVERICK OF THE MONTH vol.9 金子ノブアキ / Dancing to a new beat新しいビートに身を委ねて
●旬なアウターとその着こなし、全部みせます!日本全国アウタースナップ
今回も日本全国へ取材班が赴き、読者の皆さんや街の名店を撮影。
札幌、仙台、横浜、東京、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡で
400人超の洒落者のアウタースタイルをスナップすることができました!
今着るべき旬のアウターは何なのか。そしてそれはごのように着こなすと知的で
社会性のある大人のスタイルにすることができるのか。
2018-2019年、冬スタイルを俯瞰で確認することができる、
男のために“スタイルサンプル決定版”となっています!
●新井貴浩が引退翌日に語ったこと
その日は突然やってきた。11月4日、前日福岡ソフトバンクとの熱戦が繰り広げられた
スタジアムに新井貴浩が立っていた。ただしその姿は慣れ親しんだユニホームではなく
旬のアウタースタイルでだーー。
20年という長い現役生活を終えた新井貴浩が引退翌日に語ったこと。
それは、広島ファン、共に戦ってきた仲間への思いであふれていた。
●日本初のマーベリックイベント第一回が開催 2018年の“Maverick Man”が集結!
多様化が進む現代において、自分の信念を曲げずにものごとを成し遂げる男こそマーベリック。
そう考えるエスクァイアが、各界の“異端児”をフィーチャーしたのが
「 The Mavericks of 2018」である。11月に行われたその第1回授賞式の様子をお届けする。
●小さくなることで装いも行動もスマートに!お“替え得”なミニ財布
ここ数年は長財布が一大勢力でしたが、今最も使える財布は、
胸ポケットに入れても服のシルエットに響かない小ぶりなものだと断言!
なによりも電車のICカードを入れている場合も、
断然スマートなタッチ&ゴーができますし、
国内外でもキャッシュレス化の流れで、時代も追い風ムード。
この冬買い替えるならミニ財布が絶対です!
●【特別企画】Esquire
MAVERICK OF THE MONTH vol.9 金子ノブアキ / Dancing to a new beat新しいビートに身を委ねて
●春のお買い物パーフェクトLIST
トレンドが細分化している昨今、自分らしいスタイルに合った
アイテムを見極めるのが買い物上手の証し。
今回は4つのファッションスタイル別に、この春いったん何を買うべきかを
徹底検証!
●ヘルシーモードなカドリの3月に密着! 着まわし31days
まだまだ寒い日々が続くけど、気分はすっかり春モードにシフト。
1点投入でワードローブが一気に今年らしくなるトレンドアイテムを基軸に、
1カ月のリアルコーディネート計画をスタート!
●オートクチュール、夢の世界へ!
アート、モード史、海、花……。1月にパリで行われたオートクチュール・コレクションは、
デザイナーが思い思いのモチーフから発想を膨らませ、
モードに冒険を楽しむクリエーションを披露。
より自由でよりゴージャスな先端モードをここで紹介。
●大胆不敵なハリウッドの新女王 マーゴッド・ロビーの告白
ディカプリオと共演した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のセンセーショナルなデビュー以来、
ハリウッドでパワフルな快進撃を続ける28歳のマーゴッド・ロビー。
自分の意思で生き方を選び、成長を続ける彼女がめざすものとは。
●【春の映画祭、開幕!】どこよりも早く!面白く!話題作を一挙に紹介
アカデミー賞の話題で持ちきりのこのシーズン、映画界は見ごたえたっぷりの話題作がいっぱい。
『グリーン・ブック』『バイス』をはじめ、海外の賞レースを熱くするダンディな俳優たちの演技に
唸る「おっさん」映画や、世界が注目するイケメン・ティモシー・シャラメの最新作、
フェリシティやキーラなどスター女優が実在の女性を演じる人間ドラマ、美しい映像にため息が
こぼれるラブストーリー……。これから公開される作品の中でも、エル読者におすすめの新作を
総力特集!
●新しいカップルのかたち
生き方がどんどん多様化する今、パートナーシップも十人十色。
こうでなくてはという通念を超えたさまざまな愛が生まれている。
では、あなたらしい愛のかたちとは?
まずはUKから届いた Modern Lovers の肖像をどうぞ。
●世界的アーティストたちのアドバイス付き ピンクメイクに挑戦!
タイムレスで、誰にでも似合うピンクカラーは、時にかわいく、
時にピュアに、センシュアルに、モードに……と
女性の美しさの可能性を広げてくれる。世界的有名メイクアップアーティストのコメントとともに
最も旬なピンクメイクのルックをピックアップ! 早速、毎日のメイクに取り入れて。
●【elle lifestyle】春を呼ぶカラフルインテリア
ファッションもメイクも春らしいカラーがあふれる今シーズン、
インテリアも明るくハッピーなムードに模様替えしたい気分。壁を装飾したり、
カラフルな家具や雑貨を取り入れたり。クリエーターのアイデアをヒントに、
部屋に春を呼び込んで。
...and more!
