「君が代」でも詠われているとおり、コケは日本人にとってなじみ深い植物の代表格であり、苔庭や園芸など生活から趣味の世界にまで幅広く利用してきた。しかし、コケそのものの種類や生態となると、正直、知らない方のほうが圧倒的に多いだろう。本書では、コケの基礎知識から見分け方、そしてコケとのじょうずなつきあい方までを、豊富な写真とともに解説していく。
紫竹昭葉さんが63歳から始めた夢の庭づくり。20年の歳月をかけて、訪れる人誰もがしあわせに包まれる、奇跡のナチュラルガーデンになりました。さあ、北海道・十勝平野に輝く、紫竹ガーデンの四季をごいっしょに歩きましょう。
個性あふれる12ガーデンを徹底紹介。モデルコース付。
2020年、京都(帝国)大学工学部建築学教室は創立100周年を迎えた。途切れなく「建築学」のもとに集った研究者・建築家たち。初代教授・日比忠彦からはじまる16人のレジェンドの足跡を辿りつつ、持続可能な未来の礎となる建築を築くためこの100年を振り返る。
身近な材料でつくる自然風の庭づくり。100余種の庭木や下草の選び方から、地割り法、石や石灯籠、手水鉢の据え方、池、つくばい、のべ段、生け垣、芝生などのつくり方や管理法、庭木の植え方や手入れ法、ふやし方まで、我が家の庭を自分でつくる手順や施工の秘訣をわかりやすく詳解。
皇居東御苑の草木帖とスケッチ。植物や遺跡を、焦点を絞ってより楽しんで散策できるように大きく6つの区域に分けそれぞれの特徴をわかりやすくした。植物の姿や種の近い仲間同士の違いや季節の移ろいによる楽しみ方ができるように工夫している。
宇宙を把握しようとする試みから生まれた科学と芸術は、古来より渾然一体となって発展してきた。両者のクロスオーバーに着目することで、人間の新たな可能性を探る。未来を開く14の視座。
これまで長く続いてきた環境美化一辺倒ともいえる植栽のあり方はいま終わりを告げようとしている。本書は木を植えることの新たなる価値観と方向性を示唆し追及する。
ある日、エリザベートから蒸気機関の更なる活用について相談が持ちかけられ大忙しに!またもや働きづめとなったメリアは、スローライフに舞い戻るため密かにある計画を企てる。しかし、計画は思うようにいかず…遠のくスローライフ。異世界ワーカーホリック・ファンタジー第2弾!
結んだものは解け、解いたものはまた結べる、持続可能な文明の象徴、垣根と土塀の作法集。
全国各地で活躍する作庭者が発見した郷土の石積を満載する石積作法集。石垣畦・城石垣・腰積その他各種掲載。
現代くらい、緑が求められている時代も、これまであまりなかったと思われます。確かに理屈抜きで、生活の周辺に緑の少ないことは、味気ありません。だからこそ、緑づくりに人々が精を出すのでしょう。造園辞典のように広い意味での造園関係の言葉を集大成したものは、立派なものがあります。しかし、庭づくりの場所、いわゆる、現場で使ったりするような言葉だけを集めた簡単な用語集というものは、あまり見受けません。そこで、この本を企画したのです。