精選した50余の寺社をわかりやすい英語で説明。京都の寺社は日本人の美意識の源泉地であり、日本美のミュージアムだ!
豊富な造園設計・施工の経験を持つ著者が、その長年の経験をもとに自然風庭園の設計・施工のプロセスなどを公開する。
初の自伝執筆中、突如訪れた噺家生命の危機!六代目三遊亭円楽が、肺がん、脳腫瘍、二度の大病と、退院直後の母親の死を経て悟った死生観、落語の新境地を初告白!
造園・造景芸術の巨匠ブーレ・マルクス(1909-1994)の思想と偉業をめぐる、論考とインタビューの集成。
20世紀末の論考と20世紀前半の小論が呼応し、魅力的な近代ランドスケープの世界を紡ぎだす。建築家、ランドスケープアーキテクト必携の書。
建築のどこに目を向けるのか。建築の優れた意匠、そこにある歴史背景を知ることによって、「建築」のおもしろさ、楽しさを感じることができる。この本は単なる建築案内書ではなく、京都の建築を例にして語った、建築を「楽しむ」ための案内書である。
七代目小川治兵衛(一八六〇〜一九三三)作庭家。山縣有朋の無隣庵、住友春翠の慶沢園など後世に受け継がれる名園を作庭した七代目小川治兵衛(屋号植治)。「眺める庭」から「五感で味わう庭」への転換を図り、時代を越えて愛される近代日本庭園文化を創り上げた。作庭家でもある著者が語る近代京都と植治の物語。
「左甚五郎」は、名人がその名を隠して棟梁政五郎の身内となり三井家のために大黒像を彫り上げるが、その間の天才奇才ぶりの描写が笑いを呼ぶ。「一つ穴」は、本妻が権助に旦那を尾行させて妾宅を突き止め乗り込むという、いかにも落とし噺らしい噺。
昭和の名人・六代目三遊亭圓生の映像大全。TBSにて放送された『落語研究会』の中から、1966年収録の貴重なモノクロ映像、逝去3日前に行なわれた口演までを厳選収録する。繊細で自在な圧巻の噺を堪能できる。
駆除にてこずる厄介者とされる雑草。しかし環境や種類によっては有用なことが多くある。歴史的に薬や食材として利用され、生態系のなかで大切な役割も担ってきた。雑草について様々な視点から切り込む。カラー図版約100点。
絶頂期の録音で、芸に対する自信がひしひしと伝わる。『鰻のたいこ』は八代目文楽の十八番として知られるが、圓生は野だいこの一八が例の客に会うまでの過程をカットせずに演じている。文楽と圓生の、噺の刈りこみ方の違いがわかって面白く聴ける。
三遊派正統の伝承者と言われた昭和の名人・三遊亭圓生、没後30年記念の集大成シリーズ下巻。1970年代に収録された落語映像の最高峰たる古典ネタの数々がここに蘇る。「文七元結」はじめ、完熟した至芸を満載。