●春のお買い物パーフェクトLIST
トレンドが細分化している昨今、自分らしいスタイルに合った
アイテムを見極めるのが買い物上手の証し。
今回は4つのファッションスタイル別に、この春いったん何を買うべきかを徹底検証!
●ヘルシーモードなカドリの3月に密着! 着まわし31days
まだまだ寒い日々が続くけど、気分はすっかり春モードにシフト。
1点投入でワードローブが一気に今年らしくなるトレンドアイテムを基軸に、
1カ月のリアルコーディネート計画をスタート!
●オートクチュール、夢の世界へ!
アート、モード史、海、花……。1月にパリで行われたオートクチュール・コレクションは、
デザイナーが思い思いのモチーフから発想を膨らませ、
モードに冒険を楽しむクリエーションを披露。
より自由でよりゴージャスな先端モードをここで紹介。
●大胆不敵なハリウッドの新女王 マーゴッド・ロビーの告白
ディカプリオと共演した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のセンセーショナルなデビュー以来、
ハリウッドでパワフルな快進撃を続ける28歳のマーゴッド・ロビー。
自分の意思で生き方を選び、成長を続ける彼女がめざすものとは。
●【春の映画祭、開幕!】どこよりも早く!面白く!話題作を一挙に紹介
アカデミー賞の話題で持ちきりのこのシーズン、映画界は見ごたえたっぷりの話題作がいっぱい。
『グリーン・ブック』『バイス』をはじめ、海外の賞レースを熱くするダンディな俳優たちの演技に
唸る「おっさん」映画や、世界が注目するイケメン・ティモシー・シャラメの最新作、
フェリシティやキーラなどスター女優が実在の女性を演じる人間ドラマ、美しい映像にため息が
こぼれるラブストーリー……。これから公開される作品の中でも、エル読者におすすめの新作を
総力特集!
●新しいカップルのかたち
生き方がどんどん多様化する今、パートナーシップも十人十色。
こうでなくてはという通念を超えたさまざまな愛が生まれている。
では、あなたらしい愛のかたちとは?
まずはUKから届いた Modern Lovers の肖像をどうぞ。
●世界的アーティストたちのアドバイス付き ピンクメイクに挑戦!
タイムレスで、誰にでも似合うピンクカラーは、時にかわいく、
時にピュアに、センシュアルに、モードに……と
女性の美しさの可能性を広げてくれる。世界的有名メイクアップアーティストのコメントとともに
最も旬なピンクメイクのルックをピックアップ! 早速、毎日のメイクに取り入れて。
●【elle lifestyle】春を呼ぶカラフルインテリア
ファッションもメイクも春らしいカラーがあふれる今シーズン、
インテリアも明るくハッピーなムードに模様替えしたい気分。壁を装飾したり、
カラフルな家具や雑貨を取り入れたり。クリエーターのアイデアをヒントに、
部屋に春を呼び込んで。
...and more!
│特集│シニア人材を競争力に変える
●働き続ける時代のマネジメントシニア世代を競争優位の源泉に変えるミルケン研究所 センター・フォー・ザ・フューチャー・オブ・エイジング 会長 ポール・アービング●環境変化にいかに適応させるか中高年の再教育プログラムの効果を上げる7つのポイントハーバード・ビジネス・スクール 教授 ウィリー C. シーベイン・アンド・カンパニー コンサルタント ハワード・ルドニック元 ハーバード・ビジネス・スクール MBA受講生 コリーン・テーペン●現場のナレッジ喪失は経営課題である優秀なベテラン社員の退職リスクを抑える方法ミシガン州立大学 教授 ピーター・バーグウェイン州立大学 助教 マシュー・ピシュチェク●キャリアが描けない企業に未来はないポストが空かない職場で若手の意欲を高める3つの施策ノースウェスタン大学 ケロッグスクール・オブ・マネジメント 助教 ニコラ・ビアンキ香港大学 教授 ジン・リーノースウェスタン大学 ケロッグスクール・オブ・マネジメント 准教授 マイケル・パウエル●離職率改善や人材採用に貢献する社員の介護支援は利益につながるケアリング・アクロス・ジェネレーションズ 共同ディレクター サリタ・グプタケアリング・アクロス・ジェネレーションズ 共同ディレクター アイジェン・プー●世代間での認識の違いが明らかに高齢化問題をデータで読む『ハーバード・ビジネス・レビュー』編集コーディネーター ラムジー・カバズ『ハーバード・ビジネス・レビュー』上級情報デザイナー マット・ペリー●心理学と経営学の知見を活かすシニアの 心の高齢化 をいかに防ぐか早稲田大学大学院経営管理研究科 教授 竹内規彦●[インタビュー] 76歳で起業した外食業界のレジェンドが語る商売に定年なんてない高倉町珈琲 代表取締役会長 横川 竟│HBR翻訳論文│
