都市計画法が奈良県に適用されて今年で76年を迎えるが、この間の奈良県の都市づくりの歴史については県政史や市政史などによるしかなく、都市計画の観点から体系的にまちづくりの歴史を整理した書物はほとんど存在しない。その意味で、本書は、明治以降の奈良県のまちづくりに光を当てた数少ない書物の1つでもある。
ヒミコのヤマタイ国の後、大和王権が日本の中心となります。やがて日本に仏教が伝わり、厩戸王(聖徳太子)は仏教を中心とした国づくりを進めていきます。
「大和こそ本当に美しい国だ」はるか太古、日本武尊が死ぬ直前に奈良を讃えた歌を詠んでから、途方もなく長い年月が流れた。しかし、奈良は変わることなくその姿を保ち、旅人たちを迎え入れる。本書は、大好評『東京・江戸 地名の由来を歩く』に続く、地名シリーズ第三弾。未だ謎の多い奈良の地を著者・谷川彰英が丹念に歩き、ついにその歴史をつきとめた!「春日」、「飛鳥」、「忍阪」、「箸中」、「多武峰」、「国栖」…地名に宿る壮大な歴史物語とは。周辺地図、写真、折り込みマップつきで観光ガイドとしても最適。
どこよりも深くて長い「茶の湯とのかかわり」。奈良市および奈良県内の茶の湯の史跡を、古代から現代まで時代を追ってご紹介。ゆかりのある茶人や茶道具、エピソードについて、最新の情報を交えながら案内します。
時は戦国。大陰陽師・安倍晴明の末裔たる土御門家を“魔天の四天狗”を名のる魔物が襲撃、魔を滅ぼす霊剣・速秋津比売の剣を奪い去る。それは裏蘆屋の流れをくむ妖術師・果心居士の指図だった。果心居士は奸雄・松永久秀を操り、恐るべき陰謀を企てていた。霊剣を取り戻すため、土御門家随一の使い手・光子姫は、凄腕の伊賀忍び・疾風らに守られながら、久秀のいる多聞山城をめざすがー。新説・陰陽師物語、待望の第2巻。
復元大極殿がそびえる特別史跡平城宮跡の北、奈良県と京都府の境を東西にのびる奈良山丘陵には、平城京遷都以降、多くの瓦窯(がよう)がつくられ、宮殿や貴族の邸宅、興福寺・東大寺などの寺院の瓦をさかんに生産した。各窯の発掘調査から、瓦工房の実態を明らかにする。
仏教を信仰し、全国に国分寺を、奈良に東大寺を建てた聖武天皇。その愛用の品は今も正倉院に残っています。わかりやすくておもしろい、マンガで学ぼう、英雄の生涯。
古代遺跡と古墳の数々を行く、日本最古の道「山の辺の道」を歩く、万葉の時代からの里を訪ねる、世界遺産・吉野山の霊場を巡るetc.歴史ロマンあふれる30のコースを紹介。
大正五年、陸軍軍医総監の職を退いた鴎外は、一年半後、帝室博物館総長に任ぜられ、度々奈良に滞在する。在任中の歌で編まれた「奈良五十首」は、『明星』大正一一年一月号に一挙掲載されたもので、茂吉は「思想的抒情詩」と評し、石川淳はそこに鴎外晩年の「物理的精神的な軌跡」を見ようとした。総体としての五十首に込められた本当の含意とは。
古代には大和と呼ばれ、政治や文化の中心地だった奈良。葛城や飛鳥の古墳、王宮跡など30遺跡を新説とともに紹介。考古学の研究成果に「記紀」『万葉集』などの記述をふまえ、背後に展開した新たな古代世界を描く。
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