他人から学ぶだけではなく、疑い、問い、そして自らを表現することが、とりわけ女性にとって、いま必要なのではないか。日頃感じている憤懣や疑問を大事にしつつ、自己の経験を問い直すこと。これが女性学の出発点である。ウーマンリブから20年、日本の女性学の創始者が書き下ろしたテキスト決定版。
“女性学公開講座”を重ねている著者が、「女性の社会進出と相まっておこってきた「女性学」を“女性視点”からとらえ、これまでの性差別の問題を浮き彫りにし、実践例をふまえて、これからの方向を問い直す。」
知・遊・美に拡大していく女性ニューシングルズの消費行動が、日本の社会構造を変える。
本書は、中都市における既婚女性を中心に、現代日本における女性のスポーツ参与を分析し、彼女らのスポーツ参与を規定している社会的諸要因について検討した研究書である。
ユーモアセンスをくすぐり、知識欲を満たしてくれるアメリカ発のうんちく本。
女性の職業進出はさらにすすみ、働き方も多様化してきた。「仕事も、家庭も、地域も」と、女たちの果敢な挑戦は続く。本巻では、1985年から1990年の間に出版された図書の中から、女性と仕事に関する文献を収録、紹介した。
女のウソには“毒”があり、へたに飲み込むと、殺されないまでも、感覚がマヒしてひどい目にあう。それなのに、お人好しの世の男たちは、相も変わらず女のウソはかわいいだとか、たまにはだまされてみたいなどと、呑気なことを言っている。だが、全身に毒がまわって、身動きがとれなくなってから、「しまった!」と言っても、もはや手遅れなのである。この本が、女のウソを見抜く“解毒剤”になってくれることを心から祈っている。
わが国への家族療法の導入から今日の隆盛にいたるまで、常に先頭にたって主導してきたのが、監修者である。本書は監修者の許でどのように家族療法の研修を積み、また各臨床現場に戻ってその成果をいかに実践に活用し、どんな展開をしているかを、それぞれ事例によって示したものである。
品よく、明るく、ここちよく…。誰からも愛され、生き方上手になるファッションのセオリー、センスの磨き方をYUKISABUROからあなたに-。
近ごろ、かわいい女・賢い女をとんと見かけなくなってしまった。その理由を社会心理学的に分析すると、女の“浅知恵”が、男の“悪知恵”を押さえつけているということになる。この本では、女が忘れてしまった“かわいらしさ”を、男のちょっとした“悪知恵”で女に取り戻させていくテクニックを紹介する。
国際化時代を迎えようとしている今日、そして人々の価値観も多様化しつつある現在、あらためて平等とはなにかを探求することが重要である。本書は、このような平等論のなかでも、最近活発な展開をみせており、かつその重要な分野をしめる男女平等論の体系化を試みたものである。
経済的自立をめざす女性が増えた現代。でも、住宅ローンに光熱費、子供の学費など、家計費も混ざった「女の財布」はなかなかふくれない。では「男の財布」と共存共栄できる豊かな「女の財布」はどうしたら手に入るのか?これからは、支出を節約する家計簿的な発想でなく、時には上手に借金しながら収入を増やす財テク的金銭感覚が大切。「お金儲けの神様」邱永漢がとっておきのノウハウを楽しく分かりやすく解説する。