【多様性のマネジメント】ベンチャーキャピタル業界への調査でわかったダイバーシティは明らかに収益に貢献するハーバード・ビジネス・スクール 教授 ポール・ゴンパースハーバード・ビジネス・スクール 研究員 シルパ・コバリ【戦略】大量・多品種・複雑化を実現3Dプリンティングの進化がものづくりの常識を覆すダートマス大学 タックスクール・オブ・ビジネス 教授 リチャード A. ダベニー【グローバル戦略】インフラ未整備の課題がチャンスにアフリカはいまやイノベーションの実験室であるマッキンゼー・アンド・カンパニー アフリカ・プラクティス チェア アチャ・レーケ マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアパートナー サフ・イエボア=アマンクワ【人材マネジメント】常に最先端にアクセスし続ける才能の集積地で知識と人脈を取り込む法ハーバード・ビジネス・スクール 教授 ウィリアム R. カー│Spotlight│
●企業への信頼が低下している『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編│Idea Watch│
●「コネクター型マネジャー」は部下を育てるのがうまい『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●タトゥーは意外にも就職に影響しないマイアミ大学 教授 マイケル T. フレンチ│EI[Emotional Intelligence]
●AI時代に重要度を増すコンピテンシーとは心理学者 トマス・チャモロ・プレミュジックIMD 教授 マイケル・ウェイドIMD 教授 ジェニファー・ジョーダン│Life's Work│
●宇宙飛行士 スコット・ケリーシニア人材を競争力に変える
●ヒトゲノム研究は,さまざまな切り口で“多様性”を大規模に解析する時代に入った.
●この“多様性”には,先祖から受け継ぐ個人差や集団差もあれば,個体が成長の過程で生じる体細胞変異もある.また,各種臓器や個々の細胞ごとに遺伝子の使われ方の違いがある.
●これらの大規模解析データは,各種疾患の感受性や発症機序へのわれわれの理解を深め,新しい診断法・治療法の創生に貢献する.本特集では,さまざまなゲノム医学研究分野の最先端の成果を紹介し,合わせてゲノム医療の実現化の現状についても概説いただく.
ゲノム解析法の進歩
基盤情報・資源と共有化
疾患ゲノム研究最前線
エピジェネティクス/インプリンティング
マイクロバイオーム
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
今月号の特別寄稿「上顎第一小臼歯部へのインプラント」では,上顎前歯部の長期保存という観点から,臼歯部の咬合支持の重要性を検討し,多数の症例を検討しています.
【目次】
特別寄稿 上顎第一小臼歯部へのインプラントー上顎犬歯部の長期保存を考えて
シリーズ 新時代の歯周治療 NEW DESIGNED PERIODONTAL THERAPY 1
速報! 令和6年度歯科診療報酬改定
【新連載】セラミックオーバーレイの臨床 1
【新連載】NiTi製ハンドファイルを極める 1
エンド治療Q&A 2024 4
コンポジットレジン修復Q&A 臨床での疑問点を解決して適応範囲を拡大しよう! 20
お悩み解決!パーシャルデンチャー 10
デンタルエックス線写真読影 10
エビデンスに基づく実践的な歯周治療〜日常臨床で活用するためのTips 8
ファンダメンタルエンドドンティクス〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 22
さあ,睡眠歯科をはじめましょう! -睡眠×○○で語る,睡眠歯科の実際のところ 10
内科医×歯科医の徹底対談ーご存じですか? 「肥満」と「糖尿病」の現在(いま) 4
この状態,どう診ますか?!〜歯科訪問診療の現場で遭遇する口腔内〜 16
【新連載】歯科医療に関連する検査 1
北欧モデル スウェーデン歯科医療のホントのところ 4
「人」を「良」くすると書いて“食“〜歯科が生み出す“食”の新たな形を考える 4
【新連載】デンタル・ウェルビーイングの視点から歯科臨床を考える 1
【新連載】グローバルヘルスの現場で出会った人たち 1
いま,在宅歯科医療に求められていることとは〜在宅で最期まで“食べる”を支えるために 4
歯科医師の多様なキャリアパス 10
口腔機能とオーラルヘルス向上を目指して〜患者やスタッフの行動変容を促すBOCプロバイダーの取り組み〜 28
歯科医師に必要なビジネススキル〜経営学で歯科医師人生をもっと楽しく生きる〜 7
経済学的視点から歯科業界を読み解く 73
「顎関節症臨床医の会」だより 13
My Bookshelf〜私の本棚〜 16
ゴッホの黒猫を探せ! 3
【Book Review】
【News & Report】
【Conference & Seminar】
・細胞極性は,細胞内の成分が一つの軸に沿って空間的に偏りを持って配置される性質である.1細胞内に形態的・生理的な偏りを持つことで,細胞は方向性を持って分裂,移動,分化できる.
