輝きはじめた女性農業者たち。日本の女性農業者は、いま大きな自己変革を遂げつつある。これまでの農業労働・人間関係を超えて環境保全・地域問題を担う主体へと。その道程を独自のジェンダーの視点から論述し、女性学に新たな領域を拓く労作。
近年、離婚件数の増加や晩婚・未婚化の進行により、ひとりで生きる女性の数は年々増えてきている。そこで、本書では、ひとり身の女性にはどのような問題点があり、それをどう解決してゆけばいいのか、また、生きてゆく上で一番大切なマネープランをどのように考えてゆけばいいのか、こういった点につき、女性の立場に立ち具体例を使って解りやすく説明する。
子どもから中年、高齢者まで、生物学的なメカニズムから予防まで、うつ病との関連から薬まで、現代人の抱える「抑うつ」にさまざまな角度からアプローチする。
女性が置かれている状況をビビッドに伝える数字があります。たとえば「女性の平均賃金は男性の約6割」のような統計数字。「婚姻可能な年齢16歳VS18歳」のような権利や義務をはっきりさせる法制度上の数字。そして「3歳児神話」のような世の中に流布するマユツバものの数字。その数字は何を語っているのか、まず考えてみてください。そこからあなたの女性学が始まります。キーナンバー56個をとおして学ぶユニークな女性学入門。
「どうしていつも私だけが悩むんだろう?」「自立?自立って…どういうこと?」「でも、しあわせになりたいのよねー」というあなたに、-自分のこと、結婚のこと、仕事のこと、家族のこと、そして介護のことまで、おんなのハッピーライフに役立つ知恵の宝箱。
愛され方、考え方、つき合い方…男にはわからない女の秘密。
本書は、毎日の食事としてごく身近にあるものを食べて、より健康になり、病気を治したいと願って作られたものです。科学的なデータにもとづく最新栄養学と、中国三千年の豊かな経験による漢方食養生、そして現代医学の知識を結集して一冊にまとめた“食”の総合医学百科です。
1980年代末からの10数年間に映画の中の女性像あるいは彼女を取り巻く人間関係は大きく変化した。それはこの時期に世界中に広まった男と女の価値観や幸福感の多様化、欲望や行動の変化、またそれを可能ならしめる情報や科学技術の発達などの反映にほかならない。本書では、約130本を10のテーマごとに製作年代順に並べた。映画を手がかりにして人間関係をジェンダーの視点から見た、映画学と女性学の境界線上の、まだ学問としては確立していない新しい分野の試みである。
日本のフェミニズム史の巨星山川菊栄が没したのは1980年、今からちょうど20年前のことである。1890年の生まれであるから、今年は菊栄生誕110年にも当たる。本書は、菊栄生誕110年、没後20年の記念事業の一環として出版するものである。
現代経済理論の最先端を紹介するとともに、現実経済への適用可能性を探る。
集団主義的な長期ストック型の画一的管理システムは、個人主義的な短期フロー型の柔軟な管理システムに変わろうとしている。一体どのようにしたら、個々人が生きがいや満足を感じる組織は実現するのだろうか。個人は企業組織のなかで、どのような働き方をすればよいのだろうか。その望ましいあり方を理論と実際の両面から模索することを目的にしている。
あなたは、他人のことを気にしすぎるシゾフレ人間?それとも、心の中が“自分”でいっぱいのメランコ人間?-こころを元気にする一番確実な方法は“こころの正体”を知ることです。本書は、日常の行動・思考パターンを心理学的に分析して、タイプ別に対人関係や恋愛の悩み・不安によく効くアドバイスを贈ります。本当の自分を見つめ直し、新しい魅力を発見しましょう!文庫オリジナル。
女性の場合は、ターニングポイントになる更年期をいかにすごすかで、その後の体調に大きな影響が出てきます。40歳をすぎてから、急に食習慣や生活習慣を改めようとすると、かなりのストレスになります。40歳になっときには、知的な大人のダイエットのテクニックと、若さと健康を保つために欠かせない栄養素がとれる料理のレパートリーがたくさんあるようにしておけば、こわいものなしです。この本は、準備と更年期の両方の女性のために、全員女性のスタッフで作りました。
霊長類学、免疫学、生態学など、生物科学が情報科学と接合されるー。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける“無垢なる自然”を解読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。
21世紀を目前に、女性の人権と男女平等にとって重要な法律が相次いで成立した。男女共同参画社会基本法、児童買春・児童ポルノ禁止法、そして男女雇用機会均等法、労働基準法、労働者派遣法の改正…一方で、経済・社会の構造変化によって、経済の論理と人権との対抗関係がはっきりしてきたことにも、注意すべきである。「規制緩和路線と男女平等の綱引き」で、男女平等に綱をたぐり寄せていくためには、どうすればよいか。新世紀を迎え、女性と法の関係も大きな転換点にさしかかっている。ジェンダーの視点から法と社会を読み解き、新しい方向を提案する。