大和は日本の国の発祥の地である。それゆえ大和の国の神社は古い古い歴史の秘密をその体内に深く深く秘している。そしてその秘めたるものが祭りのときにその一端を見事にあらわにして、今の人間をして、かつてその重大なことがあった遠い遠い過去へと連れていくのである。
いにしえの都、奈良。奈良時代に国の中心であったその地には、今日の和食にみられる豊富な食材がすでに登場していた。今に息づく「大和の味」をNPO法人「奈良の食文化研究会」のメンバーが取材、奈良新聞の人気連載をまとめた第二弾!新しい奈良の食や施設も紹介。
未発表作品から代表作まで367点収録。大阪時代の「文楽」から「入江調」と親しまれた風景作品まで、奈良大和路に半生を捧げた写真家・入江泰吉の写真人生を辿る。
季節の移ろいを感じる道、毎日何気なく歩く駅へ向かう道、あの日あの時あの人と歩いた思い出の道。多くの人の、多くの歴史が重なって、いつかどこかで生まれた道を集めた写真エッセイ集。
本書は、74名の執筆陣が概説、地域編、コラム、データ編をそれぞれ分担執筆し、地形図や写真、図表などを駆使して、大和の歴史地理的事象をより分かりやすく解説したガイドブックである。
概説、地域編、コラム、データ編で構成、地形図や写真、図表などを駆使して、大和の歴史地理的事象をより分かりやすく解説したガイドブック。
「恋愛小説家」、という自分の肩書きを見て、今のような小説を書くのはやめようと思った。環境を変えるために東京を離れ、中学から3年前まで住んでいた街の、かわうそ堀に引っ越して、怪談を書くことにした。そうは決めたものの幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。取材が必要だと思い立ち、怖い体験をよく話していた中学時代の同級生に連絡をしてみる。それから奇妙なできごとに遭遇し、日常が少しずつ歪みはじめたー。
死の問題を考えつづけることは、生きることの意味、命の大切さを知ることです。宗教学者が死と生について若者にやさしく語る。