・従来は,モデル動物を用いた発生学の分野において細胞極性形成の機序が解析されてきた.最近では技術の進展により,哺乳類でも細胞極性の異常と先天性疾患などとの関連が解析できるようになってきた.
・今後は,マウス個体やオルガノイドでも細胞極性を解析・操作できる技術の進展が期待される.本特集では,形態形成,がんの進展,神経回路形成など,多様な生命現象をもたらす細胞極性に関する最新の知見を集めた.
特集 細胞の極性化がもたらす生命現象
地域包括ケアシステムは機能するか(12)
医学・医療におけるシミュレータの進歩と普及(9)
TOPICS
FORUM
全ゲノム解析による多様な難病の研究について、
各分野のエキスパートが現状と展望を解説!
●難病に対する診断や治療法の開発に対し、ゲノム解析の活用が期待されている。候補遺伝子の解析(遺伝子検査)は日常診療にも用いられ、全エクソーム解析によって多くの病的バリアントが特定されることがわかってきた。
●日本の未診断疾患イニシアティブ(IRUD)事業では、未診断難病患者の43%で病的バリアントが特定され、進行中の難病の全ゲノム解析プロジェクトによって、さらに9%ほどの患者に病的バリアントが見出された。
●難病のゲノム医療の概説、技術面やデータ共有などの基盤的活動の紹介や、倫理社会面についての考察のほか、難病の各分野における全ゲノム解析研究の現状と展望をわが国のトップランナーに解説いただいた。
【目次】
総論
1.難病のゲノム医療に向けた現状と展望
2.ゲノム解析技術の進歩
3.難病のゲノム解析に必要なデータベースと今後の展望
4.未診断疾患イニシアチブ(IRUD)
5.難病の全ゲノム解析プロジェクトにおけるゲノム基盤
6.難病の全ゲノムに関する実証事業
各論
7.希少疾患の網羅的ゲノム解析─全エクソーム解析/全ゲノム解析
8.神経難病の全ゲノム解析
9.筋疾患におけるゲノム医療─トランスクリプトーム解析とロングリードシークエンス
10.難聴の全ゲノム解析
11.遺伝性網膜疾患のゲノム解析
12.心筋症の全ゲノム解析
13.心血管疾患における遺伝学的検査
14.血液疾患の全ゲノム解析
15.遺伝性腫瘍の全ゲノム解析
16.多因子性神経難病の全ゲノム解析─筋萎縮性側索硬化症
・脂質は生体膜成分,エネルギー源,シグナル分子,表皮バリア成分など多彩な機能をもち,脂質の構造多様性(リポクオリティ)の変化はこれら脂質の生体機能に大きな影響を与える.
・近年の質量分析技術の発達により,リポクオリティの多様性やバランスの制御が生体恒常性の維持においてどのような意義があるのか,またそれが破綻したときにどのような疾患につながるのかといった根源的課題に迫る研究が進んでいる.
・本特集では,リポクオリティの多様性や秩序が生み出される機構,生体がリポクオリティの違いを認識する機構,さらにリポクオリティバランスの破綻から生じる疾患の分子メカニズムについて,“基礎から臨床”の観点から最新の知見を紹介する.
脂肪酸クオリティと疾患制御
膜リン脂質クオリティと疾患制御
組織のリポクオリティと疾患制御
微生物のリポクオリティと疾患制御
リポクオリティ分析系と応用
多様な原因を有する肺高血圧症の基本に立ち返り、
鑑別と病態研究、治療法の最前線を解説!
●円熟期に入っているようにみえる肺高血圧症(PH)診療であるが、治療選択肢が増えたがゆえに、十分な鑑別診断が行われないまま誤った治療が行われているケースも少なくない。
●本書では基本に立ち返ってその鑑別を確実に行うことができるよう、各分野のエキスパートが解説している。
●また心筋症などでそうであるように、近年、PHに関しても多くの遺伝学的知見が得られているので、そのような最新知見についても解説をしている。
【目次】
総論
1.2021〜2022年における肺高血圧症の臨床
2.肺高血圧症の鑑別診断
3.肺高血圧症における遺伝学的知見とその臨床的意義
各論
4.特発性/遺伝性/薬物誘発性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
5.膠原病性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
6.成人先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
7.その他の肺高血圧症─門脈肺高血圧症とHIV感染に伴う肺高血圧症
8.左心系心疾患による肺高血圧症の診断と治療
9.慢性呼吸器疾患に伴う肺高血圧症の診断と治療─PAH特異的治療薬による治療は必要か?
