空知英秋のコミックに基づくSF人情コメディ・アニメの劇場用長編。パラレルワールドの江戸の町で、何でも屋・万事屋を営む銀時たち。彼らの元に妖刀“紅桜”を巡る依頼が舞い込み、巨大トラブルへと発展していく。
※下記特典は終了いたしました※
楽天ブックスオリジナル特典:オリジナルマウスパッドプレゼント!
【対象期間】予約開始〜2010年12月15日23:59 ご注文分まで
※特典数満了次第、終了となりますのでご了承ください。
現政府に文句があるなら、勝手に独立国家をつくっちゃえばいい。匿名化したシステムとは戦わない。何も破壊しない。ただ、歩きかたを変えること。視点を変えること。そして、思考しつづけること。それだけで世界はまったく別の相貌を見せ始める。路上生活のエキスパートたちに教えを請い、歌うように、踊るように、DIYで国をつくった男が語る、いまここにある希望。
単に、人生を描くためなら、地球に表紙をかぶせるのが一番正しいー誰もが無頼派と呼んで怪しまぬ安吾は、誰よりも冷徹に時代をねめつけ、誰よりも自由に歴史を嗤い、そして誰よりも言葉について文学について疑い続けた作家だった。どうしても書かねばならぬことを、ただその必要にのみ応じて書きつくすという強靱な意志の軌跡を、新たな視点と詳細な年譜によって辿る決定版評論集。
2005年と2008年の“ジャンプアニメツアー”で上映された空知英秋原作の人気アニメ『銀魂』のスペシャル・アニメーションをパッケージ。「白夜叉降誕」と、「何事も最初が肝心なので多少背伸びするくらいが丁度良い」の2話を収録。
白痴の女と火炎の中をのがれ、「生きるための、明日の希望がないから」女を捨てていくはりあいもなく、ただ今朝も太陽の光がそそぐだろうかと考える。戦後の混乱と頽廃の世相にさまよう人々の心に強く訴えかけた表題作など、自嘲的なアウトローの生活をくりひろげながら、「堕落論」の主張を作品化し、観念的私小説を創造してデカダン派と称される著者の代表作7編を収める。
家具職人の壱晴は、毎年十二月の数日間、声が出なくなる。原因は過去にあったが、誰にも話さず生きてきた。一方、会社員の桜子は困窮する実家を支え、恋とは縁遠い。二人は知人の結婚式で偶然出会い“一夜”を過ごすが、後日、仕事相手として再会し…。欠けた心を抱えた二人が戸惑い、傷つきながらも歩み寄っていく道のりの痛みと温もり。他者と共に生きることのいとおしさに満ちた傑作長編小説。
なぜ、それが“物語・歴史”だったのだろうかー。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦闘の中から、凛然として屹立する、“大いなる野性”坂口安吾の“物語・歴史小説世界”。
戦後間もないある夏、詩人・歌川一馬の招待で、山奥の豪邸に集まったさまざまな男女。作家、詩人、画家、劇作家、女優など、いずれ劣らぬ変人・奇人ぞろい。邸内に異常な愛と憎しみが交錯するうちに、世にも恐るべき、八つの殺人が生まれた!不連続殺人の裏に秘められた悪魔の意図は何か?鬼才安吾が読者に挑んだ不滅のトリック!多くのミステリ作家が絶賛する、日本推理小説史に輝く傑作。第2回探偵作家クラブ賞受賞作。
みじかななぜ?どうして?が物語+図解でわかります。対象年齢:3才〜小学校低学年。よみきかせるなら3才から。自分でよむなら6才から。
“都市の幸”で暮らす。そのとききみは、政治、経済、労働、あらゆるものから解放され、きみ自身にしかできない生活を獲得するだろう。
「人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない」第二次世界大戦直後の混迷した社会に、戦前戦中の倫理観を明確に否定して新しい指標を示した「堕落論」は、当時の若者たちの絶大な支持を集めた。堕ちることにより救われるという安吾の考え方は、いつの時代でも受け入れられるに違いない。他に「恋愛論」「青春論」など、名エッセイ12編を収める。
桜の森の満開の下は怖ろしい。妖しいばかりに美しい残酷な女は掻き消えて花びらとなり、冷たい虚空がはりつめているばかりー。女性とは何者か。肉体と魂。男と女。安吾にとってそれを問い続けることは自分を凝視することに他ならなかった。淫蕩、可憐、遊び、退屈、…。すべてはただ「悲しみ」へと収斂していく。