作家・井沢元彦が、「古寺歩きのツボ」をやさしく伝授!古寺を歩くことは、日本の歴史にふれ、日本を知ること。仏教をはじめ、古寺の三つのポイントー仏像、建築、庭園の基礎知識から探訪のマナーまで、歴史に通じた著者ならではの解説で、楽しく深い古寺歩きの知識が得られます。
桃山時代から、江戸時代初期にかけて、キリスト教宣教師の布教活動や南蛮貿易によって、日本に伝えられた西欧文化が日本の庭園、建築、茶道などに、どのような影響を与えたのか、具体的に例をとりあげつつ、「近世疑洋風建築」といった新しい視点から論考する意欲作。
日本の「植物学の父」牧野富太郎博士が「我が植物園」として住み、愛したゆかりの地、練馬区立牧野記念庭園。現在も約300種を越える草木が植栽されており、植物の楽園として知られている。その全貌と四季折々の植物群を豊富なカラー写真と文章で紹介。
マイセン磁器の究極の美をここに集成。マイセン窯、開窯300年記念出版。
ヨーロッパ、アジア、オセアニア、北アメリカのミラクル庭園総まくり。訪れるときに便利、各庭園の詳細情報掲載。
自然をそのまま生かし、果てしなく開くことを志向する英国庭園は、英国の政治史・思想史・文学史とからみあいながら発達してきた。そして現在、庭園のあり方は、限られた地球でいかに人間が自然環境とともに生きていくかという問題に視点を提供する。
父親を助けるために、青幇と呼ばれる秘密結社とも関わりのある上海いちの高級レストラン「百花酒店」の主人・丹玲に身を差しだすことになった春蘭。美しいが横暴な丹玲に反発するものの彼の手腕に心も体も乱され、丹玲を愛し始める春蘭だったが、彼は愛を信じない冷酷な男。それならせめて体だけでも繋がっていたいと一途に思い続けることを誓うが、やがて黒社会のしがらみが容赦なく襲いかかり…。
ジュエリーの既成概念を解体し、コンセプチュアルに、ときにユーモラスにアートとして昇華させる、コンテンポラリー・ジュエリー界の第一人者オットー・クンツリ。1960年代の初期作品から、本展のために制作された、最新作を含む約200点をこの1冊に収録。世界巡回展を締めくくる2015年東京都庭園美術館公式カタログ。
歴史を動かし人をつないだバラの魅力を美しいボタニカルイラストとともに。英国王立園芸協会によるバラの「歴史と文化」。
本書のねらいは、芸術としての風景デザインを他の分野と共に目指しつつも、造園家として参加するための、心構えをつくる理論を示すことにある。第一部では一般的理論を扱い、第二部では日本庭園の伝統を通じて、より具体的に理論を展開している。
七代目小川治兵衛ー屋号「植治」(1860-1933)。平安神宮神苑、無鄰菴、円山公園を手がけるなど、近代日本庭園を先駆し、自然の景観と躍動的な水の流れを組みこんだ作庭で名高い植治。いまにつづく、その時代と生涯を丹念に描く、長編小説1700枚。
近代ランドスケープとはいかなるものか。ランドスケープアーキテクトたちが闘い続けてきたテーマを、現代の眼で検証する。