10.慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断と治療
11.詳細不明な多因子のメカニズムによる肺高血圧症の実態にせまる
12.小児における肺高血圧症の診断と治療
トピックス
13.肺動脈性肺高血圧症の病態解明と新規治療の展望
14.Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)の診断と治療
15.肺高血圧症に対する肺移植の現状と課題─長い肺移植待機期間と周術期管理
16.肺高血圧症に関わる医療制度
義肢装具療法について、基本的な知識から、日々進化する最新技術まで網羅的に学ぶことができ、臨床に役立つ1冊
●リハビリテーション医療において、義肢装具療法は重要な位置を占めており、最適な義肢装具が選択できれば、使用者の日常生活活動やQOL に大きな利益がもたらされる。
●近年の義肢装具は、素材や材料の開発、豊富なデザイン、高機能化等によって多様化している。真に人々の活動を支えるためには、発症からの回復状況、痙性や感覚障害の有無、筋力低下や関節拘縮の程度といった問題だけでなく、使用する義肢装具の着脱感や装着感、日常生活活動における問題や退院後の生活環境を十分に考慮し、多様化している義肢装具から、適切なものを選択できる力が必要である。
●第1章では義肢装具の構造やメカニズムといった基本的な知識を、第2章では進化した最新の義肢装具について症例も交え解説している。初学者からベテランまで、リハビリテーション医療にかかわる多職種の臨床に役立つ1冊となっている。
【目次】
巻頭言
日本義肢装具学会飯田賞本賞受賞者が義肢装具のこれまで,そしてこれからを熱く語る!
第一章:義肢装具の基本知識
義手の基本知識
義足の基本知識
上肢装具の基本知識
下肢装具の基本知識
義肢装具と社会支援
体幹装具の基本知識
歩行解析の基本知識
義肢装具製作の基本知識
義肢装具臨床現場と研究
第二章 義肢装具の進化(最先端の義肢装具と技術)
義手の進化
最新の 義足
3D技術を活用した上肢装具制作の取り組み
子ども達の活動を支え,「遊び」を引き出す義肢装具
下肢装具の進化
体幹装具の進化
理学療法士と義肢装具
歩行解析の進化
義肢装具製作の進化
作業療法士と義肢装具
・老化はあらゆる生物に必然的に生じる普遍的な生命現象と考えられてきたが、その過程は生物種にとり多様で、加齢に伴う老化の表現がほとんど認められない生物から、顕著な老化形質を示す生物まで多岐にわたる。
・近年の分子生物学的技術の急速な進歩により、さまざまなモデル生物を用いた研究から老化過程は他の生命現象と同様に、シグナル伝達や転写制御、さらには細胞間相互作用により強く影響を受けることが明らかとなった。
・本特集では、各臓器の老化病態から老化細胞との関わり、 senolyticsによる老化表現の改善までを概説、senolyticsのモダリティについても低分子化合物から抗体、ワクチンまで紹介している。
■第1土曜特集 老化を標的とした疾患予防・治療
・はじめに
●総論
・老化細胞ーーその特異的な性質
〔key word〕細胞老化、老化細胞、細胞老化随伴分泌現象(SASP)
・動的エピゲノム情報の変化と老化制御
〔key word〕エピゲノム、デジタル情報、生物学年齢、rejuvenation、ICE(inducible changes to the epigenome)マウス
・老化細胞の光と影
〔key word〕細胞老化、再生、リプログラミング、線維化
・細胞膜損傷を起点とする新たな老化細胞サブタイプ
〔key word〕細胞老化、細胞膜損傷、細胞膜修復、p53、創傷治癒
・免疫細胞の老化と臓器、個体の老化
〔key word〕免疫老化、疲弊、メモリーT細胞、慢性炎症、老化細胞除去
・造血幹細胞の老化と若返りへの試み
〔key word〕造血幹細胞、老化、骨髄微小環境
・腎臓の老化
〔key word〕AKI-to-CKD transition、細胞老化、三次リンパ組織(TLT)
●各論
・低分子化合物による老化細胞除去の現状と未来
〔key word〕低分子化合物、グルタミナーゼ、機械学習
・肺組織における細胞老化
〔key word〕呼吸器疾患、セノリシス、細胞老化、モデル動物
・免疫系を利用した老化細胞除去ーー老化細胞除去ワクチンによる心血管系老化の改善
〔key word〕セノリティクス、細胞老化、ワクチン、抗体
・老化細胞ワクチンによる糖尿病・慢性疾患治療
〔key word〕ワクチン、抗体誘導、免疫
・抗PD-1抗体を用いた老化細胞除去
〔key word〕老化細胞、senolysis、PD-L1(programmed cell death 1-ligand 1)
・がん細胞の老化促進による持続的な抗がん作用を示すα線標的アイソトープ治療薬の開発
〔key word〕代謝型グルタミン酸1型受容体(mGluR1)、老化、18F-FITM、211At-AITM、老化関連β-ガラクトシダーゼ(SA-β-gal)
・老化に関連したヒトゲノム情報
〔key word〕老化、ヒトゲノム情報、オミックス時計(Omics clock)
・ハダカデバネズミを用いた老化研究ーー最長寿齧歯類ハダカデバネズミの老化耐性機構の解明に向けて
〔key word〕ハダカデバネズミ、老化、DNA修復機構、タンパク質の恒常性、細胞老化
・全身の老化制御メカニズムの理解を加速する新たなモデル動物“ターコイズキリフィッシュ”
〔key word〕キリフィッシュ、全身の老化制御メカニズム、健康寿命延伸
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、関節、視覚、聴覚……あらゆる人工臓器の進歩を網羅した一冊!
●近年、人工臓器の発達は目を見張るものがあり、人工臓器の機能や耐久性は大きく向上し、一時的に臓器機能を代行するものから、ほぼ永久的に使用されるものが増え、また体内に植え込むことで在宅管理が可能となっている。
●また、COVID-19流行下においてECMO(体外式膜型人工肺)が大きな注目を浴びたように、多くの人工臓器はすでにわが国の医療において必要不可欠なものとなりつつある。
●本書では、人工心臓・人工肺・人工肝臓・人工腎臓・人工膵臓・人工関節・人工視覚・人工聴覚など、さまざまな人工臓器を取り上げ、その進歩と展望について、最新情報を交えて各領域の第一人者が詳しく解説。多くの医療従事者や医学生に役立つ一冊となっている。
【目次】
1.植込型補助人工心臓ー重症心不全治療における役割
2.植込型補助人工心臓とは?-その現状と将来展望
3.小児に対する補助人工心臓
4.心原性ショックに対する補助循環治療
5.呼吸不全に対する膜型人工肺(VV-ECMO)-withコロナの時代に向けて
6.大動脈弁置換術における人工弁の進歩
7.人工血管の歴史と進歩
8.リードレスペースメーカの最前線
9.人工腎臓
10.アフェレシス療法:最近の進歩
11.肝機能代替のための多様なアプローチ:現状と課題
12.人工膵臓の現状と将来展望
13.人工関節の最近の動向とそれについて思うこと
14.人工聴覚器の現状
15.光電変換色素薄膜型の人工網膜OUReP(オーレップ)
16.バイオマテリアルと組織再生型人工臓器
17.人工臓器開発におけるレギュラトリーサイエンス
・世界ではすでに100品目を超える抗体医薬品が承認され、適応となる疾患領域はがんや自己免疫疾患にとどまらず、喘息、アトピー性皮膚炎、骨粗鬆症、感染症、眼疾患、神経系疾患などにも広がり、さらなる発展が期待される。
・近年の抗体医薬品開発の特徴として、IgG抗体のみならず抗体薬物複合体(ADC)、二重特異性抗体、scFvやVHHなどの低分子抗体のように、構造の多様性が広がっていることがあげられる。
・このようななかで本特集では、抗体の特徴を理解し、今後の開発に求められる課題を共有すべく、「抗体医薬の進歩と課題」として、各領域の第一線で活躍する著者の方々に執筆していただく。
■第1土曜特集 抗体医薬の進歩と課題
・はじめに
●リード抗体取得・エンジニアリング技術 【可変領域】
・モノクローナル抗体作製クロニクルーー効率的なヒト抗体医薬品シーズの取得を目指して
〔key word〕B細胞、モノクローナル抗体、タンパク工学、遺伝子工学、シングルセル
・ヒトADLibシステムおよびADLib KI-AMPによる治療用抗体候補の創出と最適化
〔key word〕ヒト抗体、ヒト化、親和性成熟、相同組換え、体細胞高頻度突然変異
・抗原結合親和性向上のための技術
〔key word〕ディスプレイ法、合理的設計、次世代シーケンシング(NGS)
●リード抗体取得・エンジニアリング技術 【IgG型抗体】
・抗体のエフェクター活性を担うFcγ受容体
〔key word〕Fcγ受容体(FcγR)、エフェクター活性、抗体エンジニアリング、アミノ酸変異導入、タンパク質構造
・抗体の体内動態制御に関わる受容体FcRnをめぐる話題ーーFcRnのバイオロジー、FcRn親和性改変抗体の開発動向、関連する研究
〔key word〕抗体医薬品、新生児型Fc受容体(FcRn)親和性、アミノ酸置換、血中半減期延長
・抗体薬物複合体(antibody-drug conjugate:ADC)
〔key word〕抗体薬物複合体(ADC)、ペイロード、リンカー、結合様式、drug-to-antibody ratio(DAR)
・t-CAP法を用いたコンジュゲート抗体の開発
〔key word〕抗体医薬品、部位特異的修飾、抗体薬物複合体(ADC)、近位効果、コンジュゲート
●リード抗体取得・エンジニアリング技術 【非IgGモダリティ】
・低分子抗体ーーVHH, scFv
〔key word〕低分子抗体、抗体工学、一本鎖抗体(scFv)、重鎖抗体可変領域(VHH)、キメラ抗原受容体(CAR)発現細胞傷害性T細胞(CTL)
・経口IgA抗体を用いた腸内細菌叢制御による治療薬開発
〔key word〕腸内細菌、免疫グロブリンA(IgA)、粘膜免疫、経口抗体
・IgA抗体を用いた呼吸器ウイルス感染症治療薬の実現可能性
〔key word〕IgA抗体、分泌型IgA抗体(SIgA抗体)、呼吸器ウイルス感染症
●有効性・安全性の予測・評価技術
・抗体医薬品の体内動態総論
〔key word〕抗体医薬品、バイオ医薬品、薬物動態特性、半減期
・抗体医薬品の創薬研究における生理学的薬物動態(PBPK)モデリングおよびシミュレーションの活用
〔key word〕生理学的薬物動態(PBPK)モデル、Catenary PBPKモデル、target mediated drug disposition(TMDD)、Two-pore PBPKモデル、Minimal PBPKモデル
・Phosphor integrated dots(PID)技術を用いた抗体医薬の腫瘍組織内ミクロ薬物動態解析の開発
〔key word〕抗体薬物複合体(ADC)、薬物動態(PK)、マクロPK、ミクロPK、がん微小環境
・ADC医薬品の研究開発に不可欠な定量および定性分析技術
〔key word〕抗体薬物複合体(ADC)、バイオアナリシス、バイオトランスフォーメーション、リガンド結合法、ハイブリッドイムノアフィニティLC/MS
●臨床における最新動向
・免疫チェックポイント阻害薬の有効性予測バイオマーカー
〔key word〕個別化がん免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、腫瘍ゲノム、腫瘍微小環境(TME)
・免疫チェックポイント阻害薬に対する耐性機序とその対策
〔key word〕免疫チェックポイント阻害薬、免疫チェックポイント分子、腫瘍微小環境、細胞傷害性T細胞、抗原提示細胞
・近赤外光線免疫療法ーー近赤外光感受性ADCとしての薬剤デザインを中心に
〔key word〕近赤外光線免疫療法(NIR-PIT)、近赤外光感受性抗体薬物複合体(ADC)、免疫原性細胞死、がん免疫
・炎症性腸疾患に用いられる抗体医薬品
〔key word〕炎症性腸疾患(IBD)、潰瘍性大腸炎、クローン病、生物学的製剤
・乾癬、アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患に用いられる抗体医薬品
〔key word〕乾癬、アトピー性皮膚炎(AD)、IL-17阻害薬、IL-23阻害薬、IL-4/IL-13阻害薬
・抗体医薬品の血中濃度モニタリング
〔key word〕抗体医薬品、薬物血中濃度モニタリング(TDM)、炎症性疾患、質量分析
・抗体医薬品によるインフュージョンリアクションなどの副作用の特徴とそのマネジメント
〔key word〕過敏性反応、インフュージョンリアクション、アナフィラキシー、感染、薬剤誘発性血小板減少症
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号特集は『特別企画 歯周炎を介した医科歯科連携のチームアプローチ』です.複雑化・多様化する疾病構造や医療ニーズに対して,地域歯科医院は今後どのように対応してゆくのがよいのか.その可能性の一端として,本特集ではさまざまな全身疾患と関連性が報告されている歯周炎を介した予防的な医科歯科連携についてご考察いただきました.明日からの臨床を考える一指針としてお役立てください.
【目次】
特別企画 歯周炎を介した医科歯科連携のチームアプローチ
座談会 補綴と矯正の転遷 2
シリーズ 歯科医学から見た骨免疫学の重要性ー「骨免疫学が紐解く歯科臨床の分子基盤」を読んでー 2
巻頭TOPIC カスタムディスクを用いたデジタル全部床義歯
天然歯を守る 98
エンド治療Q & A 2021 2
50年の臨床から紐解く歯周基本治療 〜症例で綴る患者さんとの歩み〜 2
わかればできる! 実践歯周外科 〜歯周組織再生療法編〜 2
矯正を臨床で生かす 11・完
最新のエビデンスとコンセンサスに基づく インプラント周囲疾患に対する理解とアプローチver.2021 2
明日からできるコンポジットレジン修復 6
ファンダメンタルエンドドンティクス 〜5-D Japanが提唱する歯内療法学の真髄〜 4
IOS時代の歯冠補綴 -最新メタルフリー歯冠補綴の潮流 11・完
コンポジットレジン修復 -器材・材料の選択基準と有効活用法ー 11
矯正治療と全部床義歯臨床の共通点と相違点 -矯正医と補綴医のトークセッション 7
TOPIC
「こんにちは! つのまち歯科です」-「生活の医療」としての歯科を確立するために 2
事例に学ぶ歯科保険請求 180
海外アカデミアへの挑戦を終えて スウェーデンから日本へ 2
静かな顔 11
経済学的視点から歯科業界を読み解く 35
文学を咀嚼する 10
歯とお金にまつわるあれこれ 2
【Conference & Seminar】
・わが国でアルツハイマー病(Alzheimer’s disease:AD )に代表される認知症を患われる方の数は数百万名にのぼり、社会損失は年間十数兆円に達し、われわれ国民の社会生活、経済活動にも重大な影響を及ぼしはじめている。
・2023年に日米で薬事承認されたレカネマブはADの進行を抑える効果がある。投与適否の診断には、 PETスキャン、副作用管理と安全使用にはMRIが重要であり。これらと血液バイオマーカー診断の組み合わせにより、認知症の超早期段階での治療が期待される。
・ADの治療薬が国民に行き渡るには、認知症疾患医療センターの充実をはじめとする医療の均てん化に加えて、 “認知症専門医”の充実は焦眉の急である。本特集では、 ADをはじめとする認知症に関する最先端の知見を、各分野のエキスパートの先生方に解説いただく。
■第1土曜特集 自然リンパ球の生理と病理
・はじめに
・ILCの分化ーーその起源と運命決定制御
〔key word〕自然リンパ球(ILCs)前駆細胞、運命決定、転写因子、IL-7、Notchシグナル、ILC-poiesis
・組織特異的なILCの多様性
〔key word〕組織特異性、自然リンパ球(ILC)、多様性、ILC局在
・1型自然リンパ球の多様性と生体内微小環境
〔key word〕ナチュラルキラー(NK)細胞、1型自然リンパ球(ILC1)、分化、多様性、微小環境
・ILC2と循環器疾患
〔key word〕インターロイキンー33(IL-33)、好酸球、アテローム性動脈硬化症、心筋梗塞、肺動脈性肺高血圧症(PAH)
・微小環境変化を敏感に感知するILC2--脂質メディエーター、ホルモン、神経伝達物質によるILC2の機能制御
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、脂質メディエーター、ホルモン、神経伝達物質
・ILC2の抑制機構
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、可塑性、抑制機構
・ILC2と疲弊
〔key word〕疲弊様ILC2、活性化による細胞死、慢性アレルギー炎症
・ILC2によるアレルギー性疾患の発症機構
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、上皮バリア、インターロイキンー33(IL-33)
・ILC2と寄生虫感染
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、寄生虫、原虫、蠕虫、免疫、サイトカイン、2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)
・ILC2と肥満
〔key word〕自然リンパ球(ILC)、2型自然リンパ球(ILC2)、肥満、脂肪組織、腸管
・気管支喘息におけるILC2の役割
〔key word〕気管支喘息、2型炎症、フェノタイプ、エンドタイプ、ステロイド抵抗性
・治療標的としてのILC2の可能性
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、ILC2標的治療、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
・感染防御に働き恒常性維持に重要な自然リンパ球
〔key word〕3型自然リンパ球(ILC3)、粘膜バリア、細菌叢、自然リンパ球(ILC)、感染防御
・ILC3による腸管上皮細胞のフコシル化誘導
〔key word〕3型自然リンパ球(ILC3)、フコシル化、腸管神経系(ENS)
・ILC3と代謝性疾患
〔key word〕腸管免疫、慢性炎症、インスリン抵抗性
・消化管ILCと消化器疾患
〔key word〕炎症性腸疾患(IBD)、自然リンパ球(ILC)、寄生虫、IL-22、神経免疫連関
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
1細胞解析の技術開発の最先端の状況と、日本で得られた1細胞解析での成果を解説!
●ヒトのような多細胞生物はさまざまな細胞から構成されており、リンパ球や線維芽細胞のように、同じように見える細胞でも、がん細胞の隣にいる場合と毛細血管の隣にいる場合とでは、遺伝子発現は異なります。
●具体的にどう異なるのか?この問いに答えることのできるレベルまで、ついにオミクス解析の技術レベルが向上してきています。
●本特集では前半を技術編とし、この技術開発の最先端の状況を紹介し、後半には応用編として日本で得られた1細胞解析での成果を紹介します。
【目次】
技術
1.1細胞エピゲノム解析技術開発の最前線
2.1細胞プロテオーム解析はどこまできたか
3.1細胞メタボローム解析の現状
4.ライブイメージングによる1細胞動態解析
5.組織切片の空間トランスクリプトーム解析
6.1細胞ゲノム解析で多様な細菌叢を捉える
7.電気化学的なケミカルイメージングによる実時間1細胞解析
8.1細胞トランスクリプトームデータの解析技術
9.国際動向─Human Cell Atlasプロジェクト
応用
10.感染症の1細胞解析
11.新型コロナウイルス感染症の1細胞解析
12.免疫系の1細胞解析による転写制御機構の予測
13.1細胞解析でがん免疫療法に迫る
14.百寿者免疫細胞の1細胞トランスクリプトーム解析
15.発生・再生研究における1細胞遺伝子発現解析の現状
16.1細胞解析からわかる循環器病態
17.精神疾患患者試料を使用した1細胞研究の現在
18.がん治療における薬剤応答性の1細胞解析